週刊日本株レポート - 朝日ライフアセットマネジメント

週刊日本株レポート (1/4~1/6)
(8/8~8/12)
~海外株市場の上昇や円安ドル高の進行を受けて、堅調な展開~
2017年1月4作成
1.日米株式と円/ドルの推移
<円/ドル>
<米国株>
<日本株>
円
ドル
22,000
20,000
日経平均
125
NYダウ
115
18,000
18,000
16,000
14,000
16/01 16/03 16/05 16/07 16/08 16/10 16/12
円/ドル
120
19,000
20,000
円
110
17,000
105
16,000
100
95
16/01 16/03 16/05 16/07 16/08 16/10 16/12
15,000
16/01 16/03 16/05 16/07 16/08 16/10 16/12
(注)チャートは過去1年
単位
日経平均
NYダウ
円/ドル
円
ドル
円
2016/12/30
(前年末)
19,114.37
19,762.60
116.96
2016/12/30
(前月末)
19,114.37
19,762.60
116.96
過去3年高値
水準
日付
20,952.71
2015/6/24
19,987.63
2016/12/20
125.86
2015/6/5
2016/12/30
(前週末)
19,114.37
19,762.60
116.96
過去3年安値
水準
日付
13,885.11
2014/4/11
15,340.69
2014/2/5
99.02
2016/6/24
過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成
2.日本株市場 先週の振り返り
~年末の薄商いの中、米国株市場の下落や円高ドル安の進行などを受けて下落~
明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が▲313.30円(▲1.61%)、TOPIXが▲25.21ポイント(▲1.63%)とな
り、年末の薄商いの中、米国株市場の下落や円高ドル安の進行などを受けて下落しました。業種別(東証33業種)にみる
と、精密機器、その他製品、医薬品など5業種が上昇する一方、ゴム製品、鉱業、証券・商品先物取引業など28業種が下落
しました。
週明け26日の日本株市場は、年内最終週となり国内外とも市場参加者が限られる中、円高ドル安の進行などを受けて下落
して始まりました。その後週央にかけて揉み合う展開となった後、週末にかけては、米国の中古住宅販売仮契約(11月)
が市場予想を大きく下回ったことなどを受けて、米国株市場が軟調に推移したことや、一時116円近傍まで円高ドル安が進
行したことなどから、日本株市場も下落しました。
3.今週の主な予定
日程
曜日
国・地域
1月4日
Wed
日本
1月5日
Thu
米国
1月6日
Fri
米国
項目
前回
大発会
ADP雇用統計
12月
ISM非製造業景況指数(総合)
12月
57.2
貿易収支
11月
-426億㌦
非農業部門雇用者数変化
12月
178千人
失業率
12月
4.6%
製造業受注指数
11月
2.7%
日本
決算発表 : 1/5 良品計画 1/6 スギホールディングス
米国
決算発表 : 1/5 モンサント
216千人
決算発表予定 他
4.日本株市場 今週の見通し
※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成
~海外株市場の上昇や円安ドル高の進行を受けて、堅調な展開~
今週の日本株市場は、昨年が中国株市場の急落等を受けて大幅下落で始まったことから海外金融市場の動向には注意を要
するものの、①海外株市場が中国の財新製造業PMIや米国のISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことなどを背景に
上昇して始まったこと、②シカゴIMM通貨先物の投機筋のポジションをみると、ユーロショートから円ショートへシフト
する動きが強まるなど、当面円安ドル高基調が続く可能性が高いこと、③2017年は、フランスやドイツ等で選挙が相次
ぐ欧州や政権交代が行われる米国に比べ政治的な安定感が際立つ日本に対し、投資資金の流入が期待できること、④日銀
は昨年最終週も3日間ETF(指数連動型上場投資信託受益権)の買入れを行うなど、日本株の下値をサポートする姿勢に
変化がないことなどから、堅調な展開を予想します。
その他の注目材料として、週末に発表される米国雇用統計が挙げられます。
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号
加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会
URL:http://www.alamco.co.jp
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