02 仕様書案[PDF:212KB]

博覧会旅行動向調査等実施委託業務 公募型プロポーザルに係る仕様書
1 委託業務名
博覧会旅行動向調査等実施委託業務
2 業務の目的
高知県では、大政奉還 150 年にあたる平成 29 年、明治維新 150 年にあたる平成 30 年の2年間
にわたり、本物の歴史資源を中核とした観光振興を目的に、観光博覧会「志国高知 幕末維新博(以
下「博覧会」という。
)
」を開催し、本県への誘客を図ることとしている中、全国への情報発
信が非常に重要になると考えている。
本業務においては、大政奉還 150 年及び明治維新 150 年に対する全国の興味や関心の傾向、博
覧会や観光素材の認知度、興味や関心の傾向など、国内旅行者の動向についてアンケート調査を
実施し、調査結果等を新聞やテレビ、Web等のメディアを活用して全国に情報発信を行うこと
を目的とする。
なお、アンケート調査の結果については、個人が特定されない範囲で、博覧会や本県への誘客
対策を検討するための基礎資料として活用していくものとする。
3 委託期間
委託契約締結日から平成 29 年 3 月 31 日まで
4 委託業務の内容
(1)国内旅行者の動向調査の実施(一次調査)
ア 調査時期
平成 29 年 1 月~平成 29 年 2 月頃
イ 調査方法
あらかじめ抽出した全国のモニターを対象としたアンケート調査
※調査方法は提案による。
(例:対面調査、書面調査、インターネット調査 など)
ウ 調査対象者の選定及び条件
全国の 20 歳以上の男女を対象とし、男女比、年齢構成、居住地のエリアに極端な偏りが生じ
ないよう、モニターを抽出すること。
エ 調査サンプル数
2,000 件以上
オ 調査項目の設計
本業務は、調査をはじめとする一連の業務を通じて大政奉還 150 年及び明治維新 150 年を全
国に訴求するとともに、博覧会や本県の観光への注目と興味や関心を醸成しつつ、誘客対策
検討の基礎資料を得ることができる設問項目を設計すること。
(2)調査結果の全国への情報発信
ア 情報発信の時期
平成 29 年 3 月頃
イ メディア露出について
①「大政奉還 150 年、明治維新 150 年」と、
「幕末維新期の本県出身の偉人」や「志国高知 幕
末維新博の取組」などを関連付けた記事又はプレスリリース等(以下「記事等」という。
)を
作成し配信すること。記事等の作成にあたっては、社会情勢や流行等を踏まえて、話題化に
繋がる内容とすること。
②新聞全国紙 2 紙以上、地方紙 20 紙以上、Webメディア 15 件以上に記事等を配信し、幅
広く全国に露出を図ること。
また、ニュースサイト等への関連記事の掲載など、発信する情報の確実な露出と拡散方法
を提案し実行すること。
(3)新聞記事等の読者を対象にした調査の実施(二次調査)
ア 調査時期
平成 29 年 3 月
イ 調査方法
読者を対象としたアンケート調査
※調査方法は提案による。
(例:対面調査、書面調査、インターネット調査 など)
ウ 調査サンプル数
10,000 件以上
エ 調査項目の設計
読者の感想等、率直な意見を反映することが可能な設問項目を設計すること。
(4)成果品について
ア 一次調査報告書
①上記4(1)の業務における調査データ、集計結果等をまとめた報告書を提出すること。
②報告書は、紙媒体を5部及び報告書データ・調査データ等の電子ファイルを格納したCD
-R又はDVD-Rにより1部提出すること。
③調査終了後 14 日以内に、高知県観光振興部観光政策課に提出すること。
(郵送可)
イ メディア配信資料
①上記4(2)の業務における記事等の電子ファイルなど、メディア配信を行った資料を提
出すること。
②資料は、電子ファイルを格納したCD-R又はDVD-Rにより 1 部提出すること。
ウ 二次調査報告書
①上記4(3)の業務における調査データ、集計結果等をまとめた報告書を提出すること。
②報告書は、紙媒体を5部及び報告書データ・調査データ等の電子ファイルを格納したCD
-R又はDVD-Rにより1部提出すること。
③平成 29 年 3 月 31 日までに、高知県観光振興部観光政策課に提出すること。
(郵送可)
5 業務上知り得た情報の秘密保持について
本業務の受注者及び業務従事者は、本業務において知り得た情報を第三者に漏洩し、開示して
はならない。このことは、本業務終了後においても同様とする。
6 その他
(1)本業務により生じた成果品(調査分析結果、本業務により配信した記事等)については、原則
として発注者に帰属するものとし、発注者の事業の運営、広報等のために必要な範囲内で利用が
できるものとする。ただし、発注者に著作権を帰属させることができない文章、画像等の利用に
ついては、その都度、発注者と受注者で協議するものとする。
(2)本業務の受注者は業務を実施するにあたり、発注者と十分な調整を行うこと。
(3)本業務を円滑に遂行するため、発注者は受注者に対して、業務の進捗状況について報告を求め
ることができる。
(4)この仕様書に定める事項について疑義が生じた場合、又はこの仕様書に定めがない事項につい
ては、必要に応じて、発注者と受注者が協議の上、定めるものとする。