舗装道路の構造

舗装の種類
車道の舗装には、大きく分けてセメント・コンクリート舗装とアスファルト舗装の 2 種類があります。現在では、国道全体の
約 90 パーセントがアスファルト舗装です。
舗装の構成
さて、アスファルト舗装を例にとると、大きく分けて、アスファルトの混合物でできている部分とその下側の路盤と呼ばれ
る部分からできています。アスファルトの混合物は、砂利〈最大粒径約 2 センチメートル)と砂を混ぜ合わせたものに、約 5
~7 パーセントのアスファルトを熱して混ぜ合わせたものです。路盤は、主に砕石や砂を混ぜ合わせたものをローラなどで
固めてできています。
舗装の厚さ
舗装の厚さは、そこを通る車〈とくに大型車)が多いほど厚くつくります。また、舗装の下側の部分(路床という)が硬いか
軟らかいかによっても厚さが違っています。最も厚い鋪装は、1 メートル以上にもなりますが、このうちアスファルト混合物
の部分は 20 センチメートルくらいです。
道路 2-3
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