あなたは今、 どれくらい眠気を自覚していますか? 次の質問であてはまる 数字を計算してみましょう 0:眠ってしまうことはない 2:しばしば眠ってしまう 1:時に眠ってしまう 3:ほとんど眠ってしまう 当てはまる数字の 合計は何点でしたか? ① 座って何かを読んでいるとき(新聞、雑誌、本、書籍など) ② 座ってテレビを見ているとき ③ 会議、映画館、劇場などで静かにすわっているとき ④ 乗客として1時間続けて自動車に乗っているとき ⑤ 午後横になって、休憩をとっているとき ⑥ 座って人と話しているとき ⑦ 昼食をとった後(飲酒なし)、静かに座っているとき ⑧ 座って手紙や書類などを書いているとき 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 3 3 3 3 3 3 3 3 13点以上あると、眠気の自覚症状があると いわれています。 睡眠の質を低下させる病気として 注目されているのが、 「睡眠時無呼吸症候(SAS)」 です。 SASは、就寝中に呼吸が止まったり、止まりかけたりしては、いびきをかく――とい うことを繰り返す不安定な呼吸が起こる病気です。 呼吸が止まって酸素が足りなくなると、自律神経のうちの交感神経が過敏になっ て、脳も体も緊張してしまい、睡眠の質が悪くなります。十分に寝たはずなのに翌 日眠くなる、日中の集中力が続かない・・・。これは睡眠の質が低下しているから なのです。 一方、呼吸が止まり酸素不足の状態に陥れば、呼吸が再開されるたびに体に負 荷がかかっています。その結果起こりやすくなるのが、高血圧、糖尿病、心房細 動、不整脈、心不全、狭心症、心筋梗塞、認知症……といった病気です。夜 間の突然死のリスクも上がります。 当院では睡眠時無呼吸 症候群の検査を行ってい ます。 自宅で簡単にできる 検査(簡易PSG検 査)があります。 いびきや眠気が気になる方、ご自分の睡眠に 不安を感じる方は、健康維持のためにも早め に担当医へご相談ください。
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