保険料 介護保険料の決め方・納め方 社会全体で 介護保険を支えています 公費 40∼64歳の方 の保険料 国・都道府県・ 市区町村の 負担金 28% 40歳以上のみなさんが納める介護保険 料は、国や自治体の負担金などとともに、 介護保険を健全に運営するための大切 65歳以上の方 の保険料 な財源となります。 介護保険の 財源 50% 22% 65歳以上の方 (第1号被保険者)の保険料 ●保険料は、65歳になった月分 (誕生日の前日の属する月分) から納めます。 はい いいえ いいえ 住民税を課税されている いいえ 生活保護を受給している 同じ世帯に住民税を課税 されている方がいる 老齢福祉年金を受給している いいえ はい はい 年金収入額+合計所得金額が80万円以下である いいえ はい いいえ 年金収入額+合計所得金額が120万円以下である はい はい 年金収入額+合計所得金額が80万円以下である 120万円未満 120万円以上190万円未満 190万円以上290万円未満 はい 合計所得金額がいくらか 290万円以上400万円未満 400万円以上600万円未満 ※老齢福祉年金:明治44年4月1日以前に生まれた 方などが対象となる福祉年金 ※合計所得金額:収入金額から「必要経費に相当す る金額」を控除した額で、扶養控 除や医療費控除などの所得控除 する前の金額であり、住民税など を算定する課税標準額とは異なり ます。 4 600万円以上800万円未満 800万円以上1,000万円未満 1,000万円以上1,500万円未満 1,500万円以上 いいえ 介護保険料は、介護サービスにかかる費用などから算出される基準額をもとに、 みなさんの前年の所得や世帯の状況に応じて設定されます。 は じ めに 決め方 ●基準額の算定方法 (月額) 市で介護保険給付にかかる費用 × 65歳以上の方の負担分(22%) = 市の65歳以上の方の人数 対 象 者 第1段階 27,600円 (基準額×0.418) 43,200円 本人の前年の年金収入額と合計所得金額の合計が 80万円超120万円以下の方 (基準額×0.655) 第3段階 本人の前年の年金収入額と合計所得金額の合計が 120万円超の方 (基準額×0.691) 第4段階 世帯に住民税課税者がいる場合で、本人の前年の年金 58,800円 (基準額×0.891) 収入額と合計所得金額の合計が80万円以下の方 第2段階 世帯に住民税課税者がいる場合で、本人の前年の年金 収入額と合計所得金額の合計が80万円超の方 前年の合計所得金額が120万円未満の方 第7段階 前年の合計所得金額が120万円以上190万円未満の方 第8段階 前年の合計所得金額が190万円以上290万円未満の方 第9段階 前年の合計所得金額が290万円以上400万円未満の方 前年の合計所得金額が400万円以上600万円未満の方 第11段階 前年の合計所得金額が600万円以上800万円未満の方 第12段階 前年の合計所得金額が800万円以上1,000万円未満の方 第13段階 前年の合計所得金額が1,000万円以上1,500万円未満の方 第14段階 前年の合計所得金額が1,500万円以上の方 (基準額) 74,400円 (基準額×1.127) 82,800円 (基準額×1.255) 92,400円 (基準額×1.400) 96,000円 (基準額×1.455) 105,600円 (基準額×1.600) 116,400円 その 他 本人が 第10段階 住民税課税で 66,000円 介護が必要に ならないために 第6段階 45,600円 費 用 第5段階 本人が 住民税非課税で 利 用 世帯全員が 住民税非課税で ・生活保護受給者の方 ・老齢福祉年金受給者の方 ・本人の前年の年金収入額と合計所得金額の合計が 80万円以下の方 年額保険料 申 請 所得段階 ÷12ヵ月 保険料 基準額 (基準額×1.764) 123,600円 (基準額×1.873) 132,000円 (基準額×2.000) 140,400円 (基準額×2.127) 5 保険料 65歳以上の方 (第1号被保険者)の保険料 納め方 年金の額で納め方が決まります。 年金の年額が18万円以上の方 ⇒ 特別徴収 年金の定期払い (年度6回) の際に、介護 保険料があらかじめ差し引かれます。 本年度 2月 4月 6月 8月 10月 12月 2月 ●4月・6月・8月の保険料 (仮徴収) 4月・6月は前年度2月の保険料と同額を納めます。 8月の保険料については増額・減額調整することがあ ります。 ●10月・12月・2月の保険料 (本徴収) 年額保険料確定後、年額保険料額から 仮徴収 本徴収 前年度の2月と同額を仮に納めます ! 仮徴収分を差し引いて、残りの額を3回 に分けて納めます。 ※特別徴収が始まる際には、事前にお知らせ します。 ※特別徴収の対象となる年金は、 老齢・退職年金、障害年金、遺族年金です。 年金18万円以上でも、こんなときは 一時的に納付書で納めます ◎年度の途中で65歳になったとき ◎年度の途中で他の市区町村から転入したとき ◎年度の途中で所得段階が変更となったとき ◎年金を担保に融資を受けたときや年金の支給 が停止されたとき など 年金の年額が18万円未満の方 ⇒ 普通徴収 市から送付される納付書の納期に従って納めます。 ! 保険料の納付には 手続きに 必 要 な も の 口 座 振 替 ◎保険料納付書 ◎預 (貯) 金通帳 ◎印かん (通帳の届出印) がおすすめです 所定の申込書で市指 定の金融機関へ申し 込みます。 40∼64歳の方(第2号被保険者)の保険料 ● 加入している医療保険によって異なります 介護保険料については、加入している医療保険者にお問い合わせください。 国民健康保険に 加入している方 6 決め方 国民健康保険税 (料) の算定方法と同様に、 所得などに応じて世帯ごとに決められます。 納め方 医療分と介護分を合わせて、国民健康保険 税 (料) として世帯主が納めます。 職場の医療保険などに 加入している方 加入している医療保険ごとに設定される介護 保険料率と給料(標準報酬月額)および賞与 (標準賞与額) に応じて決められます。 医療保険の保険料と介護保険料を合わせて、 給料および賞与から差し引かれます。 (原則と して事業主が半分を負担します。) 申請が必要です 市では、下表の所得段階(第1号被保険者)の 軽減の対象となるのは、下記すべての要件を満たす方です。 方を対象に、介護保険料の軽減を実施します。 ●介護保険料の所得段階が第1段階から第3段階までのいず 前年収入額 軽減後 第1段階 前年収入が 80万円以下 第1段階の 半額 第2段階 前年収入が 160万円以下 第1段階と 同じ額 第3段階 前年収入が 第1段階と 同じ額 160万円以下 れかであること(生活保護を受けている方、特別養護老人 ホーム等入所者を除く) 。 ●前年の収入金額が、 1人世帯で160万円(第1段階は80万円) 以下であること(世帯員が1人増すごとに60万円を加算。 収入には、遺族年金等の非課税所得や仕送りを含む) 。 保険料 所得段階 は じ めに ●介護保険料個別軽減制度 ●自己の居住用を除き、処分可能な不動産を所有していな いこと。 ●200万円(2人以上の世帯は400万円)を超える預貯金等 ●住民税が課税されている方の扶養を受けていないこと。 ●保険料の減免等 申 請 の資産を所有していないこと。 申請が必要です 災害などの特別な事情で納付が困難な方、自宅の買い替えにより一時的に保険料が高額になる方 は、保険料の減免などを受けられる場合があります。 詳しくは市にお問い合わせください。 利 用 介護保険料を納めないとどうなるの? 1年6ヵ月以上 滞納した場合 利用者がサービス費用の全額を負担し、申請後も保 険給付の一部または全部が一時的に差し止められま す。なお、滞納が続くと、保険給付から滞納していた保 険料が差し引かれる場合もあります。 2年以上 滞納した場合 滞納した期間に応じて、利用者負担が 1割または2割から3割に引き上げら れるほか、高額介護サービス費などの 支給も受けられなくなります。 その 他 利用者がサービス費用の全額をいったん自己負担し、 申請によりあとで保険給付(費用の9割または8割)が 払い戻されます。 介護が必要に ならないために 1年以上 滞納した場合 費 用 滞納期間に応じて次のような措置がとられます。 (給付制限) 保険料の納め忘れがないようご注意ください。 7
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