滑川中アクションプラン

滑川中アクションプラン
H18.7.18
アクションプランとは、各学校が教育
目標を達成するために、具体的な数値目
標とその達成のための計画を立て
(Plan)、実行し(Action)、外部の方にも
評価してもらい(C h e c k )、地域から信頼
される学校づくりをめざすものです。
今年度は、右の6つの目標を立てて取
り組んでいます。生徒のアンケート結果
(6月実施)をもとに、1学期を振り返っ
てみたいと思います。
① 計算・英単学習強化週間年2回実施
一人一人の目標点達成率90%以上
② 平日平均学習時間1時間以上の生徒80%
③ いじめ、嫌がらせの回答なし100%
④ 家庭内での挨拶実施100%
⑤ 健康を意識する健康観察実施率100%
⑥ 朝食とってくる生徒100%
<プラン1:計算・英単語学習強化週間で
一人一人の目標点達成率 9 0 %以上をめざす>
(1)学習強化週間で自己目標点
を達成しましたか?
1 9
4 3
5 0
達
か
成 で
っ た
き
な
達
成
き
た
8 1
5 7
で
5 0
3年
2年
1年
(2)学習強化週間で学習の楽しさ
や達成感を味わえましたか?
3
3
9
1 8
2 2
2 8
5 3
し
よ
な い
か っ
方
た
が
ほ
な
と
か
ん
っ
ど
た
で
き
す
た
こ
し
で
き
で
き
た
5 5
4 6
2 6
2 0
1 7
は
中間考査、期末考査の前2週間をそれぞれ計算・
英単語学習強化週間として、朝学習や終学活の時間
を利用して、基礎学力定着の学習に取り組みまし
た。教科書から出題されたプレテストの点数をもと
に各自の目標点を担任と相談して設定し、本番のテ
ストに臨みました。
結果は、左の通りです。目標達成率は低くなって
いますが、日頃あまり質問しない生徒が熱心に質問
したり、生徒同士で教え合う姿も見られ、
「学習の楽
しさや達成感を味わえた」と答えた生徒が8割近く
いました。
2学期は、目標設定の仕方や取り組みにももう一
工夫して、一人一人の目標達成率を上げるととも
に、学年、学校全体の基礎学力の向上に努めていき
たいと思っています。
3年
2年
1年
<プラン2:平日の家庭学習時間1時間以上の生徒 8 0 %以上をめざす>
(3)1日の平均学習時間は?
(塾や家庭教師を含む)
6
9
1 7
9
8
2 3
1 7
2 1
全 く 、 ほ と ん
ど し な い し な
い
3 0 分 以 下
2 6
4 0
4 1
2 8
1 8
1 9
3
3年
9
3
2年
3
1年
本校生徒の平日の家庭学習時間1時間以上の
生徒は1年 62%、2年 40%、3年 62%です。あ
る調査(Benesse2004)によれば、中学生の平日
の自宅での平均学習時間は1時間04分という統
計もありますが、毎日1時間は机に向かう習慣
を家庭でも身につけて欲しいと思います。
学校でも、学活ノートの生活記録表の記入や
テスト前の学習法の見直し、提出物チェック等、
家庭学習の習慣化に向けた指導をしています。
1 時
分
間
∼
3 0
1 時
間
間
∼
2 時
2 時
間
間
∼
3 時
3 時
間
以
上
(4)テレビやゲームやメール
の時間は一日平均どれくらい?
1 7
1 7
2 0
2 0
2 0
2 4
2 7
3 6
2 7
1 9
8
5
8
3
9
8
3 時
間
以
上
2
間
1
間
1
分
3
時
間
∼
3 時
時
間
∼
2 時
時
間
∼
全
ど
0 分
以
3 0
下
く 、 ほ
と
見
な い
ん
3年
1 6
2年
1 6
1年
テレビやテレビゲーム、最近ではパソコンでの
メールのやりとりなど、
多様化するメディアとの接
触時間が増加しています。
本校でもテレビ視聴時間
が長い生徒ほど、学習時間が少なくなっています。
学習時間だけでなく、
大切な家族との会話やふれ
合いの時間は確保されているでしょうか。
「時間や番組を決めてテレビを見る」
「パソコンは
みんなが見える場所で利用」など、家族で話し合
い、
ルールを決めることも必要なのではないでしょ
うか。
<プラン3:月1回の生活アンケート(いじめ・被害調査)で
いじめ、
嫌がらせの回答なし 1 0 0 %>
いじめ、嫌がらせの回答なし
(5)滑中はいじめや嫌がらせ
のない学校か?
2 2
2 3
2 6
そ
い
2 8
3 0
3 4
4 0
そ
う 思
な
と い
思
と い
思 う
う
3年
7
2年
8
1年
1 0
わ
ど ち ら か
え ば そ う
わ な い
ど ち ら か
え ば そ う
4 0
3 2
う 思
(6)中学生活は楽しく充実
しているか?
5
9
5
9
9
1 5
そ
い
3 9
4 6
4 7
4 7
う 思
わ
な
ど ち ら か
え ば そ う
わ な い
ど ち ら か
え ば そ う
と い
思
そ
う
う お
も
と い
思 う
左のグラフにもあるように「いじめや嫌がら
せがある」と答える生徒が1年50%、2年60%、
3年 53%にものぼっています。
毎月行っている「いじめ・被害調査」や先生
方との面談などで、「嫌なことや悪口を言われ
る」
「無視される」
「物をかくされる」
「暴力をふ
るわれる」等の訴えが何件もあり、その都度、関
係する生徒に事情を聞いて個別に指導したり、
学級や学年で全体指導をしています。
「自分がされたら嫌なことを人にしないこと」
「思いやりの心をもって協力し合うこと」
「いじ
めを許さない集団をつくること」等、今後も指
導を続けていきますので、ご家庭でも声をかけ
ていただくとともに、心配なことがありました
らご連絡下さるようお願いいたします。
4 0
2 9
3年
2年
1年
<プラン4 : 家庭内でのあいさつ実施 1 0 0 %をめざす>
8∼9割の生徒は、
しっかりと家族とあいさつを
交わしていますが、学年が上がるにつれ、家族とあ
いさつしない生徒が増えています。
あいさつは最も
簡単で大切なコミュニケーション手段です。
はじめは声が小さくても、
返事が返ってこなくて
も、声をかけることで心が通じ合います。あいさつ
ができればどんな社会にでても安心です。
まずは家
庭内のあいさつからお願いします。
(7)家族と「おはよう」などの
挨拶を交わしていますか?
3
8
1 0
7
1 1
2 0
2 9
3 7
3 1
ほ
い
と
ん
ど
し
す
少
る こ と
な い
が
す
多
る こ
い
と
が
い
る
つ
し
て
な
6 0
4 2
4 2
も
い
3年
2年
1年
(8)学校では自分から進んで
挨拶をしていますか?
3
3 2
9
7
2 1
2 0
3 5
4 6
あ
3 5
ま
り し
な
い
自 分 か ら す
る こ と は 少 な
い
自 分 か ら す
る こ と が 多
い
自 分 か ら し
て い る
4 2
2 7
2 3
3年
2年
1年
学校でも、生徒会執行部や各学年委員会が中
心になって朝のあいさつ運動を行っています。
また、部活動でもあいさつを徹底している部が
増えています。
相手や場所に応じたあいさつなど不十分な面
はまだありますが、昨年度からの取り組みの成
果もあり、昨年度に比べると「進んであいさつ
をしている」と答えた生徒の割合は1∼2割増
えてきています。今後さらに元気なあいさつが
広がるよう期待しています。
<プラン5 : 健康を意識する健康観察実施率 1 0 0 %をめざす>
(9)朝の健康観察は健康状態を
意識してして
いるか?
意識してしているか?
6
1 3
1 8
1 2
1 4
そ
い
2 1
3 5
わ
ど ち ら か
え ば そ う
わ な い
ど ち ら か
え ば そ う
3 3
3 2
4 7
う 思
い つ も 意
し て い る
4 0
2 9
な
と い
思
と い
思 う
識
3年
2年
1年
学校では、毎朝教室で朝の健康観察をしてい
ます。担任が一人一人の生徒の顔を見ながら声
をかけ、体調がすぐれない生徒は健康観察簿に
チェックし、保健委員が観察簿を保健室に提出
しています。
いい加減に返事をして授業の途中で保健室に
行き、生活の乱れを指摘される生徒もいます。
朝の健康観察を通して、自分の体調や健康状
態を自分でしっかりと把握し、管理していくと
いう意識を育てていきたいと考えています。
<プラン6 : 朝食をとってくる生徒 1 0 0 %をめざす>
(10)
10) 朝食を食べて登校して
いますか?
1
4
1 3
4
5
2
7
2 1
1 7
全
食
8 2
7 4
7 0
3年
2年
1年
最近よく言われる「早寝、早起き、朝ごは
ん」。昨年に引き続き今年も「朝食 100%」を目
標にかかげています。
朝食をしっかり食べずに、朝から「気持ちが
悪い」
「気分がすぐれない」
「眠い」といって保
健室に来る生徒もいます。
「食べる時間がない」
「食べる気がしない」
「作ってなかった」等、共
通するのは生活の乱れです。
体のリズムを整え、脳の活動エネルギーを
補給する朝食は、特に成長期の中学生にとっ
て欠くことのできないものです。朝食をとら
ない子は、成績も伸びず、切れやすく、体の不
調を感じやすいという報告もされています。
特に、この長い夏休みに朝食抜きの生活に
ならないようにしましょう。
く ほ と ん
べ な い
ど
食 べ な い
と が 多 い
こ
た
べ
い
る
て
食
必
い
ず
る
食
い
べ
て