宮崎県育英資金返還金回収業務委託仕様書(案)

宮崎県育英資金返還金回収業務委託仕様書(案)
1 目的
本書は、宮崎県(以下「甲」という。
)が〇〇〇〇(以下「乙」という。)に委託する宮
崎県育英資金返還金回収業務の委託について、仕様を定めるものである。
2 業務内容
宮崎県育英資金貸与条例(昭和 49 年宮崎県条例第 51 号)に基づき育英資金の貸与を
受けた者が納期限を過ぎても返還金を納付せず、甲が督促及び催告を行ったものの納期
限又は最終納付日から1年超2年未満が経過し、滞納金額 15 万円以上となった場合に、
その債権に対する返還金回収業務等を委託するものである。
3 対象債権
納期限を過ぎても返還金を納付せず、甲が督促及び催告を行ったものの納期限又は最終
納付日からから1年超2年未満が経過し、滞納金額 15 万円以上となった債権のうち甲が
指定する債権とする。なお、必要に応じて、甲乙協議のうえ、対象債権の追加を行うこと
ができるものとする。
4 委託業務の内容
(1) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 158 条に基づく徴収又は収納事
務委託
ア 借受人及び連帯保証人(以下「債務者」という。)から返還金を回収すること
イ 収納金を指定金融機関等へ払い込むこと
ウ 前記イの報告をすること
エ 徴収金整理簿により収納状況を整理すること
(2) 催告・相談・調査業務
ア 債務者に対する文書・電話等による催告
イ 必要に応じて債務者からの納付相談を受けること
ウ 必要に応じて債務者を訪問調査し、状況を把握すること
(3) 甲への助言業務
ア 受託債権について今後の見通しを報告すること
イ 債権回収に関する情報提供
ウ 回収困難となった案件について書面により報告すること
(4) その他(1)~(3)に付随する業務
5 委託開始日
乙の対象債権に係る4の委託業務は、甲が乙に対象債権ごとに契約書第6条第1項
の通知した日をもって開始するものとする。
6 その他業務の適正かつ確実な実施の確保のための措置
(1) 業務従事者の配置
乙は、本業務委託の実施にあたり、必要十分な専門知識と経験を有する者を業
務従事者として配置すること。
(2) 窓口担当者の届出
乙は、本業務委託の実施にあたり、甲との連絡窓口となる担当者を甲に届け出
ること。連絡窓口担当者は、本業務にかかる従事者、進捗状況、問題点などを常
に把握し、甲から業務の実施状況等の問い合わせがあったときには、速やかに返
答を行うこと。
(3) 法令等の遵守
乙は、甲の業務の受託者として、良識ある行動と善良な態度で業務を遂行する
とともに、宮崎県財務規則(昭和 39 年宮崎県規則第 2 号)、本契約及び個人情報保
護に関する事項、弁護士法(昭和 24 年法律第 205 号)等の関係法令を遵守するこ
と。