松浦一宇さんが緑白綬有功章を受章! 松浦一宇さん(宮曽根)が、平成28年度農事功績表彰の緑白綬有功 章を受章されました。 松浦さんは、昭和38年より農業に従事。日々研鑽を重ね高い生産技 術を身に付け、昭和57年以降は稲作指導者として、35年間で延べ5,000 名への技術指導を行うなど、技術力向上や後継者育成に貢献しました。 平成10年から町農業委員及び農業委員会会長や県農業会議副会長等を 務められ、 庄内地域をはじめ県全体の農業に関する課題解決に貢献。 「ス ペシャルコシヒカリ」のブランド化や「あなたが選ぶ日本一おいしい 米コンテスト」の発案者の一人となるなど、幅広い場面で農業の発展 に尽力されました。 松浦さんは、 「受章を受けて、何事も一生懸命にやることが大事だと 思い返しています。また、健康で頑張れたことと、これまでお世話に なったみなさんのおかげでもあり、感謝しています」と話していました。 池田定志さんが瑞宝双光章を受章! 池田定志さん(上荒宿)が、秋の叙勲で瑞宝双光章を受章されました。 池田さんは、昭和44年に藤島町立添川小学校教諭となり、戸沢村、 鶴岡市の小学校に勤務後、朝日村立大網小学校校長、鶴岡市立朝暘第 五小学校校長を歴任し、平成18年に鶴岡市立朝暘第三小学校校長とし て退職されました。その間、田川地区小学校長会長、県連合小学校長 会副会長として、学校教育の充実と発展に尽力されました。また、平 成19年から2期にわたり庄内町教育長を務められました。地域と共に 歩む学校づくりを目指して、地域教材を積極的に取り入れ、自信と人 間味にあふれる学力づくりとして、 「あいさつ運動」 、 「人や社会に役立 つ活動の推進」 、 「学習塾の開設」等に取り組まれました。 池田さんは、「この章は、一緒に活動してくださった上司、先輩、同僚 がいただいたものです。期待に応えようと頑張る子どもたち、惜しみな くご支援くださった教育委員会、保護者、地域のみなさまのおかげです」 と話していました。 有賀久志さんが瑞宝単光章を受章! 有賀久志さん(新田)が、秋の叙勲で瑞宝単光章を受章されました。 有賀さんは、昭和45年に消防団員を拝命し、以来38年間尽力され、平 成11年からは庄内町消防団の副団長を務められました。立谷沢地区は 最寄りの消防署の立川分署からも距離があり、初期消火において消防 団の役割が重要となります。有賀さんは団員とともに、火災現場へい ち早く到着し、現場の状況を瞬時に的確に把握・指示を出し、被害を 最小限に食い止めました。また、消防学校へ入校し、消防操法指導員 の資格を取得すると、町の消防団の操法技術向上や団員の訓練指導に 取組むとともに、一戸一個の消火器設置運動を提唱するなど、地域へ の防火活動にも尽力されました。立川時代には、原田正一さん(元消 防団長)とともに女性消防団の発足にも関わりました。 有賀さんは、「これまでお世話になったみなさんや家族のおかげでい ただいた章です。今後も消防活動に協力していきたい」と話していました。 5 ◎ 2017.1.1 みなさん おめでとうございます!! 佐藤美羽さんが第23回 FIBA ASIA U-18 女子バスケットボール選手権大会に出場! 佐藤美羽さん(山形商業高校3年・南野)が、11月にタイで開催され た第23回FIBA ASIA U-18 女子バスケットボール選手権大会に出場しま した。ポジションはポイントガードで、県内からは唯一日本代表メンバ ーに選抜されました。 同大会には日本を含め6チームが参加。予選ラウンド3勝2敗の3位 で決勝トーナメント進出を決めた日本は、準決勝で予選2位の韓国と対 戦し、見事予選で敗れたリベンジを果たしました。中国との決勝戦でも 善戦しましたが惜敗し、日本は準優勝を決めました。これにより、上位 3チームに与えられる来年イタリアで開催の「2017 FIBA U-19 女子バス ケットボール世界選手権大会」の出場権を獲得しました。 大会を終えて佐藤さん は、 「普段対戦しない高身長の相手で、通用しないとこ ろを学べ、貴重な経験となりました。準決勝の試合は、 予選で負けた韓国にリベンジでき、メンバーで気合を入 れていたこともあり印象に残っています。卒業後は大学 進学しバスケを続けますが、来年のU-19世界選手権でさ らに経験を積んで、オリンピックを見据えて成長したい です」と大会を振り返り、意気込みを語ってくれました。 小関長一郎さんが大高根農場記念山形県農業賞を 受賞! 小関長一郎さん(榎木)が、平成28年度山形県 農林水産業賞の大高根農場記念山形県農業賞を受賞されました。 小関さんは、昭和29年から農業に従事し、余目町農業協同組合代 表理事組合長を務められました。平成4年に全国の農協に先駆けて、 米と餅の加工施設を建設し加工事業を開始。平成12年には、ほ場の 土壌改良と家畜排泄物処理問題の解決のため、もみ殻と家畜排泄物 を混合・発酵させた堆肥製造施設を建設。平成15年には、全国に先 駆けて「もみ殻育苗マット製造施設」を建設し、環境保全の面など から社会に貢献しました。 小関さんは、 「現場や組合員の状況がわからないと農業はできない ため、必ず現場に赴き農業に携わってきた。このような賞をいただ くとは思わず、光栄の至りです」と話していました。 2017.1.1 ◎ 4
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