平成28年度災害対策本部運営訓練(図上訓練)の概要 1 訓練の要点 (1)平成27年度図上訓練における不備事項の改善 (2)広域応援構想判明段階における受援態勢の検討 (3)保健所政令市移行に伴う市・保健所の連携体制の強化 2 訓練の目的 都心南部直下においてマグニチュード7.3の大規模な地震が発生した場合を想定し、 地震発生から2日目に茅ヶ崎市域内で実施される災害応急対策活動について、防災関係 機関を交えた茅ヶ崎市災害対策本部を主体とする図上訓練を実施し、情報の処理、応急 対策の検討、関係機関相互の連絡調整などに関わる関連計画やマニュアルを検証すると ともに、それらの諸活動への習熟を図る。 3 訓練参加(参観)機関 (1) 訓練参加機関 ・市職員(本部長、副本部長、各部局職員ほか)約240名 ・関係機関―陸上自衛隊第4施設群、茅ケ崎警察署、神奈川県茅ケ崎保健福祉事務所、 神奈川県市町連絡員、東京電力パワーグリッド㈱ 、神奈川中央交通㈱、 (一社)茅ヶ崎歯科医師会、茅ヶ崎市社会福祉協議会、協定締結先福祉 避難施設、自主防災組織(小和田地区・松林地区、鶴嶺東地区、湘南地 区、南湖地区、松浪地区) (2) 訓練参観機関 横須賀海上保安部湘南海上保安署、自衛隊神奈川地方協力本部、東日本電信電話(株)、 東京ガス(株)、 (一社)茅ヶ崎医師会、茅ヶ崎市消防団、茅ヶ崎市議会ほか 4 訓練想定及び訓練シナリオ (1) 地震想定(※記載している時間は訓練想定上の時間) 想 定 地 震 都心南部直下地震 発 生 時 期 20××年12月18日(月)の18時00分頃 地震の規模 マグニチュード7.3 震 度 分 布 市内の大部分の地域が震度6強の揺れを観測 「神奈川県地震被害想定調査報告書(平成27年3月) 」を準用 (2) 訓練シナリオ 発災2日目(発災19時間後)からの応急対策活動を実施する。 1 5 訓練スケジュール 訓練開始時間は、想定日時12月19日(火)13時00分とし、実時間と想定時間 は1:1で進行する。ただし、昼休憩中は想定時間の進行を止める。 例)実時間 9:30=想定時間 13:00、 実時間 13:00=想定時間 15:30 時 間 実時間 想定時間 18(月) 18:30 1 18:00 19(火) 0:00 9:00 8:00 12:00/13:00 14:30 15:30 15:30 17:00 18:00 災害対策本部運営訓練 災害対策本部 統括調整部 設置訓練 訓練の統制 訓練想定 9:30 13:00 地 震 発 生 災害対 策本部 開設 第1回 本部員 会議 第2回 本部員 会議 17:00 振り返り 片付け 振り返り 片付け 倒壊家屋、道路損壊、土砂崩れ、ライフライン等の被害、火災、死傷者、避難者、 帰宅困難者等多数発生 企画統 制 訓 練 の 進 行 管 理 関係機関等からの被害・活動状況の報告 統 状況付 制 与 部 評価検 証 各 部 の 行 動 全般 県、関係機関等からの問い合わせ・調整等 住民等からの問い合わせ、要望等 訓 練 開 始 前 訓 練 統括調 部 整部 各部 防災関係機関 統括調整部各班の活動の評価・検証 第3回 本部員 会議 被害状況等のまとめ 災害応急対策の検討 関係班長会議等 第4回 本部員 会議 本部員会議決定事項の具体化、報告統制 本庁舎4階 会議室に統 括調整部を 開設 災害応急対策の立案・調整、班長会議等の開催 各種情報のまとめ、本部長等への報告・指示受け 各執務室に 本部を開設 被害情報等の収集・整理、関係部局等への提供 集合 統制部(状況付与)及び訓練部として活動 災害応急対策の立案、関係部局との調整 6 訓練方式及び状況付与等 統制部(コントローラー)から訓練部(プレーヤー)に対して被災状況や関係機関の 活動状況などの様々な状況を付与し、情報の収集から対策の立案・調整、会議の開催な ど応急対策活動をさせるロールプレイング方式の訓練とする。 (1) 訓練準備間における初期情報の付与 図上訓練は、発災から19時間経過した時点から開始するため、訓練実施者(プレー ヤー)が訓練開始時点までに承知している事項(訓練開始までに判明している状況、市 の災害対策本部が処置した事項及び関係防災機関の動向など)を初期情報として付与す る。 (2) 訓練間の状況付与 大規模災害発生時において、災害対策本部(プレーヤー)として入手可能と考えられ る各種の情報を各部の収集能力に応じて、防災関係機関及び被災現場・公共施設・住民 等(コントローラー)から各部に付与する。 2
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