豊 小 新 聞 - 豊明市教育委員会

豊明市立豊明小学校
TEL
豊 小 新 聞
平成26
平成26年
26年9月
0562-97-0111
FAX
第111
第111号
111号
0562-97-0424
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充実した2学期に
木村吉男
夏休み中も、水泳指導、校外指導、図書館整備、ディスプレイボ
ランティアの活動等に対して保護者や地域の皆様のご協力をいただ
き、誠にありがとうございました。
2学期がスタートしました。2学期には、教科の学習だけでなく、
たくさんの行事が行われます。それらを通して子どもたちは、それ
ぞれの学年にふさわしい力を身につけていきます。まさに年度の中
核をなす2学期が充実したものとなるよう、職員全員努力していく
所存です。
天災は忘れた頃にやって来る
有名なこの言葉は、大正から昭和初期にかけて活躍した物理学者 寺田寅彦博士が言ったとされていま
す。これは、甚大な被害をもたらす自然災害は、長い年月がたてば、またやって来るということだけでな
く、人間は悲惨な記憶でさえも忘れてしまう、もしくは語り継がれなくなってしまうということを意味し
ています。だからこそ、昔の人は大切なこと、忘れてはいけないことを石に刻みつけて後世に伝えようと
したのです。
東日本大震災から3年以上たちましたが、被災地の復興は十分に進んでいないようです。テレビや新聞
では、被災地の様子を伝える番組や記事をよく目にします。一日も早い復興を願うとともに、教訓を風化
させないためだと思います。しかし、震災直後は、国内であれほど叫ばれていた節電さえも、昨今ではあ
まり意識されていないのを見ると、意識の風化が既に始まっているように思えてなりません。
東海地方には、いつ大地震が起きてもおかしくないといわれています。「忘れた頃」どころではなく、
まさに今、万全の準備をしなければならないはずです。大地震が起こ
れば必ず火災が発生します。地震発生時には、地震の揺れだけでなく、
様々な事態に対して適切に対応する力が必要です。
毎年9月初めに、「防災の日」にちなんだ避難訓練が行われます。
本校は、実際の災害発生時に即した訓練を通して、自らの命を守る力
を高めたいと考えています。また、年間を通した計画的な防災教育に
より、正しい知識と高い防災意識を身につけさせるように努めます。
寺田寅彦博士は、こんなことも言っておられます。心すべきことだ
と思います。
「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなか難しい」
新教頭挨拶
近藤雅彦
児童の皆さん、そして保護者並びに地域の皆様、はじめまして。8月1日より、教頭
として本校に着任いたしました、近藤雅彦です。舘小学校よりまいりました。
8月3日の5年生野外活動の出発式にて、初めて本校の児童に会いました。式での児
童の態度が大変よく感心いたしました。また、先日はディスプレイボランティアとして、
きれいな掲示物を作っていただいている方々ともお会いしました。日頃から本校の教育
活動に、多くの保護者や地域の方々のご協力をいただいていると聞いております。改め
てよい学校に来たのだなと思っています。
年度途中の異動ということで、私自身戸惑うことも多いのですが、豊明小学校の発展のため、誠心誠意
努力してまいります。保護者並びに地域の皆様には、今後とも一層のご理解とご協力を賜りますようお願
い申し上げます。