NOWPAP(ナウパップ)

観光・地域振興局 国際課
担当:国際交流係 野畑、岩崎
電話:(直通)076-444-3158(内線)2765、2755
News Release
平成 28 年 12 月 7 日
ナ ウ パ ッ プ
NOWPAP RCU 富山事務所新所長の着任に伴う
知事表敬について
このたび、NOWPAP(北西太平洋地域海行動計画)RCU(地域調整部)富山事務所、
新所長が着任挨拶のため知事を表敬訪問されますのでご案内いたします。
1.日
時
平成 28 年 12 月 9 日(金)
2.場
所
知事室
16:45 ~ 17:00
3.出席者
<相手側>
ネレティン・レヴ(Neretin Lev)
NOWPAP 調整官(RCU 富山事務所長)
※下線部が姓
きむら
(通訳)木村
<県
側>
いしい
たかかず
かめい
あきのり
ながさか
ゆういち
まつもと
ともひろ
すぎた
さとし
石井 隆一
亀井 明紀
長坂 雄一
松本 智広
杉田
聡
ち
か
千佳
事務官(NOWPAP RCU 富山事務所)
富山県知事
観光・地域振興局長
理事・生活環境文化部次長
国際課長
環境政策課長
(参考) NOWPAP について
・NOWPAP(北西太平洋地域海行動計画)は、UNEP(国連環境計画)が提唱する地域海行動
計画の一つで、日本海及び黄海の海洋・沿岸環境の有効な利用・開発・管理を目的とし
た取組み。日本、中国、韓国、ロシアが参加し 1994 年に採択された。
・NOWPAP の本部事務局である RCU(地域調整部)は、富山県富山市と韓国釜山市に 1994 年
に共同設置された。RCU 富山事務所は日本海側初の国連機関。
・RCUは、NOWPAPの本部事務局として、事業の調整、各種会合の開催、財務管理、各メンバ
ー国及び他の国連機関との連絡調整などを主な業務とする。
経
氏
役
生
歴
名:ネレティン・レヴ ※下線部が姓
職:シニアコーディネーター
北西太平洋行動計画(NOWPAP)
年:1970年 ロシア・イルクーツク生まれ
【学歴】
• モスクワ大学海洋学、ロシア科学アカデミー 科学修士課程、博士課程修了
• アメリカ、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院国際学芸修士課程修了
【職歴】
環境科学、政策決定、管理分野において15年以上の経験
国連環境計画(UNEP)、国連開発計画(UNDP)、地球環境ファシリティ(GEF)などにおける、
各国政府との調整などを含む複雑な環境・開発プロジェクトを指揮・管理
国連、多国間環境協定、開発銀行、政策決定議会、学会などの専門家の国際ネットワーク
の構築
○1992-2005年ドイツマックス・プランク研究所の海洋微生物学、地球科学・天然資源連邦
研究所にて調査科学官を務め、また、ロシア科学アカデミー・P.P.シルショフ海洋学研
究所では科学研究を行う。
国際海洋掘削プログラムの研究者として海底の堆積物の生物地球化学的サイクルの調
査を行う。他の調査パートナーと共に、低温かつ高圧の堆積物内で何百万年も生息するバ
クテリアを共同で発見し、他の惑星での極限状態でも生命体は存続できるという考えを支
持。
○2005-2006年イランのカスピ海環境計画事務局の生物多様性専門家
ロシア、カザフスタン、モンゴル、中国の地域プロジェクトポートフォリオを拡大し、
ロシアの国連外交コーディネーターによる国連関連機関北極圏グループの第一技術顧問
を務めた。
○2008-2016年: GEF(Global Environment Facility:地球環境ファシリティ)に勤務
海洋ごみ、有害化学物質、気候変動の影響からの回復、カーボンアカウンティング、
持続可能な開発の環境要因などに関するGEF政策や戦略、プログラムに影響を及ぼすよう
な新たな地球環境問題や兆候に関して、科学的・専門的な助言を行う。
GEFの知識管理戦略開発や、200以上のGEF事業や計画コンセプトへの専門的な調査にお
いて重要な役割を務める。
GEF科学委員会と、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)や生物多様性条約(CBD)などの多
国間環境協定機関や事務局間の、協力体制の強化。
○2013-2014年: UNEPヨーロッパ地域事務所勤務
ロシアの北極圏における環境保全についての最大の分野横断的な国際プログラムであ
る「北極アジェンダ2020」の準備を担当。
連邦政府、地方機関や専門家、世界銀行・UNDP・欧州復興開発銀行などの多国間機関
と、北極協議会、欧州理事会とのパートナー関係の構築。
このプログラムには、50以上の国や国際機関から人材や資金が投入され、1,100万ドル
のGEF資金に加え、9,000万ドル以上の共同出資が行われた。