消防回覧板 ~ダウンライトの直下に布団などの収納物を置いていませんか?~ 住宅や事業所の押入等の照明として設置されているダウンライ トの火災が平成23年~平成27年までに47件発生し、そのう ち、直下に置かれた布団や衣類などが、ライトの熱により火災と なった事案が26件発生しています。本年は、9月末現在で同様 の火災が10件(速報値)発生しており、東京消防庁では注意を 呼びかけています。 【どのような状況で火災が発生しているのか】 住宅や事業所で、押入、納戸、室内や洗面所などに設置されて いるダウンライトの直下まで、布団、衣類やダンボール等の収納物を積み重ねて置いていた状態 で、ダウンライトのスイッチを消し忘れたり、スイッチが入ったことに気づかなかったことによ り、ダウンライトの熱で着火して火災が発生しています。 ダウンライトは天井に埋め込まれているため、収納物を直下まで置くことができてしまうことか ら、押入や納戸などダウンライトが設置されている付近に物を収納する際は、注意が必要です。 【火災を防ぐために】 ●室内や物置、納戸、洗濯機置場等の収納スペース内のダウンライトの設置箇所をよく確認しまし ょう。 ●ダウンライトを使用する際は、メーカーの説明書やホームページにある安全上の注意事項をよく 確認し、ダウンライトから収納物まで適正な距離を取りましょう。 ●室内や収納スペースを出入りする際は、照明器具の点灯状況をよく確認しましょう。 ●ダウンライトのスイッチの押し間違えや、体や物にスイッチが接触することによる誤点灯に注意 しましょう。 問合せ先 国分寺消防署予防課防火査察係 電話042-323-0119 内線520 http://www.tfd.metro.tokyo.jp 電 気 火 災 を 防 ぐ ポ イ ン ト コンセント・プラグ・コード ●差込みプラグを抜く際は、コード部分を持って引っ張らないで、プラグ本体を持つ ようにしましょう。 ●差込みプラグは、コンセントと緩みがないか点検しましょう。 ●コードが、家具などの下敷きになったり、押しつけなどにより傷ついたりしないよう に注意しましょう。 ●コードを束ねたり、ねじれたままの状態で使用したりしないようにしましょう。 ●コンロの上方など、コードが加熱されるような場所での使用はやめましょう。 ●コードを柱などにステップル止めをするのはやめましょう。 ●コンセントやコードには、使用できる電気量に制限があります。表示されている電気量を確認して使用し ましょう。 ●心線(コードなどの中心部にある銅線)同士をねじり合わせて、直接つなげて使用することは危険です。 コードに不具合が生じた時は、専門の業者に点検を依頼し、修理してから使用しましょう。 白熱電灯・蛍光灯 ●物置きやクローゼット内の白熱電球の近くに、衣類や寝具を置かないようにしましょう。 ●点灯中の白熱電球の温度は高温となっているので、接触によるやけどに注意しましょう。 ●クリップ式の白熱電球は、傾きや緩みでずれていないか点検しましょう。 ●蛍光灯の安定器は、定期的に点検や交換を行いましょう。 ●照明器具に衣類やタオルなどの物をのせたり、覆いかぶせたりしないようにしましょう。 ●照明器具を使用した後は、スイッチを必ず切り、安全を確認しましょう。 電気製品全般 ●使用する前に、電気製品の取扱説明書をよく読みましょう。 ●使用していない電気製品の差込みプラグは、コンセントから抜いておきましょう。 ●故障した場合は、自分で分解せず、専門の業者に修理を依頼しましょう。 ●電熱器等の電気製品の周囲には、燃えやすいものを置かないようにしましょう。 ●長年使用していなかった電気製品は、使用する前に専門の業者に点検を依頼して、安全を確認してから 使いましょう。 ●長年使用している電気製品は、異常の有無を点検しましょう。
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