平成28(2016)年12月15日 平成27年度 行財政改革の取り組み 経営企画課 少子高齢化の進展、地方分権の推進、経済の低迷に伴う財政状況の悪 化など市政を取り巻く環境は大きく変化しています。行財政改革推進計 画は、このような社会情勢の中、行政サービスの維持・向上を目標に各種 の施策を計画し、取り組んでいるものです。 当初の計画に見込んだ水準に至らなかった取り組みについても、その要 因や改善方法を追及することで、行政体質の強化と簡素で効率的な行政 体制の構築の取り組みを継続しています。 このたび、平成27年度の第四次行財政改革推進計画に基づく取り組み 実績がまとまりましたのでお知らせします。行財政改革推進計画やその 取り組み状況などの詳細については、市ホームページに掲載しています。 27年度の効果額は6億1760万円 【表1】 平成27年度における取り組み結果 ※ ( ) 内は計画上の効果見込額 計画の取り組みの方向性 健全財政の推進 ●歳出の効率化・質的改善 ●財源の確保 ●計画的な財政運営 市民協働の推進 ●市政運営への市民参加促進 6億379万円 (8億735万円) 1337万円 (812万円) 合 計 6億1716万円(8億1547万円) 【表2】 主な数値目標と進ちょく状況 数値目標 進ちょく状況 目標値達成状況等 677人 669人 計画を上回る 93% 93.78% 計画を上回る 91% 92.1% 計画を下回る 各年度の職員数 市税徴収率 経常収支比率 平成27年度の取り組みによる効果額は、歳入で約3.8億円、歳出で約2.3 億円、合計で約6.2億円となりました。特に 「計画的な定員管理の推進」 の 取り組みにおいて、給与改定や標準報酬制度への移行の影響から人件費 が増加したことにより効果見込み額を大きく下回る結果となり、全体と しても計画策定の際に見込んだ効果額に比べ、2億円ほど少ない結果とな りました (表1参照) 。 効果額 計画の効果額を上回った主な取り組み 市税の徴収率の向上 [計画]8千900万円→ [実績]1億9700万円 ●国民健康保険事業特別会計における一般会計繰入金の縮減 [計画]700万円 → [実績]2825万円 ●不要公有財産の処分 (廃道水路敷) [計画]60万円 → [実績]1006万5千円 ● 取り組みの進ちょく状況 当初計画に位置付けた事務事業の見直しや補助金の見直し、財源の確 保などのほか、特定規模電気事業者 (PPS) の導入拡大など3項目の上積み 取り組みを加えた97の取り組み項目の多くは、計画に基づく一定の成果 が見られますが、一部計画どおりの効果が得られなかったものもありま す。また、定量化が可能な67の事業については、行動計画に対し行動指 標と目標値を定めており、そのうちの7割程度は 「概ね計画どおり」 以上の 成果を達成しています (表2参照) 。 計画の効果額を下回った主な取り組み 計画的な定員管理の推進 [計画]3億8千万円 → [実績]1億1296万3千円 ● 人事行政の運営状況について 職員課 「市人事行政の運営等の公表に関する条例」 に基づき、人事行政の運営状況の概要 を公表します。詳しい内容は、12月下旬以降に市役所1階市政情報コーナーや市ホー ムページでご覧になれます。 平均給料月額 33万1123円 33万4720円 歳出額(A) 実質収支 人件費(B) 人件費率(B/A) 27年度 100,010人 300億 759万5千円 10億 595万5千円 63億1945万5千円 21.1% 26年度 99,687人 287億2007万9千円 9億5107万8千円 63億6472万5千円 22.2% 平均給与月額※ 41万2494円 42万 710円 4 職員数の状況 (2) 職員給与費の状況 (普通会計予算・決算) 1人当たり給与費 (B/A) 給 与 費 職員手当 期末・勤勉手当 計(B) 28年度(予算) 705人 25億7813万2千円 8億8618万2千円 10億5796万9千円 45億2228万3千円 641万4586円 27年度(決算) 710人 25億8375万8千円 8億6312万4千円 10億4935万3千円 44億9623万5千円 633万2725円 ※職員手当には、 児童手当、 退職手当を含みません 区 分 議 長 副議長 議 員 月 額 54万4000円 46万9000円 43万5000円 単位 : 人 (平成28年4月1日現在) 区 分 一般行政部門 特別行政部門(教育・消防) 公営企業等会計部門 合 計 職員数 412(54) 211 (24) 44( 3 ) 667(81) 対前年増減数 -1( 0 ) -5(+2) +2(-2) -4( 0 ) ※ ( ) 内は再任用および任期付短時間勤務職員を外書きしています 秦野市伊勢原市環境衛生組合の財政状況 伊勢原市と秦野市のごみ処理と火葬業務は、秦野市伊勢原市 環境衛生組合が行っています。組合の平成28年度予算執行状況 と27年度決算状況を公表します (1万円未満四捨五入) 。 1 平成28年度予算執行状況 (平成28年9月末日現在) 予算額 収入済額 収入率 支出済額 執行率 30億7200万円 10億6812万円 34.8% 9億7995万円 31.9% 2 平成27年度決算状況 差引額 1億1514万円 秦野市伊勢原市環境衛生組合 82-2500 (2) 歳入 歳入は、両市からの分担金が全体の57.2%を占めています。両市民の 1人当たりの分担金負担相当額は約4897円です。 ※平成28年3月末現在の住民基本台帳人口26万3034人により算出 (3) 歳出 歳出は、両市から排出されたごみの処理や火葬業務などの衛生費が全 体の74.7%を占めています。今後も両市民の快適な生活を保てるよう適 正な業務遂行に努めます。 (4) 公有財産の年度末現在高 基 金 (1) 決算総額 前年度と比較すると、歳入は5874万円 (2.7%)の増、歳出は 8282万円 (4.0%) の増となりました。 歳出決算額 21億3621万円 月 額 67万6200円 59万9200円 (平成28年4月1日現在) ※市長は給料を30%減額、副市長は20%減額しています ※実質収支は、 歳入歳出の差引額から翌年度に繰り越すべき財源を控除した額です 給 料 区 分 市 長 副市長 報 酬 住民基本台帳人口 (年度末) 給 料 区分 歳入決算額 22億5135万円 平均年齢 42歳8月 43歳1月 3 特別職の報酬などの状況 (1) 人件費の状況 (普通会計決算) 職員数 (A) 区 分 28年4月1日現在 27年4月1日現在 (一般行政職) ※給料のほかに職員手当を含みます 1 総括(千円未満四捨五入) 区分 2 職員の平均給与月額 行政財産(土地) 行政財産(建物) 施 設 整 備 基 金 職員退職給与準備基金 減 債 基 金 6万2599㎡ 2万3146㎡ 6606万円 3752万円 5億2352万円 (5) 組合債の年度末現在高 ごみ処理施設整備関係 56億372万円
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