わたしたちの生活と工業生産 実践記録 [ pdf 519 KB ]

【指導者 石本 歩 児童 5年2組】
本時の目標
・トヨタが燃料電池関連の特許を無償公開した理由を考える
ことを通して、自動車会社は環境や車の未来を考えた取り組
みを行っていくことに気付くことができる。
時
14:30
14:37
14:46
児童の活動・教師の関わり
〇MIRAI の提示
C: 720 万円 ○資料の提示 T:予想の8倍の 3300 台も売れた。
C:すごい!
○資料の提示 T:5680
C:プリウスと比べて MIRAI の特許は?
T:5680 の特許はプリウスの3倍
T:5680 は特許無償提供の数。 C:多っ! C:もったいない。
C:なんで大切な特許を?売れなくなっちゃうじゃん。C:トヨタの技術が他の会社に…。
T:独占した方が儲かるのに?
T:理由、思いついている人っている?
○課題板書:「なぜトヨタは、特許を無償で公開したの?」
〇自分の考えをノートに書く
〇全体交流
C:地球の未来を守りたい。
C:すごいつけたし。もうかるより、地球の環境。
C:でも、MIRAI が売れることでトヨタの宣伝につながる。
C:疑問なんだけど、特許を使ったら、他の車が…
T:それは…(もう一度特許の説明)
C: CO2を排出するけど、技術が高まれば環境にいい。水素は資源が豊富。
C:MIRAI は水素で走るから、水素はたくさんある。
C:地球を守る。温暖化は動物のためでもある。
C:世界で取り組むと宣伝にもなる。
T:なんで環境につながるの?
C:他の会社が使う技術が上がる。720 万円の値段が下がる。
C:水素ステーションが増えて、環境がよくなる。
C:MIRAI が増えれば安くなる。環境によい。
T:環境が悪いって感じる?
C:MIRAI があれば困らない。
C:温暖化→台風→人類は滅びる?
C:その名の通り、MIRAI は未来を思っている。
子どもの学ぶ姿勢
は?
学びの土台(話す・聞
く・書く)は?
14:47
14:55
15:03
15:10
T:なんの未来?
C:地球
T:別に自分の会社にいいことないのに?
○小グループでの交流
C:評判がよくなる
C:宣伝になる? T:宣伝ぐらいでするー?
C:めっちゃいい会社。お金もちが乗る。C:他の会社も協力する。
C:MIRAI がたくさん作れる。
C:教えると情報が返ってくる。どっちもよくなって協力体制がとれる。
C:教えると値段が下がる。MIRAI が売れる。
C:水素ステーションも多くなる。
C:みんなが協力することで…。
C:車じゃないほうの未来を MIRAI の技術で作れる。
T:協力したほうがもうかる?どっちか一つでいいのでは?
C:洪水、資源不足になるかたどっちも必要
C:環境が破壊された車どころではない
C:CO2が増えると車が作れない。人も住めない。
「地球の未来」と「車の未来」の相互が関連
C:ゲームでやったけど…。どっちも大切にしないといけない。
し合っていることに気付かせていく。そして、
C:つながっている。どっちも大切にしないとだめ。
開発責任者の言葉を提示し、判断を確かなも
C:どっちの未来も大切
のへとしていく。
C:まとめをいう子「トヨタは車の未来も地球の未来も考え、特許を
また、授業前と授業後で「未来」について
無償で公開した。
の自分の考えがどのように変容したのかを表
○資料の提示
す場を設ける。
T:開発責任者田中さんの話 C:拍手
C:僕たちが大人になったとき、MIRAI がたくさん走っていたらいい C:田中さんは車と地球と子供たちのことを
考えていていいと思った。T:自分の変容について振り返りをしてください。
〇おわりのあいさつ C:振り返り
目標→~に気付く。
主張→判断を確かなも
のへと…。
何を判断する?
判断の妥当性は?