鹿児島メディアプロモーション事業企画・運営業務委託 仕様書 1 業務概要 明治維新から150周年に当たる平成30年に向けて,本県の観光は大河ドラマの 放送や奄美琉球の世界遺産登録など一層飛躍する好機を迎えている。 また,熊本地震からの復興・風評被害対策を図るためにも,積極的に観光素材を PR するなど,メディアを活用したプロモーションを実施する。 2 業務内容 (1) メディアを複合的に活用したプロモーションを展開する。 ① 観光素材の選定 積極的に売り込む強みとなる観光素材(温泉,離島,自然,食,歴史,文化, 人物など)を絞り込む。 ② ターゲットの設定 年齢層,性別,構成(ファミリー,学生,富裕層),地域(関西,関東)な ど観光素材を鑑みターゲットを設定する。 ③ 使用するメディアの選定 観光素材,ターゲットに適したメディア(TV,ラジオ,情報誌,WEB 等)を 選定する。 メディアを選定するにあたっては,メディア毎の特徴となる以下等を踏まえ ること。 A) コスト(媒体使用にあたる費用) B) リーチ数 雑誌であれば発行部数,ネット広告であればクリック数,テレビであれ ば視聴率など,目に触れる,手元に届く数。 C) 単価 例えば, (媒体のコスト)÷(リーチ数)で求める。 D) 評価指数(KPI) (記載できるものに限る) リーチ数に対してどの程度の人が見るかを示す指標で到達率など。 例1) 発行部数 5,000 部の雑誌に広告を掲載した場合に,実際に広告 を見る人が 10%と想定した場合。 リーチ数:5,000 部,KPI:到達率 10% 例2) 1日あたり 100,000PV の WEB サイトにバナー広告を掲載した場 合に,バナーへのクリック率が 0.1%と想定される場合。 リーチ数:100,000PV,KPI:クリック率 0.1% ④ ストーリー性(観光素材,ターゲット,メディアに根拠ある関連性があるこ と)を持ったプロモーションを展開する。 (2) 実施したプロモーションの効果等を検証する。 ① プロモーションの効果検証方法の作成と効果検証の実施 ② 効果検証の結果を踏まえた今後のプロモーションの提案 3 メディアプロモーション実施期間 平成29年1月∼3月 4 履行期限 平成29年3月31日(金) 5 著作権・特許権 (1) 受託事業者は,本業務で作成された成果物に関し,すべての著作権(財産権)を, 鹿児島県観光課に無償で譲渡するものとする。ただし,委託前から受託事業者の 構成者が権利を有する著作物及び第三者が権利を有する著作物を利用する場合 は,事前に鹿児島県観光課の承諾を得るものとする。 (2) 受託事業者は,鹿児島県観光課の同意を得なければ,著作権法第18条及び第2 0条に規定されている権利を行使することができない。 (3) 本業務作成物で使用する文章,写真,図版等はすべて鹿児島県観光課内での利用, または鹿児島県観光課が観光振興に資すると判断した上での第三者への提供が 可能なもののみを使用する。 (4) 本業務の成果物の使用期限は設けないものとする。 (5) 本業務の成果物に係る著作権,特許権その他の知的財産権に関する一切の紛争に ついては訴訟費用も含めすべて受託事業者において責任を負うものとする。 (6) 著作物法上,上記条件を満たさないデータの使用は禁ずる。 (7) 上記条件を満たすのに費用が過大となり,充分な広報展開ができないことが見込 まれる場合においては,協議するものとする。 6 その他 (1) 契約に係る業務の全部を一括して第三者に委託してはならない。 (2) 本事業に係る一切の書類は5年間保存する。 (3) 上記のほか,事業の実施において必要な事項については,事前に鹿児島県と十分 協議すること。
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