第2回マンション管理基礎勉強会「質疑応答一覧」 11/5 質問1、自分のマンションでは理事長も高齢の為パソコンも使えず理事会開催の案内等に も苦労しているが、今日の講義の中で「管理会社の理事会支援業務」の話があっ たが管理員に理事会案内の配布だけでなくの案内書の作成などパソコン操作もフ ロントを通じて依頼する事は可能だろうか。 回答 理事会支援業務は管理会社の主要な業務の一つなので、まずは忌憚なくお願いし たらいかがでしょうか。 質問2、講義では長期修繕計画書の作成業務は管理会社との委託契約とは別途契約との事 であったが長期修繕計画書の作成や見直しを管理会社に依頼したいが可能か。 回答 標準管理委託契約書では国交省作成した「長期修繕計画のガイドライン」に沿っ た、建物劣化診断も含めた詳細な長期修繕計画書の作成を想定しており、製作費 も高額で5~6年に1度の費用発生いう事で別途契約という事にしているが、管 理会社に依頼してはいけないという事ではない。 次回の第3回セミナーのテーマが「長期修繕計画と大規模修繕工事」なのでそこ でいろいろな話を聞いていただきたい。 質問3、自分のマンションは築年数も古く輪番での理事長が高齢で理事会もなかなか開け ずフロントマンとのコミュニケーションも思うようにとれていない。 今後どの様にしたらよいものだろうか。 回答 高経年マンションの増加と共に高年齢役員の問題も顕在化してきている。他のマ ンションでも高齢で目がよく見えない役員、話が聞こえない役員、痴呆の症状が 現れ始めた役員等、どうしたらよいか判らないという話もよく聞く。 その様な高経年役員への対応に即答できる答えは持ち合わせていない。 改めて、マンション管理士会の無料相談等にお越しいただきじっくりと対応策を 相談してみてはいかがでしょうか。 質問4、現在、管理会社変更の為に数社から見積書をもらっている。 どこをポイントに見積書を見たらよいか。 回答 良い管理会社を選ぼうとする場合に見積もり内容も大切ではあるが、その管理会 社が管理する近くのマンション10組合程度の一覧をもらい、実際の管理状況を 役員で数棟見て回る事をお勧めしたい。 又、A社かB社かを決める際には担当予定のフロントマンへの面接等も重要とお もわれる。 質問5、専有部分内の給水横引き管から漏水があり、どこが修理費用を負担すべきかが判 らない。 回答 一般的には専有部分内の給水横引き管(枝管)は区分所有者の所有なので区分所 有者の負担で修理するのが原則である。 そもそも論として当該横引き管が専有部分にあたるのか、共用部分にあたるのか の疑問があるのであれば管理規約の内容を確認する必要があります。 以上
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