熊本県内でガス漏えい火災事故(軽傷 3 名)が発生しました

平成 29 年 1 月 6 日
[LP ガス]熊本県内でガス漏えい火災事故(軽傷 3 名)が発生しました
平成 29 年 1 月 3 日(火)に熊本県内の露店でガス漏えい火災事故(軽傷 3 名)が発生しました。
1.事故の概要
平成 29 年 1 月 3 日(火)に熊本県内の露店でガス漏えい火災事故が発生しました。これを受け、
高圧ガス保安法に基づき、同月 5 日(木)、同店に液化石油ガスを販売している事業者(藤木
商店)から熊本県を通じて九州産業保安監督部に報告がありました。事故の詳しい状況は以下の
とおりです。また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので併せてお知らせし
ます。
【掲載箇所】
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/citygas/detail/gas_accident.html
事故発生日時:平成 29 年 1 月 3 日(火) 午前 9 時 34 分頃
事故発生場所:熊本県
人 的 被 害:軽傷 3 名
物 的 被 害:調査中
事 故 概 要 :熊本県内の寺社の境内で、露店の店員 3 名が軽傷を負うガス漏えい火災事故が
発生しました。原因は、LPガス消費中に店員が誤ってLPガス容器に接続していた
調整器を外し、漏えいしたガスが付近のストーブの火に引火したものと推定されま
すが、現在詳細調査中です。
供 給 事 業 者:液化石油ガス販売事業(質量販売*))
*)販売先に設置したガスメーターにより計量した使用量(体積量)に応じて課金する販売形態
ではなく、容器に充てんした液化石油ガスの重量に応じた金額で売り切る販売形態。
ガ
ス
種:液化石油ガス(LP ガス)
機 器 分 類:調整器
(参考情報)
製
造
型
製
者:調査中
式:調査中
造
年:調査中
2.注意喚起について
○質量販売で液化石油ガスを購入し使用する場合には、液化石油ガス販売事業者から取扱いの
説明を十分に受け、それに従って使用するようにしてください。
○屋台等の移動設備で液化石油ガスを使用する場合は、日常的にボンベ、調整器、ゴム管等の
消費設備の点検を行い、容易に着脱しないよう確実に取り付けてください。
また、水平で、かつ、上から物が落ちるおそれのない場所に置くなど、ボンベの転倒防止措置を
確実に行ってください。
○ガスの臭いを感じたら、直ちに緊急連絡先(液化石油ガス販売事業者又は保安機関)へ連絡し
てください。
・ 使用中の火気は全部消してください。
・ 火気は絶対に使用しないでください。
・ 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
・ 窓や戸を大きく開けてください。
・ ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
・ 液化石油ガスは本来臭いがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、付臭して
あります。
○LP ガス容器が不要となった際は、液化石油ガス販売事業者に処分を依頼して下さい。
○ガスの消費設備を使用した際、異常を感じた場合は使用を中止し、速やかに製造メーカー又は
液化石油ガス販売事業者へ連絡してください。
○当省 HP にガス事故防止のための様々なパンフレット等を掲載しています。是非御覧ください。
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/lpgas/detail/lpghoansyuuchi.html
(本発表資料のお問い合わせ先)
商務流通保安グループ ガス安全室長 田村
担当者:齋藤、片桐、大胡田
電 話:03-3501-1511(内線 4931~7)
03-3501-1672(直通)
03-3501-6544(FAX)