レポート

2016 Wako's
SuperKart Race Report
開催コース/筑波サーキット(茨城県)
主催/日本スーパーカート協会 開催日/ 11 月 13 日(日)
天候/晴れ 路面/ドライ
つ
いに迎えた最終戦。まず SK1 だが、
タイトルは吉野義弘が今季、圧倒
的なパフォーマンスを発揮してすでに確
定している。しかし、シリーズ 2 位の
座は未だ混戦模様という状況だ。
レースは序盤から PP 保立翔を先頭に
吉野、岡島秀章の三つ巴のバトルでス
タート。周回が進んでいくと、ここから
吉野が抜け出し、その後ろに位置する保
立と岡島の 2 番手争いが激化する。吉
野は途中、エンジンの異常燃焼が起きた
というがすぐに解消し、その後は安定し
た走りをキープして有終の美を飾った。
一方、4ストエンジンのバトルとなっ
た保立と岡島の2位争いは最後まで接戦
が続いた末に保立に軍配。この2人はラ
ンキング2位争いの中心選手でもあった
WAKO'S
スーパーカートカップ第7戦
が、この結果をうけて5ポイントのリー
ドをつけていた岡島が保立から逃げ切っ
てランク 2 位を確定させた。
SK2 はチャンピオン確定済みの藤木
章二と山崎尚樹とのマッチレースに。予
選をクラストップで切り抜けた山崎は決
勝でも猛追する藤木を最後まで前に出す
ことなくファーストチェッカーを受け、
今季最後のウィナーに輝いた。
SK4 は無敵の桜井晋吾が今回も独走
状態。途中、ラジエターフルードの水温
が 110 度前後まで上昇する異常を来し
たことで、走りをセーブしつつも6勝目
「楽しかった」と満足するレース展開を
味わった吉野が最終戦を勝利で飾る
SK2 では新チャンプ藤木との激戦を制
した山崎尚樹が優勝を手にした
併催された筑波選手権シリーズ(地方戦
格式)では3位に入った尾川正明が獲得
今季、すべての参戦レースで勝利を収め
てきた桜井が最終戦も無難にまとめる
の勝ち星を手にした。なお、桜井は今季
で引退を決めている。
レース後の仮表彰は総合トップ3が登
壇。中央が吉野、右に 2 位の保立、そし
て左が 3 位の岡島