北洋新聞

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
第852号
平成28年10月17日(月)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
桑園地区は新築マンションの建設ラッシュで、10年近
く人口増加率3~4%を維持してきたが、昨年は2%を
切り、成長に陰りが見え始めていた。ついに、マイナス
に転じたことで、「一つの時代が終わった」との声も聞
かれる。
人口増加が一段落した背景には、新築マンションの供
給減少がある。桑園地区は、倉庫や企業本社などの移転
跡地にマンションを建設することで人口が増加してきた
が、移転の動きが落ち着いたことで建設候補地が少なく
なった。
と見られる。
また、建築費高騰でマンション販売価格が上昇。札幌
の新築市場は、一般のサラリーマンがローンを組んで購
入するのが難しいレベルに達し、本州富裕層なども視野
に入れた販売戦略が求められている。しかし、桑園地区
は利便性が高いものの、富裕層が好むとは言いにくく、
デベロッパーが事業展開するのを躊躇しているようだ。
結果的に新規供給が減少し、人口増加率が鈍化している
中古の動きも鈍い。以前は、中古マンションが売り出
されると、数日で申し込みが入るほど人気のエリアだっ
たが、今年に入ってからは、売り出しから2ヶ月経過し
ても成約に至らないケースも目立つ。ただし、他のエリ
アと同じく、ユーザーがじっくり選べる「正常化」の一
面もあり、歓迎する関係者も多い。
MS供給減で
札幌市市長政策室の発表によると、10月1日現在での
桑園地区人口は27,905人で前年同月比7人減だった。
|経済
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平成28年10月17日(月)
北洋新聞
日銀の迷走続く
物価見通し引き下げへ
日銀は11月1日に公表する展望リポートで、2017年度の物価上
昇率見通しを下方修正する検討に入った。産経新聞が伝えた。
報道によると、前回(7月)公表時点の1.7%から1%台前半
に引き下げる方向で調整しているようだ。「2017年度中」として
いる2%の物価目標の達成時期も先送りする可能性が出てきた。
調査から0.1ポイント下落し、1.7%には届かない。
7月の展望リポートでは、2016年度の上昇率見通しを4月時点
の0.5%から0.1%に引き下げる一方、2017年度は政府が打ち出し
た大型経済対策の効果などもあり、「物価は上昇に向かう」と判
断、1.7%を据え置いた経緯があり、見通しを引き下げた場合、
理由が注目される。
日銀は10月31日~11月1日の金融政策決定会合で追加の金融緩
和に踏み切る可能性もあるが、物価コントロールの手法について
8月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比0.5% は、量から金利への変更を明言しており、2%目標についても、
下落と6ヶ月連続でマイナス圏。9月時点の企業の物価見通しも、 2年の公約を撤回した。物価コントロール自体を断念したとの見
全規模全産業の1年後の物価上昇率予想は平均0.6%と前回6月 方もある。
大丸札幌店
8ヶ月ぶりプラス
J.フロントリテイリングが発表した9月の大丸札幌店の売上
は、前年同月比0.7%増で、8ヶ月ぶりにプラスに転じた。アジ
ア観光客による「爆買い」が終了し、長期間苦戦していたが、比
較対象となる昨年9月は、すでに苦戦が始まっていたためプラス
に転じたようだ。日本客が離れているとの指摘もあり、10月以降
の数字が注目されている。
価格が上昇。売上低迷の一因となっている。
一方、ホームセンター最大手のホーマックが発表した9月の既
存店月次売上高は、前年同月比9.3%減で、8ヶ月連続のマイナ
スだった。ホーマックが多く扱う輸入品は、長引く円安の影響で
また、食品スーパー最大手のアークスが発表した9月の既存店
月次売上高は、前年同月比0.1%減。2ヶ月連続のマイナスだっ
た。
|不動産
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平成28年10月17日(月)
北洋新聞
大規模修繕を検討するタイミング
でマンションの理事長を引き受ける
と、想定外のトラブルに巻き込まれ
ることがある。
建築知識がないため、ゼネコンや
管理会社に計画作成を一任すると、
コストが高くなる傾向がある。その
ため、「理事長は業者からバックマー
ジンを受け取ったらしい」との噂が
出回るケースがある。たまたま車を
買い替えたり、海外旅行に行ったり
すると、疑いが濃くなってしまうの
で注意が必要だ。
逆に、コストを下げるために勉強
したり、建築費が安いゼネコンを見
つけても、同様の疑いをかけられて
しまう。一生懸命働くほど、マンショ
ン内での評判が悪くなるのだ。
そのため、理事会の他に「大規模
修繕委員会」を立ち上げ、理事長の
権限を小さくする方法が流行ってい
る。また、計画作成の透明性を増す
などの工夫も有効だ。
実は、バックマージンは、理事長
が要求するのではなく、ゼネコン側
から持ちかけるケースがほとんどだ。
ゼネコンは、談合や役人への贈賄で
定期的に逮捕者を出しているほど、
バックマージンには慣れている。
計画作成の透明性を確保したよう
に見せかけて自社が受注するシナリ
オを書くのも朝飯前だ。バックマー
ジンの渡し方も巧妙で、バレる可能
性は低い。ちなみに理事長への謝礼
は、工事金額の3%が相場。5,000
万円の工事費なら150万円で、悪い
と思いながらも受け取ってしまう理
事長もいるだろう。
そのため、マジメな理事長が「と
ばっちり」を受けている構図だ。
建築知識乏しく
マンション理事長
大規模修繕で苦悩
|娯楽
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平成28年10月17日(月)
カップリングには、「ドクターX」シリーズ過
去作の主題歌、「Force」「Bi-Li-Li Emotion」
「愛をからだに吹き込んで」を収録した、ドクター
X主題歌を完全コンプリートした豪華盤となって
いる。
また、楽曲タイトルにちなんで9999枚の限定生
産となる初回生産限定盤は、ホールツアー「WHIT
E TOUR 2015」東京国際フォーラム公演の模様を
全曲収録したDVD付きとなる。
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」は、「い
たしません」「私、失敗しないので」という名セ
リフでおなじみの、米倉涼子演じる天才外科医・
大門未知子が外科医の本質である手術や治療を成
し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を
描いた大ヒットドラマであり、今シリーズの為に
書き下ろした新曲「99」は、大門未知子が持つ力
強さを、Superflyらしいロックなサウンドとパワ
フルな歌声で表現した疾走感がある楽曲に仕上がっ
ている。
過去作品含め発売
米倉涼子主演の人気ドラマ「ドクターX〜外科医・
大門未知子〜」の主題歌に起用されているSuperfl
yの新曲「99」が11月23日にCDリリースされるこ
とがわかった。
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パンダ不動産の中古マンション
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