やまぐち子育て福祉総合センター実績報告

やまぐち子育て福祉総合センター実績報告
子育て家庭向け一般講座
保育士資格応援講座④~基礎編~
時:平成 28 年 12 月 15 日(木)9:30~11:30
所:やまぐち子育て福祉総合センター 多目的ルーム
日
場
参加人数:14名(欠席 3 名)
託児:8 名(1歳4名、2 歳 2 名
3 歳 2 名)
内容
1、講義「保育士をめざして~保育を取り巻く現状と展望~」
宇部フロンティア大学短期大学部 保育学科 教授 伊藤一統先生
(1)保育の現状と今後
①増加する保育のニーズ
厚労省のデータより、保育所や定員は増えているが、保育所利用率も年々右肩上がり。
特に1・2歳児は高くなっている。
なぜ利用児童数が定員に満たないのに入れないのか?→保育士が不足している。
(2)子育て支援新制度
保育士をめざす上で知っておくべき制度。
昨年から施行。どこがどう変わったのか?
・認定こども園制度
・幼稚園・保育所・認定こども園への国からの給付を共通で創設
・地域型保育事業という新しい位置づけ
地域に応じた多様な形の子育て支援(小規模保育、家庭的保育、居宅訪問型保育
事業所内保育)
地方やへき地など子どもの少ない地域でも保育サービスを保障
国の制度に入っていない認可外保育所も基準を満たしていれば、公的サービスとし
て認める
市町村によって認可の仕方は違う。
(3)保育士になる
①保育士資格試験は各都道府県が行う。(ほとんどは全国保育士養成協議会に委託)
内容は緩和化→ 今年度より年に 1 回から 2 回実施(合格率は 10~20%)
試験科目の免除(科目等履修・・・保育士養成校で受講し単位取得
ただし授業数はかなり多く、60 以上)
②保育士になるプロセス
国家資格になったのは 15 年前。山口県内の養成校は 10 校(4 年制、2 年制、専門学校)
養成校で単位を取得し卒業すれば、試験は受けなくても保育士資格を取得できるが、
最近は短大より 4 年制が人気。4 年制では教員免許も取れるため、就職先には小学校教
諭を選ぶ傾向。
(保育士資格を持っていても就職先に保育所を選ばない学生増える)
※認定こども園も増えてきている中、保育士資格と同時に幼稚園免許も持つ人は有利
幼稚園教諭免許を持つ人は、あと 3 年は保育士資格取得が緩和(科目試験免除)
(4)保育士として
①保育士の需要
・今、保育現場では子育て支援の役割が大きくなっているので、社会経験、子育て経
験のある人材が求められる
・保育士が関わる“児童”は 0 歳児から 18 歳まで(乳幼児だけではない)
→働ける場所は保育所保育以外に、児童養護施設や障がい者施設等と幅広い。
・山口県内でも小規模保育、事業所内保育所は増えてきている。
・就職先を選ぶ時に、できれば情報収集する。
(子育てとの両立ができる職場環境や勤務時間など)
②保育士の意義
・子育て環境の変化 不安を抱える保護者の増加
→保育の質の向上、ソーシャルワーク的な役割も
子育て経験や社会経験を積んだ方々に活躍を期待
・やりがい…「人を育てる」という価値ある仕事。
子どもの育ちに関わる大きな喜びがある。
2、情報提供 「山口市の保育園の現状」
山口保育園(やまぐち子育て福祉総合センター所長) 林園長
(1)山口市の待機児童状況
・山口市の待機児童が増えている。認可園の数は増えており、地域型保育所や認定こど
も園もできたが、入所希望数に追いつかない状況。
(2)いろいろな働き方
・パート、短時間雇用、月○日雇用など、経験がなくて不安という方も現場で教わりな
がら学べる。少しずつ経験を積んで自信がついたらいずれは常勤で活躍してほしい。
(3)保育士の役割・やりがい
・人を育てる=これからの社会をつくっていく人材を育てる仕事である。
・保育士の魅力・・・子どもと一緒に過ごしながら、子どものありのままを受けとめ、慕っ
てくれる子どもたちから元気をもらえる仕事。子どもが育っていく姿
は保育士としての自信や喜びとなる。経験年数を問わず、子どもを通
して学び続ける仕事である。
3、座談会
受験経験者も一緒に(2 グループで、経験者がグループに入る)
・自己紹介
・質問を出し合い、経験者が答えていく