生活自立・仕事相談センターだより

第1号(平成27年10月発行)
発行:さいたま市保健福祉局福祉部生活福祉課
:048-829-1846/
:048-829-1961
:[email protected]
生活自立・仕事相談センターだより
生活自立・仕事相談センターの概要
生活自立・仕事相談センターは、生活困窮者自立支援法の施
行に伴い、各区役所の福祉課に設置した、生活困窮者のための
相談窓口です。
生活困窮者とは、生活保護が必要な、いわゆる「要保護状態」
の一歩手前の段階にある方のことです。
生活自立・仕事相談センターでは、就労、住まい、債務に関
することなど、生活困窮者からの相談を包括的に受け付け、一
人一人の状況に応じ、自立に向けた支援計画を作成していま
す。
また、ハローワークと連携して就労支援を行うなど、課題の
解決や生活の安定を図るため、関係機関と連携し、継続的に支
援をしていきます。
相談受付状況
(上)生活自立・仕事相談センターチラシ
平成27年4月の開設から8月までの5か月間で、904人の方から相談を受けました。
そのうち、氏名等を確認できた800人の相談者の内訳を見てみると、下のグラフのとおり、性別では、
男性が6割と多く、年齢層では、40 代の方が 25%と最も多く、次いで 65 歳以上の方、50 代の方の順に
多い状況となっています。
相談者の年齢
相談者の性別
10代
1%
不明
4%
20代
9%
65歳以上
19%
女性
40%
男性
60%
30代
16%
60∼64歳
8%
50代
18%
40代
25%
生活自立・仕事相談センターだより
相 談 事 例
50代
男性
支 援 内 容
相談時の状況
昨年、勤め先が廃業したことにより職を
失う。その後、失業手当を受給していたが、
先月で終了した。
就職活動をしているが、なかなか採用に
結び付かない。就労収入が無いため、預貯
金を取り崩して生活しているが、家賃が支
払えない。
40代
女性
・住居確保給付金※の申請を受け付け、申請日以降に
支払うべき家賃相当額を支給
・社会福祉協議会に案内し、生活費の貸付についての
相談、申請に同席
・就労支援員による就労支援を開始し、ジョブスポッ
トと連携して求職活動をサポート
※ 住居確保給付金は、離職によって住宅を失うおそれのある方に求職活動を行う
ことを条件に一定期間、家賃相当額(上限有り)を支給するものです。
支 援 内 容
相談時の状況
仕事をしても、職場の人間関係でトラ
・本人了解の上、主治医に就労の可否について確認
ブルとなり早期に退職することを繰り返
・主治医への確認結果を踏まえ、障害福祉サービス
の利用(障害福祉サービス事業所での就労)を検討
している。
現在無職で収入が無く、実家で両親の
世話になっている状態。
・支援課に案内し、自立支援医療、精神障害者保健
福祉手帳、障害福祉サービスの相談、申請に同席
働きたい気持ちはあるが、体調が悪く、
クリニック(精神科)に通院している。
・障害年金の相談のため保険年金課に案内し、加入
歴の確認に同席(手続は年金事務所を案内)
生活自立・仕事相談センターでは、上のような事例の他にも、経済的な問題で生
活にお困りの方からの相談を幅広く受け付けています。
市役所職員や関係機関の職員の方が、業務の中で「この人は生活に困っているの
では?」と気付いたときは、ぜひ、生活自立・仕事相談センターをご案内ください。
(ご案内いただく際は、あらかじめ、下記までご一報いただければ幸いです。)
生活自立・仕事相談センター(各区福祉課内)の連絡先
生活自立・仕事相談センター西
☎ 048-620-2656
生活自立・仕事相談センター桜
☎ 048-856-6261
生活自立・仕事相談センター北
☎ 048-669-6056
生活自立・仕事相談センター浦和 ☎ 048-829-6196
生活自立・仕事相談センター大宮 ☎ 048-646-3065
生活自立・仕事相談センター南
☎ 048-844-7161
生活自立・仕事相談センター見沼 ☎ 048-681-6058
生活自立・仕事相談センター中央 ☎ 048-840-6052
生活自立・仕事相談センター緑
☎ 048-712-1162
生活自立・仕事相談センター岩槻 ☎ 048-790-0191