エ ス タ 建 替 え も

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
中央区北5条西1丁目の市有地に
高層ビルを整備することを柱とし、
隣接する札幌エスタが取り壊された
際には、その跡地にエスタ1階にあ
るバスターミナルをあらためて設置
することを盛り込んだ。
市有地は、現在は駐車場として利
用されている。市は高層ビルを西側
のJRタワーとの「ツインタワー」
とし、札幌の新たなシンボルとする
考え。ホテルやオフィスの入居を想
定している。
平成28年12月15日(木)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
13坪)。バスターミナルは、都市間
バスや市内の路線バスが発着してい
る。JRや地下鉄と乗り継ぐ際の利
便性を考慮し、エスタが取り壊され
た後、同じ場所にバスターミナルを
再整備したい考えだ。ただし、エス
タのキーテナントであるビックカメ
ラの立ち退き交渉がポイントににな
りそうだ。
エスタの敷地面積は9,300㎡(2,8
また、創成川通をまたぎ、北5西
2~東1をつなぐ歩行者用デッキを
新設する。創成川を挟んだ東西の街
並みに、一体感を持たせる狙いと見
られる。
一方、開発計画がとん挫している
北8西1地区は、目立った動きがな
い。東口開発が進めば、利用価値が
上がるはずだが、選択肢が増えるこ
とで、さらに計画が遅れる可能性も
指摘されている。
エスタ建替えも
札幌市は、JR札幌駅周辺の再開
発の方針をまとめた「札幌駅交流拠
点先導街区整備基本構想案」を公表
した。
第893号
|経済
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平成28年12月15日(木)
北洋新聞
女性が働く企業
北洋が内閣表彰
北洋銀行は、「女性が輝く先進企業2016」で「内閣府特命担当
大臣表彰」を受賞した。
女性役員が平成24年の0人から平成28年の2人に増加したこと
や、女性管理職比率が6.3%から12.4%に増加していることが評
価された。また、平成12年に「女性行員活躍策」を策定、平成21
年には人事部内に「女性活躍支援室」を設置する等、トップが女
性活躍を積極的に推進し、道内では比較的早い段階から取り組ん
でいる。
さらに、平成14年には本部管理職に女性を登用、その後も出張
所長、支店長等に登用し、着実に女性登用を進めている。
一方、北洋銀行は、従業員の働きやすさを重視するあまり、利
用者の利便性が低下しているとの指摘もある。リーマン関連の金
融商品を保有したことが原因で、平成21年3月期は2,550億円の
赤字となり、事実上の「経営危機」となった。1,000億円の公的
資金注入を受けることで破たんを回避したが、地方銀行がリーマ
ン関連の投資で大きな損失を出した経緯は明らかになっていない。
大丸札幌店
3ヶ月ぶりマイナス
J.フロントリテイリングが発表した11月の大丸札幌店の売上
は、前年同月比0.9%減で、3ヶ月ぶりにマイナスに転じた。比
較対象となる昨年11月は、すでにアジア観光客による「爆買い」
が終了しており、さらに売上が下回ったことで長期間苦戦が表面
化した。また、日本客が離れているとの指摘もあり、12月以降の
数字が注目されている。
価格が上昇。売上低迷の一因となっている。
一方、ホームセンター最大手のホーマックが発表した11月の既
存店月次売上高は、前年同月比5.3%減で、10ヶ月連続のマイナ
スだった。ホーマックが多く扱う輸入品は、長引く円安の影響で
また、食品スーパー最大手のアークスが発表した11月の既存店
月次売上高は、前年同月比0.8%減。2ヶ月ぶりにマイナスに転
じた。
|不動産
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平成28年12月15日(木)
北洋新聞
国土交通省は「家賃債務保証の情報提供等に関する検
討委員会」の第2回目の会合を開催。家賃保証会社の情
報提供等の方向性の案を示した。
寄せられる苦情・相談件数も高止まりしていて、契約内
容を理解できていないことに起因しているものが多い。
また保証会社は、国交省が把握したものだけで147社あ
るが、3つある業界団体加盟事業者は3割強(55社)に
とどまっていることを指摘した。
家賃保証会社は、入居時の連帯保証人確保が困難になっ
ていることから誕生したが、現在では、保証人がいても
理世を義務付ける大家が増加。保証会社の利用は賃貸契
そこで、保証会社を国に登録、情報提供する制度を新
約の標準となりつつある。しかし住宅確保要配慮者に対 設することとし、その登録用件や業務適正化のルールに
しては事業者が保証を断るケースがあるなど課題も多い。 ついても定めることを提案。また登録業者に対する指導
として、業務に関する報告・資料の提出を求めることが
家賃債務保証契約については、消費生活センター等へ できる、登録規程に違反した場合必要な指導、助言、勧
告することができる、不正または著しく不当な行為をし
た場合には登録を抹消することができ、一定期間は再登
録できない、といった方策を挙げた。
また、業界団体における業務適正化に係る取り組み推
進や、登録業者の活用が促進されるような制度的枠組み
の検討、家賃債務保証の引き受けを促進することで、賃
貸人の不安感払拭の必要性なども指摘した。
一方、業界内や消費者団体には、当たらな登録制度を
求める声は少なく、国交省の天下り先開拓との見方もあ
る。そもそも、家賃保証会社は、国交省主導で誕生した
ものでなく、「悪あがき」との指摘もある。
天下り先開拓
家賃保証に登録制導入
国交省の悪あがき
|娯楽
マンスが注目されている。
「糸」(中島みゆき)は、昨年か
ら順位を一つ上げて2位だった。結
婚式ソングの定番として定着してい
るが、惜しくも「海の声」には及ば
なかった。
アーティスト部門では、西野カナ
が初の首位を獲得した。リアルな恋
愛観を綴った歌詞が多くの女性から
共感を得ており、男性ファンからは
「カラオケで女性に歌ってほしいアー
ティスト」として人気がある。今年
のレコード大賞候補でもある。
アニメ・特撮・ゲーム部門は、昨
年に続き、「ひまわりの約束」(秦
基博)が1位となった。映画「STAND
北洋新聞
BY ME ドラえもん」の主題歌であ
り、大切な人への想いが詰まった同
曲は、映画とともに子どもから大人
まで幅広い世代に親しまれている。
今年発売楽曲部門の1位は、RADW
IMPSの「前前前世 (movie ver.)」。
大ヒットを記録中の映画「君の名は。」
の主題歌として話題を呼び、総合ラ
ンキングでは今年発売された曲で唯
一トップ50入りを果たした。
また、現在国内外問わず大ブーム
を巻き起こしている“PPAP”こと、
ピコ太郎の「ペンパイナッポーアッ
ポーペン」が追い上げを見せ、同部
門で15位にランクイン。10月18日の
カラオケ配信後、わずか1ヶ月半と
いう異例の早さで1位を獲得した。
糸は惜しくも2位
第一興商は、2016年のDAM年間カ
ラオケリクエストランキングを発表
し、今年、通信カラオケDAMで最も
歌われた曲は、浦島太郎(桐谷健太)
の「海の声」だった。上半期ランキ
ングでも1位に輝いており、その人
気は衰えることを知らない。紅白歌
合戦初出場が決まっており、パフォー
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平成28年12月15日(木)
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