ZVD

無試薬形遊離塩素計
FREE CHLORINE ANALYZER
仕様書
ZVD
上水配水中の給水栓における遊離塩素は,水道法施工規
則により 0.1mg/L 以上存在するように定められています。
一方,遊離塩素が過剰に存在すると,飲料水としておいし
くない水となり,更に 1mg/L を越えると人体に有害であ
るといわれており,遊離塩素計により配水中の遊離塩素濃
度を測定し監視することは近年ますます重要になっていま
す。本品は,このような要求に応えるマイクロプロセッサ
搭載のインテリジェント残留塩素計です。本品は,無保守
化をテーマに製品化された,試薬を使わない遊離塩素計で
す。試薬を使う残留塩素計(形式:ZVC)に比べ次表のよ
うな使用上の制約条件がありますので,ご注意ください。
本品の構成は次の 2 通りの方式があります。
(1) スタンド形
コンポーネントを自立スタンドに組み込み,配線・配管
をして残留塩素計としたもの。
(2) システムコンポーネント形
検出部,変換部を 1 セットとして購入いただき,ご注文
主が組み合わせ・配管・配線を行い使用いただくもの。
無試薬形と試薬形の使用条件の主な違い
無試薬形遊離塩素計
(ZVD)
使用条件
試薬形残留塩素計
(ZVC)
1.測定対象
FREE 塩素
FREE 塩素または TOTAL 塩素
2.検水 pH 範囲
pH6.5 ~ pH7.5
pH3 ~ pH9
3.検水 SS 範囲
10mg/L 以下
500mg/L 以下
4.検水電気伝導率範囲
100 ~ 300µS/cm
特に制限範囲なし
5.FREE 塩素測定における結合塩素の影響
影響が大きい(注)
ほとんど影響なし
6.測定精度を必要とする場合
不適
適
7.測定箇所
浄水,配水,給水栓水
着水井~浄水の各プロセス,排水
(注)浄水,配水,給水栓水中には,結合塩素はほとんど存在しないので,実用上問題ありません。
特 長
1.マイクロプロセッサ搭載のインテリジェント変換部
・ 校正は,ワンタッチで簡単にできます。
・ 校正時に,センサの自己診断(ゼロ点,スロープ,応答性)を自動的に行います。
・ 出力レンジは,0 〜 1mg/L から 0 〜 3mg/L まで現場で任意に設定可能です。
・ 出力信号は,折れ線出力が可能です(2 折れ線)。
・ 電極間加電圧/電流特性(プラトー特性)の確認が容易です。これにより,適用アプリケーションにおけるセンサ特性を
詳細に知ることができます。
・ 表示機能・接点出力機能が豊富です。
・ 操作性に優れた操作パネルです。
2.グレードアップされた検出部
・ 回転電極/セラミックビーズ洗浄は改良を加え,更に効果的な連続自動洗浄を実現しました。
・ 接触子には安全な摺動式コンタクトを採用しました。
・ 保守が容易な(洗い易い)セル構造です。
DS4–48d
発行日
2014 – 9 – 26
ZVD
・ 測定方式:
回転電極式ポーラログラフ法
・ 検水導入形態:
採水形
・ 測定対象:
上水配水中の遊離有効塩素(Free 塩素)濃度
・ 電極:
指示極;回転金電極
ただし,結合塩素対策型の場合は,回転金合金
電極
対 極;塩化銀電極(測温抵抗体 Pt1000 Ω内蔵)
・ 測定範囲:
0 〜 3mg/L
・ 出力レンジ:
最小 0 〜 1,最大 0 〜 3mg/L の間で,任意設定可能(出
荷時は,0 〜 2mg/L に設定)
2 折れ線出力可能;入力レンジの 0 〜 100% の任意の点
を出力レンジの 50% に設定可能
・ 出力信号:
DC4 〜 20mA(最大負荷抵抗 550 Ω,絶縁出力)
・ 表示方式:
ディジタル(3 − 1/2 桁 LCD)表示
・ 繰り返し性:
± 2% FS
・ 直線性:
± 5% FS
・ ゼロドリフト:
± 1% FS 以内/月
・ スパンドリフト:
− 10% FS 以内/月
・ 電源電圧の影響:
± 0.5% FS 以内/定格電圧の 10%
・ 温度補償誤差(水温)
:
± 3% FS 以内/(ただし温度補償範囲;0 〜 40℃にて)
・ 周囲温度の影響:
± 0.5% FS 以内/ 10℃
・ 応答時間:
約 2min(90%応答時間)
・ 定量下限値:
0.05mg/L 以下(変動係数 10%)
公定法適用仕様
・ 保守管理基準:
± 0.05mg/L 以内(レンジ 0 〜 1mg/L)
公定法適用仕様
・ 結合塩素の影響:
結合塩素対策型;結合塩素濃度の 30%程度
標準型
;結合塩素濃度の 20 〜 70%程度
・ 接点出力:3 点×ドライ接点
保守時接点出力;測定(MEAS)モード以外のとき
異常時接点出力; 拡散電流値オーバー,測定温度異常,
加電圧異常,変換部異常,温度補償範
囲オーバー
レンジ切替接点出力(リモートレンジ切替有りのとき)
接点容量;AC250V,1A,最大 125VA(抵抗負荷)
DC220V,1A,最大 60VA(抵抗負荷)
本体電源 OFF
―
異常時接点
開
保守時接点
閉
レンジ切替接点
開
*1:非動作時 レンジ1
動作時 レンジ2
2
本体電源 ON
非動作時
動作時
閉
開
開
閉
開 *1
閉 *1
・ 接点入力:リモートレンジ切替
ON 時入力抵抗;200 Ω以下
OFF 時入力抵抗;100k Ω以上
・ 電極洗浄法:
セラミックビーズ洗浄
ただし,結合塩素対策型の場合は,ガラスビーズ洗浄
・ 電源:
AC100V ± 10%,50/60Hz(共用不可)
・ 消費電力:
約 15VA
・ 周囲温度:
− 10 〜 55℃(検水が凍結しないこと)
・ 周囲湿度:
5 〜 95% RH(結露しないこと)
・ 検水温度:
0 〜 50℃
・ 検水 pH 範囲:
pH6.5 〜 pH7.5(図 1 参照)
・ 検水流量:
0.1 〜 2.5L/min
・ 検水圧力:
システムコンポーネント形 ;1 〜 150kPa
システムコンポーネント形以外;100 〜 750kPa
1.0
pH5.8
ZVD 指示値(mg/L)
仕 様
水道法水質基準
pH6.5 pH7.5
pH8.6
0.5
ZVD
動作範囲
1
3
4
5
6
7
8
9
10
pH
図1.測定液のpH変化による指示誤差
(例.0.55mg/Lの場合)
・ 暖機時間:
約 1h
・ 検出部ー変換部間の専用ケーブル長:
約 1m
・ 材質:
接液部 ;測定槽;アクリル樹脂
配管 ;軟質塩化ビニル樹脂,硬質塩化ビニ
ル樹脂
変換部 ;アルミニウム合金鋳物
スタンド;炭素鋼板または SUS304(ポリウレタン樹脂
焼付塗装)
・ 外形寸法(H × W × D):
変換部 ;144 × 144 × 135mm
検出部 ;292 × 122 × 154mm
スタンド形;(1312)× 530 × 550mm
・ 質量:
変換部 ;約 2.9kg
検出部 ;約 2.5kg
スタンド形;約 40kg
・ 塗装色:
変換部 ;ケース;フロスティホワイト
(マンセル 2.5Y8.4 / 1.2 相当)
カバー;マンセル 5PB4 / 2 相当(半艶)
検出部 ;マンセル N7 相当(半艶)
スタンド;マンセル N7 相当(半艶)
・ 設置場所:
屋内設置
・ 接地:
JIS D 種接地(接地抵抗 100 Ω以下)
・ 変換部の機能:
表示機能;濃度,温度,加電圧,拡散電流,出力信号%,
ゼロ点,スロープ,エラー表示,対話式メッ
セージ,キー操作要求表示
自己診断機能;
拡散電流値オーバー,測定温度異常,加電圧
異常,変換部異常,温度補償範囲オーバー,
ゼロ点異常,スロープ異常,応答性異常
オペレーションレベルで設定・実行可能な機能;
ワンタッチ校正
メッセージエリア表示内容の選択
ホールド設定/解除
セルモータの ON/OFF 選択
セッティングレベルで設定・実行可能な機能;
出力レンジの設定
ホールド・パラメータの設定:ホールド有/
無の選択,直前値ホールド/プリセット値
ホールドの選択,プリセット値の設定
プラトー特性のワンタッチ採取
サービスレベルコードの入力
自動ゼロ校正シーケンス設定
サービスレベルで設定・実行可能な機能;
温度補償範囲オーバーチェック ON/OFF,
バーンアウトの ON/OFF,バ−ンアップ/
ダウンの切替え,応答安定の判定パラメータ
セット,直線/ 2 折れ線出力の選択,加電圧
の設定,加電圧補償率の設定,洗浄/自動
ゼロ校正選択,リモートレンジ切替の ON/
OFF 選択
3
ZVD
形式指定
桁
内 容
4 (予備コード桁)
注
5 形態
システムコンポーネント形
スタンド形(炭素鋼板)
スタンド形(SUS304)
1 2 3 4 5 6 7 8
Z VDY
1
9 10 11 12 13 14 15 16
2 -
A
RR
AC
0
1
4
6 出力信号
DC4∼20mA
A
7 電源
AC100V, 50Hz
AC100V, 60Hz
3
4
9 電極方式
標準型
結合塩素対策型
F
C
10 付加機能(電源中継箱付)
なし
電源ブレーカ付き+電源用アレスタ付き
A+出力用アレスタ付き
1
Y
A
B
2
13 リモートレンジ切替
なし
あり
Y
A
3
16 自動ゼロ校正
なし
あり(スタンド形のみ可)
Y
A
注1. システムコンポーネント形の場合,10桁目は,必ず,Yを指定のこと。
注2. 10桁目の付加機能は,誘導雷被害対策の観点より,シスコン形以外は,コードBを選定することを推奨します。
注3. 13桁目の「リモートレンジ切替」の「あり」は,スタンド形で,10桁目指定がBの場合のみ,指定可能です。
納入範囲
品 名
システムコンポーネント形
スタンド形
変換部
○
○
検出部
○
○
電源ブレーカ
―――――――
□オプション
電源用アレスタ
―――――――
□オプション
出力用アレスタ
―――――――
□オプション
電源中継箱
―――――――
□オプション
減圧弁
―――――――
○
配線・配管・弁等
―――――――
○
スタンド
―――――――
○
標準付属品(次表)
○
○
標準付属品内訳
品 名
研磨剤(アルミナ,30g 入り)
備 考
回転金電極保守用
セラミックビーズ(2 袋:2 回分で 1 パック)
(注) スタートアップ用+予備
1瓶
1 パック
ヒューズ(2A,ガラス管入り)
予備品
4個
六角棒レンチ
呼び 1.5,2mm,保守作業用
1組
注)結合塩素対策型の場合は,ガラスビーズです。
4
数量
無試薬形遊離塩素計(標準型)用予備品(1 年分)
Z
V
K
D
1
Y
0
1
品 名
仕 様
数量
セラミックビーズ
2 袋:2 回分で 1 パック
研磨剤(アルミナ)
30g 入り
1 パック
1瓶
変換部ヒューズ
2A,ガラス管入り
1個
無試薬形遊離塩素計(結合塩素対策型)用予備品(1 年分)
Z
V
K
D
1
Y
1
1
品 名
仕 様
数量
ガラスビーズ
2 袋:2 回分で 1 パック
研磨剤(アルミナ)
30g 入り
1 パック
1瓶
変換部ヒューズ
2A,ガラス管入り
1個
無試薬形遊離塩素計保守品
形 式
品 名
仕 様
数量
ZVJCC001
研磨剤(アルミナ)
30g,回転金電極研磨用
1瓶
ZVJDD001
セラミックビーズ
2 袋:2 回分で 1 パック,標準型用
1 パック
ZVJCD001
ガラスビーズ
2 袋:2 回分で 1 パック,結合塩素対策型用
1 パック
ZVJDG101
回転金電極(指示極)
標準型用
1個
ZVJDG301
回転金合金電極(指示極)
結合塩素対策型用
1個
ZVJDG201
対極(固定銀電極)
Pt1000 Ω内蔵
1個
ZVJ02001
ヒューズ(2A)
ガラス管入り
5個
ZVJCH101
ブラシ
電極機構部部品
1個
ZVJCH201
スリップリング
電極機構部部品
1個
ZVJDH311
従動軸アセンブリ
電極機構部部品
1個
ZVJCH321
従動軸アセンブリ用 O リング
電極機構部部品
5個
ZVJCH401
ベルト
電極機構部部品
1個
ZVJCH501
モータアセンブリ
電極機構部部品
1個
ZVJCH601
ギアヘッド
電極機構部部品
1個
ZVJDJ001
六角棒レンチ
呼び 1.5,2mm,保守作業用
1組
ZVJDK001
変換部ケースカバー
ZVJDL001
変換部・検出部取付金具
パイプ取付用
1組
ZVJCN001
導電性シリコングリース
3mL 入り,指示極ネジ部塗布用
1個
ZVJDP001
活性炭フィルタ・エレメント
自動ゼロ校正用
1個
ZVJDP011
活性炭フィルタ組立
自動ゼロ校正用
1個
ZVJDQ001
3 方電磁弁
自動ゼロ校正用(SV1)
1個
1個
5
ZVD
構成図
アンプ
Is
電流/電圧
変換回路
ME
LED
表示器
CPU
加電圧
回路
RE
温度
測定
回路
測定槽
指示極
6
対極
電流/電圧
出力回路
出力信号
DC4∼20mA
スタンド形配管系統図(自動ゼロ校正なし)
FCD
FCC
NV1
測定水
(VP16)
BV1
PR1
バット
排 水
(VP40)
記 号
BV1,2,3
PR1
FCC
FCD
NV1
配管仕様表
名 称
:ボール弁
:減圧弁
:変換部
:検出部
:ニードル弁
φ22/φ15 網入軟質チューブ
φ6/φ4 ポリエチレンチューブ
VP16 パイプ
VP40 パイプ
スタンド形配管系統図(自動ゼロ校正あり)
FCD
NV1
FCC
BV3
F1
測定水
(VP16)
PR1
COM
NC
NO
BV2
BV1
SV1
バット
排水
(VP40)
記 号
BV1,2,3
PR1
FCC
FCD
NV1
F1
SV1
名 称
:ボール弁
:減圧弁
:変換部
:検出部
:ニードル弁
:活性炭フィルタ
:3方電磁弁
配管仕様表
φ22/φ15 網入軟質チューブ
φ6/φ4 ポリエチレンチューブ
VP16 パイプ
VP40 パイプ
7
ZVD
外形図(単位:mm)
(1)スタンド形外形図(自動ゼロ校正なし,リモートレンジ切替なしの場合)
A
PR1:減圧弁
NV1:ニードル弁
BV1:ボール弁
変換部
検出部
電源/信号取り合い
(ケーブル径φ9∼12)
550
右 側 面
530
930
20
裏 面
アンカープラン
結露水出口
Rc1/4
30
490
530
200
20
(20)
A矢視図
塗 装 : マンセル N7 半艶
質 量 : 約35 kg
アンカーボルト
L形M12×200
(JIS–B1178)
100
20
490
仕 様
550
350
550
1500
200
500
正 面
150
50
100
450
アンカー
ボルト
100
37
93
80
530
正 面
(315)
排水口
VP40パイプ
測定水入口
VP16パイプ
BV1
235
PR1
(100)
NV1
アンカーボルト用
4–φ15穴
350
約1312
電源中継箱
(オプション)
正 面
保守スペース
(2)スタンド形外形図(自動ゼロ校正あり,リモートレンジ切替なしの場合)
A
変換部
PR1:減圧弁
NV1:ニードル弁
BV1:ボール弁
SV1:3方電磁弁
検出部
約1312
電源中継箱
(オプション)
活性炭
フィルタ
NV1
電源/信号取り合い
(ケーブル径φ9∼12)
アンカーボルト用
4–φ15穴
活性炭
フィルタ
550
右 側 面
50
350
100
530
正 面
235
排水口
VP40パイプ
(315)
測定水入口
VP16パイプ
93
80
BV1
37
SV1
(100)
PR1
150
裏 面
20
結露水出口
Rc1/4
490
(20)
A矢視図
仕 様
塗装色 : マンセル N7 半艶
質 量 : 約 40 kg
保守スペース・アンカープランは(1)と同様
8
(3)スタンド形外形図(自動ゼロ校正なし,リモートレンジ切替ありの場合)
A
変換部
検出部
NV1
電源/信号取り合い
(ケーブル径φ9∼12)
550
正 面
50
(100)
350
排水口
VP40パイプ
100
530
235
測定水入口
VP16パイプ
93
80
BV1
(315)
PR1
アンカーボルト用
4–φ15穴
37
約1312
電源中継箱
150
右 側 面
20
裏 面
(20)
A矢視図
結露水出口
Rc1/4
PR1:減圧弁
NV1:ニードル弁
BV1:ボール弁
490
仕 様
塗装色 : マンセル N7 半艶
質 量 : 約 35 kg
保守スペース・アンカープランは(1)と同様
(4)スタンド形外形図(自動ゼロ校正あり,リモートレンジ切替ありの場合)
A
変換部
検出器部
約1312
電源中継箱
活性炭
フィルタ
電源/信号取り合い
(ケーブル径φ9∼12)
NV1
アンカーボルト用
4–φ15穴
活性炭
フィルタ
正 面
550
右 側 面
50
350
100
530
(315)
排水口
VP40パイプ
235
測定水入口
VP16パイプ
93
80
BV1
37
SV1
(100)
PR1
150
裏 面
20
結露水出口
Rc1/4
PR1:減圧弁
NV1:ニードル弁
BV1:ボール弁
SV1:3方電磁弁
490
(20)
A矢視図
仕 様
塗装色 : マンセル N7 半艶
質 量 : 約 40 kg
保守スペース・アンカープランは(1)と同様
9
ZVD
(5)システムコンポーネント形外形図
10
(6)検出部外形図
122
160
メインテナンス
スペース
92
メインテナンス
スペース
50
142
2–M8
メインテナンス
スペース
150
エアパージ接続口
(Rc1/4)
178
2–φ8.5取付穴
292
154
取付寸法
測定槽
測定水入口
(φ6/φ4チューブ接続口)
92
排水口(内径 φ15ホース継手)
11
ZVD
(7)変換部外形図
80
80
144
4–M6, 深さ8
144
23
112
80
取付寸法
B
C
D
E
F
36
A
38
ケーブル引込み口(φ22.7穴)
ケーブルグランドJIS A15相当
38
38
接地端子(M4ねじ)
12
A:出力信号用
B:(予備)
C:検出部用
D:接点出力(保守)用
E:接点出力(異常)用
F:電源用
80
4—φ7穴
接続図
(1)電源中継箱がない場合,システムコンポーネント形の場合
専用ケーブル
変換部
*2
L1
T1
T1
L2
T2
T2
G
RE
RE
(保守)*4
MAINT
M1
ME
ME
M2
G
G
(異常)*4
FAIL
F1
C1
C1
F2
C2
C2
AC100V
*2
接地
外部配線
接点出力
検出部
*3
+
出力信号
(DC 4∼20mA)
W1
–
W2
*5
電磁弁(SV1)
G
R1
*1
R2
*1 : ケース接地端子を必ず接地してください(JIS D種接地)。無理な場合のみ,電源側で“G”を接地してください。
ただし2点アースをさけるため必ず一方のみ接地してください。
( とGは変換部内で接続されています。)
*2 : ケーブル外径9∼12mmのケーブルをご使用ください。
*3 : 出力信号ケーブルは外径9∼12mmの2芯シールドケーブルをご使用ください。
シールド線は,2点アースをさけるために受信側で接地しないでください。
*4 : 接点出力の開閉動作
接点出力の種類
本体電源OFF
異常時接点
開
保守時接点
閉
本体電源ON
非動作時 動作時
閉
開
開
閉
*5 : 自動ゼロ校正なしの場合は,電磁弁SV1は付加されません。
システムコンポーネント形は,電磁弁SV1は付加されません。
注)外部配線用接続端子はM3ねじです。
13
ZVD
(2)電源中継箱あり,リモートレンジ切替なしの場合
電源中継箱
アナログ出力信号
DC 4–20mA
–
+
S
AR2×2
–
変換部
+
G
L2
L1
G
L2
L1
G
2
1
CB1
G
L2
検出部
T1
T1
L2
T2
T2
L1
RE
RE
M1
ME
ME
M2
G
G
F1
C1
C1
F2
C2
C2
+
L1
–
AR1
*2
G
専用ケーブル
W1 W2
AR1, AR2:アレスタ
CB1:サーキット
ブレーカ
接地
AC100V
*2
出力
DC 4–20mA
*1
保守
異常
MAINT. FAIL.
接点出力
*3
電磁弁(SV1)
*4
*1
出力信号ケーブルは外径9∼12mmの2芯シールドケーブルをご使用ください。
シールド線は,2点アースをさけるために変換部側または中継箱のある場合は
中継箱側に落としてください。
*2
変換部ケース側で接地してください。
無理な場合は電源側の“G”で接地してください(JIS D種接地)。
*3 : 接点出力の開閉動作
接点出力の種類
本体電源OFF
異常時接点
開
保守時接点
閉
本体電源ON
非動作時 動作時
閉
開
開
閉
*4 : 自動ゼロ校正なしの場合は,電磁弁SV1は付加されません。
14
(3)電源中継箱あり,リモートレンジ切替ありの場合
電源中継箱
変換部
–
–
+
+
S
G
–
AR2×2
+
G
O2
COM
O1
7
R2
12
RL1
+
5
4
−
T1
T2
T2
RE
RE
ME
ME
G
C1
C1
R2
R1
R2
W
R1
Bk
W2
W1
G
G
L2
L2
L1
G
CB1
T1
G
RI
V− V+
SP1
L
N
検出部
C2
専用ケーブル
M1
保守
M2
F1
C2
*3
接点出力
異常
F2
L1
*2
L2
L1
電磁弁(SV1)
*4
外部取合
(リモートレンジ出力)
アナログ出力
*2
レンジ切替接点出力
接地
リモートレンジ切替接点入力
AR1, AR2:アレスタ
CB1:サーキット
ブレーカ
電源
G 2 1
AR1
*1
*3
*5
外部取合(レンジ出力)
外部取合(アナログ出力)
*1 : 出力信号ケーブルは外径9∼12mmの2芯シールドケーブルを
ご使用ください。
シールド線は,2点アースをさけるために変換部側または中継
箱のある場合は中継箱側に落としてください。
*2 : 変換部ケース側で接地してください。
無理な場合は電源側の“G”で接地してください(JIS D種接地)。
*3 : 接点出力の開閉動作
接点出力の種類
本体電源OFF
異常時接点
開
保守時接点
閉
レンジ切替接点
開
本体電源ON
非動作時 動作時
閉
開
開
閉
開(*) 閉(*)
(*):非動作時 レンジ1
動作時 レンジ2
*4 : 自動ゼロ校正なしの場合は,電磁弁SV1は付加されません。
外部取合(電源)
ZVD(電源)
ZVD(レンジ入力)
ZVD(出力信号)
*5 : ON 時入力抵抗 ;200Ω以下
OFF 時入力抵抗 ;100kΩ以上
15
ZVD
安全に関するご注意
*この商品をご使用の際には,事前に取扱説明書を必ずお読みください。
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