(NO.24)総合的な学習の時間との関連を図った教科学習

平成28年度
佐伯教育事務所通信 NO.24
発行者 清 松 今朝見
編集者 木 村 睦 男
平成28年12月22日
総合的な学習の時間との関連を図った教科学習
~総合的な学習の時間と各教科等との関連を図る単元配列表の作成~
12月19日(月)に鶴谷中学校で、総合的な学習との関連を図った教科学習(国語科)の提案授業があ
りました。本単元は、総合的な学習の時間で実施された「福祉体験活動」と国語科の「話す・聞く」の指導
を関連させ、生徒の表現活動の充実を期待して設定されました。
本時は、総合的な学習で学んだことを整理・分析し、自分の発表(面接での自己アピール)に生かすこと
をねらいとする学習活動でした。友だちと協力して様々な学んだことを分類・焦点化していき、話合い活動
等を通じて、自分の発表を多面的な視点から考えることができたようです。
【小グループによる模擬面接①】
前時に書いた原稿を元に班内でお互いに面接官となり面
接を行い、修正点等について意見交換する。
【代表者による模擬面接】
【小グループによる模擬面接②】
全体交流で出された改善点を元にして、自分の原稿を修正
して、再度班内で面接を行う。
【鶴谷中の総合的な学習の時間と各教科等の単元配列表】
各教科で習得した知識や技能を活用し、総合的
な学習の時間において、調べたりまとめたり発表
したりすることで、子ども一人一人の成就感や自
信を育むことができます。同時に各教科の学習内
容がどのように実社会とつながっているかを実感
しながら、教科を学ぶ意義を理解することができ
ます。
各教科等の学習と総合的な学習の時間との具体
的な関連付けができるようにカリキュラムをマネ
ジメントする視点が求められます。特に、教科担
任制の中学校では必要なことです。ぜひ、 総合的
な学習の時間と各教科等の単元配列表の見直し・改
善に取り組んでほしいと思います。
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