15.上水道 運用指標(Operation Indicator)

15.上水道
運用指標(Operation Indicator)
区 分
指 標 名
指標作成方針・方法
ターゲット
目
的
備
考
事業実施エリア
基本
基本
給水人口(人)
上水道により給水を受けている人口
Population Served
毎年ベース
給水量(M3/日)
一日最大給水量=(年間の一日給水量のう
Amount of Water Supply
ち最大のもの)
実施機関と協議
実施機関と協議
上水道事業の運営状況の基本
上水道事業の一般的効果の発現状況を把握
的把握
するための基本的効果指標でもある。
上水道事業の運営状況の基本
上水道事業の一般的効果の発現状況を把握
的把握
するための基本的効果指標でもある。
一日平均給水量=(年間総給水量)÷(年間
日数)
毎年ベース
施設利用率(%)
施設利用率(最大)=(一日最大給水量)÷(施
浄水場の整備を行なう事業にあっては当該
Rate of Facility Utilization
設能力)×100
浄水場に関し併記する。
施設利用率(平均)=(一日平均給水量)÷(施
設能力)×100
基本
無収率(%)
(無収水量;料金徴収の対象とならなかった
Unaccounted-for Water Rate
水量)÷(給水量)×100
有収率(%)
(有収水量;料金徴収の対象となった水量)
料金徴収改善対策、
漏水対策を行なう事業に
Accounted-for Water Rate
÷(給水量)×100
おいては効果指標ともなる。
実施機関と協議
上水道事業の運営状況の基本
(無収水量)+(有収水量)=(給水量)
的把握
(無収率)+(有収率)=100(%)
毎年ベース
補助
漏水率(%)
(漏水量)÷(給水量)×100
Leakage Rate
毎年ベース
実施機関と協議
送配水施設等の維持管理状況
漏水対策を行なう事業においては効果指標
の評価
となる。ただし、一定の精度をもって把握す
ることが困難な場合は、
無収率を代用指標と
することができる。
補助
取水量(M3/日)
最大取水量=(年間の一日取水量のうち最
Amount of Water Intake
大のもの)
実施機関と協議
水源の確保状況の評価
もっぱら水源開発を行なう事業の運用指標
となる。
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平均取水量=(年間総取水量)÷(年間日数)
毎年ベース
補助
水質
水質項目に係る数値
水質基準の達成・
浄水施設等の維持管理状況の
水質改善を行なう事業においては効果指標
Water Quality
毎年ベース(季節等によって変動が考えら
維持
評価
となる。
れる場合は季節ベース等)
検査箇所(浄水場の出口、給水栓等)を明ら
かにしておく。特定項目、代表的項目、各項
目をもとにした基準合格率等、
適宜事業の性
格に応じ指標を選定する。
効果指標(Effect Indicator)
区分
指 標 名
指標作成方針・方法
ターゲット
目
的
備
考
事業実施エリア
基本
(給水人口)÷(区域内人口)×100
水道普及率(%)
Percentage
of
Population
実施機関と協議
毎年ベース
上水道事業の一般的効果の発現状
国、地域によって意味が異なるため、
況の把握
定義を明らかにしておく。
Served
(参考)共同井戸など水道以外による
給水も普及に数えている場合等があ
る。
補助
一人当たり給水量(L/人・日)
一人一日最大給水量=(一日最大給水量)÷
Water Supply Per Capita
(給水人口)
実施機関と協議
生活水準向上の状況や節水対策の
生活用水を対象とする節水対策を行
効果発現状況の評価
なう事業の場合、用途別の区分が可能
一人一日平均給水量=(一日平均給水量)÷
であれば生活用の一人当たり給水量
(給水人口)
とすることが望ましい。
毎年ベース
補助
補助
地盤沈下量(Cm/年)
地下水の汲み上げに伴う地盤沈下の量
Land Subsidence
毎年ベース
料金収入
水道料金を通じての事業実施者の収入
Revenue on Water Supply
毎年ベース
実施機関と協議
地盤沈下防止対策の効果発現状況
の評価
実施機関と協議
料金徴収改善対策の効果発現状況
の評価
行政区全体
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補助
(給水人口)÷(行政区域内人口)×100
水道普及率(%)
Percentage
of
Population
実施機関と協議
毎年ベース
Served
上水道事業の一般的効果の発現状
事業実施エリアの水道普及率に係る
況の把握
区域内人口が行政区域内人口に一致
しない場合は、後者に対する普及状況
も把握することが望ましい。
ターゲットに達しないことが、必ずし
も評価の低下に繋がるものではない。
(参考)日本では、行政区域内人口に
対する給水人口の割合を水道普及率、
計画給水区域内人口に対する給水人
口の割合を給水普及率と定義し、区分
している。
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