ロシアCIS月報(2016年12月号) 2016年12月1日 ユーラシア三菱東京UFJ銀行 三菱東京UFJ銀行 国際業務部 世銀見通し 経済(続き) GDP成長率 経済(1/3) 原油価格 EBRD: ロシアGDP成長率見通しを2016年▲1.2%→▲0.6%、2017年+1.0%から+1.2%に上方修正(11月3日) 世銀: ロシアGDP成長率見通しを2016年▲1.2%→▲0.6%、2017年+1.5%に上方修正 (11月9日) EC: ロシアGDP成長率見通しを2016年▲1.9%→▲1.0%、2017年+0.5%→0.6%、2018年+0.8に上方修正 (11月9日) インフレ率 財政赤字対 GDP比 2016 2017 2018 ▲0.6% +1.5% +1.7% 43.3米ドル 55.2米ドル 59.9米ドル +7.1% 4.5% 4.0% 4.2% 2.2% 0.6% ▲1.9% +6.0% +4.9% S&P: ロシアGDP成長率見通しを2017年+1.4%、2018年+1.7%と発表(11月23日) 総資本形成伸 び率 OECD: ロシアGDP成長率見通しを2016年▲1.7%→▲0.8%、2017年▲0.5%→0.8%、2018年+1.0%に上方 修正(11月28日) 経常収支黒字 276億米ドル 265億米ドル 254億米ドル GDP成長率速報値: 10月▲0.5%、1-10 月▲0.7%(経済発展省) 資本収支 274億米ドル 264億米ドル 254億米ドル 消費は引き続き弱いが、鉱工業、特に製造業は底打ち、建設業も回復。 第3四半期は季節調整無しで第2四半期比+0.1-0.2%、第4四半期も季節調整無しで第3四半期比+0.1-0.2%見込み。. ロシア中銀は、第4四半期は季節調整済では第3四半期比+0.2-0.3%見込み。2017年第1四半期は+0.3%成長を見込む。 10月の鉱工業生産は、対前年同月比▲0.2%と9月▲0.8%から下げ幅縮小(国家統計局) 1-10月は+0.3%。10月季節調整済では+0.3%。採掘業は、前年同月比+0.8%(1-10月+2.2%)、 製造業は、同▲0.8%(同▲0.9%)、電気ガス水道は、同+1.1%(同+0.7%)。製造 業では、繊維+6.0%(同4.2%)、石油製品+3.9%(同▲2.7%)、木材+3.8%(同+1.8%)、ゴム・プラスチック+3.7%(同+5.6%)、皮革製靴+3.8%(同+6.2%)、化学+2.4%(同+4.4%)、輸 送機器±0.0%(同▲4.1%)の7業種で増加し、電気電子光学機器▲7.2%(同▲2.9%)、非金属鉱物製品▲4.5%(同▲7.5%)、その他製造業▲5.9%(同▲7.5%)、冶金金属製 品▲0.9%(同▲2.9%)、紙パルプ▲0.7%(同+2.2%)、 食料品▲0.2%(同+2.0%)、機械装置▲0.2%(同+ 3.3%)、の7業種でマイナスとなった。 主要品目では、石油ガスコンデンセート+2.4% (1-10月+2.4 %)、天然ガス▲1.8%(同▲0.9%)、石炭 ▲3.0%(同+4.9%)、電力+1.7%(同+1.3%)、粗鋼+2.0 %(同▲0.9%)、パイプ▲11.3%(同▲12.5%)、自動車 ▲2.9%(同▲10.9%)、農業+2.4%(同+2.9%)等となって いる。 1-9月固定資本投資は、▲2.3%。1-3月▲4.8%、 4-6月▲3.9%、7-9月+0.3%。昨年7-9月が▲13%で あったことによるベース効果で、本格的な回復では ない。尚、7-9月の季節調整済対前四半期比は +0.6%(経済発展省)。 2 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 鉱工業生産・固定資本投資推移 経済(続き) 経済(2/3) 10月の小売売上高は、対前年同月比▲4.4%と9月の▲3.6%から下げ幅拡大(国家統計局) 22 ヶ月連続のマイナス。1-10月▲5.3%。食料 小売売上高・実質可処分所得・失業率推移 品が▲5.4%(1-10月▲5.1%)、非食料品が▲3.4 %(1-10月▲5.5%)。 実質可処分所得は、10月前年同月比▲5.9% と9月の▲2.8%に比べ下げ幅拡大(1-10月▲5.3 %)、24ヶ月連続で前年同月を下回った。 10月の平均賃金は、36,200ルーブルで、名 目で対前年同月比+8.2%(1-10月+7.9%)、実質 では+2.0%(1-10月+0.5%)と前年同月を上回った。 失業率は、前月比+0.2%増加し5.4%。3月以 来の上昇。 10月の消費者物価指数は、対前月比で+0.4%と9月+0.2%比上昇するも、前年同月比では+6.1%と下落(国家統計局) 食料品は対前月比+0.8%(前年同月比+5.7 消費者物価指数・生産者物価指数・通貨供給増加率推移 %,)、非食料品は同+0.5%(同+7.0%)、サービス 同▲0.3%(同+5.4%)。 11月1日から28日迄で上昇率は+0.5%、11月 28日現在前年同期比+6.0%。 10月の生産者物価指数は、対前月比+0.3%、 前年同月比では+3.1%。1-10月+3.6%。 通貨供給量は、9月対前年同月比+12.0%で 推移。 企業収益: 1-9月は対前年同期比+20.6%の8.171兆ルーブル、37,000社が黒字で9.411兆ルーブル、14,700社(28.5%)が赤字で1.239兆ルーブル(国家統計局)。 採掘▲21.7%の1.567兆ルーブル、製造業+32.0%の2.388兆ルーブル、ユーティリティ2.8倍の4,072億ルーブル、卸小売▲6.8%の1.225兆ルーブル、建設+29.7%の890億 ルーブル、運輸通信+74.8%の1.078兆ルーブル、農林業▲2.8%の1,980億ルーブル、漁業+48.8%の694億ルーブル。 3 9月末延滞債務は前月比+1.7%、対前年同月比+6.5%の2.533兆ルーブル、延滞比率は前月比▲0.1%の6.3%。 (出所)国家統計委員会、ロシア中銀資料からユーラシアBTMU作成 経済(続き) 経済(3/3) PMI: サービス業PMIは、10月前月53.0から52.7に3ヶ月連続下落。 製造業PMIは、10月前月51.1から52.4に上昇し3ヶ月連続の50越え。 貿易黒字: 1-9月は対前年同期比▲43.2%の721億米ドル(連邦関税局) 輸出は、▲22.9%の2,026億米ドル、輸入は同▲3.9%の1,306億米ドル。 CIS外への輸出構成比は、燃料エネルギー62.3%(前年同期68.1%)、金属10.2%(同9.5%)、設備機械6.3%(同5.1%)、化学製品6.2%(同6.5%)、食料5.1%(同3.6%)、木材・紙 パルプ3.4%(同2.6%)で、輸入構成比は、機械設備49.5%(同47.3%)、化学製品19.4%(同19.3%)、食料12.4%(同13.5%)、繊維靴6.2%(同6.4%)、金属5.5%(同5.8%)。 貿易相手国は、EU43.1%(同45.6%)、APEC諸国30.0%(同27.7%)、EEU諸国8.4%(同8.1%)、CIS諸国12.1%(同12.4%)。国別貿易高は、CIS除き、中(対前年比▲0.6%)、 独(▲16.3%)、蘭(▲31.9%)、伊(▲41.2%)、米(▲9.6%)、日本116億米ドル(▲27.9%)、トルコ(▲38.2%)、韓国(▲16.8%)、仏(+15.4%)、ポーランド(▲13.8%)の順。 CIS外への燃料エネルギー輸出は、金額ベース▲29.6%、数量ベース+3.5%。数量ベース、原油+7.1%の174.4百万トン(輸出全体で189.8百万トン、522億米ドル)、石油 製品▲9.3%(332億米ドル)、天然ガス+11.8%の1,163億㎥(輸出全体で1,395億㎥、216億米ドル)、石炭+9.4%、電力▲6.3%。金属輸出金額ベース▲17.9%、数量ベース +5%、設備機械輸出金額ベース▲6.0%、化学製品輸出金額ベース▲26.0%、数量ベース▲3.3%、食料輸出金額ベース+7.9%、数量ベース+18.7%。木材・紙パルプ輸出 数量ベース+15.1%。機械設備輸入は金額ベース+2.3%、化学製品輸入金額ベース▲1.8%、数量ベ-ス▲3.7%、食料輸入金額ベース▲10.6%、数量ベース▲10.1%、繊 維靴輸入金額ベース▲5.0%、数量ベース▲9.9%、金属輸入金額ベース▲8.3%、数量ベース▲7.6%。 経済発展省は、1-10月貿易黒字▲44.3%の715億米ドル、輸出▲21.3%の2,260億米ドル、輸入▲2.8%の1,645億米ドルと発表。うち、10月貿易黒字▲16.8%の84億米ド ル、輸出▲1.7%の265億米ドル、輸入+7.3%の181億米ドル。 連邦関税局は、1-10月のCIS外からの輸入▲1.0%の1,315億 米ドル、うち10月156億米ドルと発表。 1-10月経常収支黒字速報: 対前年同期比▲73%の160億米ドル (ロシア中銀) 1-9月156億米ドル、10月単月では4億米ドル。 1-10月民間純資本流失は、▲80%の104億米ドル、うち1-9月は 96億米ドル、10月は8億米ドルの流出。 1-9月貿易黒字は、▲46.6%の631億米ドル、輸出▲23.4%の 1,995億米ドル、輸入▲4.0%の1,364億米ドル。うち9月貿易黒字 ▲22.4%の74億米ドル、輸出前月比+9.6%の255億米ドル、輸入 同▲1.2%の182億米ドル。 4 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 貿易収支・経常収支・ウラル原油価格推移 金融・財政 金融・財政(1/4) 民間銀行貸出・預金の状況(ロシア中央銀行): 法人向け貸出は10月対前月比+0.4%、1-10月▲6.5%、個人向けは10月+0.2%、1-10月+0.3%、延滞率は法人は7.2%から6.8%に減少、個人も8.5%から8.3%に減少。 預金は10月対前月比法人▲1.4%、1-10月▲11.4%、個人10月+0.2%、1-10月+0.7%。1-10月銀行収益は、3.7倍の7,140億ルーブル。 ロシア中央銀行、 5銀行のライセンス剥奪: CB Kamski Horizont(資産規模537位)、Commercial Bank Express-credit (303位)、NZBank(375位)、 OLMA-Bank(611 位)、Metropol Bank(377位)。 VTB: 中国開発銀行と3年、5年のトレードファイナンス1,100億ルーブル契約。 VEB: 中国開発銀行とフレームワーク契約60億人民元(9億米ドル)締結。期間15年、エネルギー、エネルギーインフラ、エンルギー効率、物流、製造案件。 ロシア中銀: 監査法人の認可権限を財務省から移管。破綻銀行の監督・管理業務を預金保険機構から移管の方向。 ナビウリナ中銀総裁発言(11月14日、議会財政・金融委員会) 今後3年間、対外的な要因は変わらず、またロシア経済の大幅な構造的な変化には時間がかかり、当面は2%以下の成長となる。 急激な金利引き下げはインフレを招く。 10月の金利の動き 翌日物(ON)は、前月末比▲0.04%の 10.50%で取引開始され、8日には9.67% まで低下したが、その後は徐々に上昇し、 前月末比▲0.16%の10.38%で引けた。 1ヶ月物は前月末不変のの10.63%で取引 が始まり、8日に10.43%に低下した後上昇 し、対前月末比不変の10.63%で引けた。 5 (出所)ロシア中銀資料・各種報道からユーラシアBTMU作成 KEY Rate/翌日物・1ヶ月物モスプライムレート推移 金融・財政(続き) 金融・財政(2/4) 10月末外貨準備高は、前月比▲1.8%, ▲70億米ドルの3,907億米ドル、1-10月で+6.1%、+223億米ドル(ロシア中央銀行) うち金は▲1.7%、▲10.8億米ドルの644億米ドル、1-10月で+32.6%、+159億米ドル。11月18日現在外貨準備高は3,894億米ドル。 11月の為替相場の動き 10月、ルーブル平均レートは、対前月比対ドル+3.1%の62.68、対ユーロ+4.7%の69.16。2015年12月比では、対ドル+11.1%、対ユーロ+9.6%の上昇。10月のウラル原油 価格平均は対前年同月比+2.6%の48.00米ドル、1-10月対前年同期比▲24.0%の40.72米ドル。 11月、ルーブル相場は、対ドル63.35、対ユーロ69.36、対円1.65台後半で取引を開始。 月前半は原油在庫の増大などからウラル 原油価格が44米ドルから40米ドル前半へ ルーブル為替レート・ウラル原油価格推移 軟調に推移したことから、ルーブルも軟調 に推移し、トランプ大統領の当選で一時反 発したものの、14日には対ドル66.49、対ユ ーロ71.95の安値をつけた。対円では7日に 1.59台前半まで売られたが、その後の円安 でルーブルの値は戻した。15日以降は、月 末のOPEC総会で減産合意がなされるとの ルーブル安 期待から原油価格が徐々にに上昇すると ルーブルも反発した。30日のOPEC総会で 生産削減が合意されると、原油価格が47 米ドル半ばまで反発し、ルーブルも対ドル 63.97、対ユーロ67.80、対円では年初来 高値となる1.78台半ばまで上昇し、対ドル 64.14、対ユーロ67.99、対円1.78台前半の 高値圏で11月の取引を終えた。 11月の外貨レポ残高は10月末比▲15.9 億米ドルの76.0億米ドル。 ルーブル高 6 (出所)ロシア中銀資料・各種報道からユーラシアBTMU作成 金融・財政(続き) 金融・財政(3/4) 1-10月連邦予算は、対GDP比2.3%の1.577兆ルーブルの赤字(財務省速報) 歳入10.441兆ルーブル(予算の76.0%)、歳出12.018兆ルーブル(同74.7%)、石油ガス歳入は3.854兆ルーブル(同63.7%)、非石油ガス歳入6.587兆ルーブル(同85.6%)、 税金5.803兆ルーブル(同77.4%)、関税3.5兆ルーブル(同73.9%)、その他1.138兆ルーブル(同75.5%)。GDP67.77兆ルーブル。 1-9月連結予算赤字は、1.119兆ルーブル、歳入19.375兆ルーブル、歳出20.494兆ーブル。連邦予算赤字1.51兆ルー ブル(歳入9.295兆ルーブル、歳出10.805兆ルーブル)、地方予算黒字3,681億ルーブル(歳入7.031ルーブル、歳出 2016年予算(単位:10億ルーブル) 項目 当初予算 修正予算 13,738 13,368 6,045 4,777 16,099 16,402 国防 3,145 3,884 2,566 2,173 6.663兆ルーブル)、予算外基金赤字619億ルーブル(歳入6.973兆ルーブル、歳出7.034兆ルーブル)、地方予算外基 金黒字842億ルーブル(歳入1.22兆ルーブル、歳出1.137兆ルーブル)。 歳入 石油ガス収入 10月末予備基金残高は、1兆9910億ルーブル(約312億米ドル、前月比▲456億ルーブル)、国民福祉基金(NWF)残高は、 歳出 4兆5,410億ルーブル(約722億米ドル、前月比▲756億ルーブル)(財務省) 2016年修正予算案・議会承認(11月9日)、プーチン大統領署名(11月24日) 歳入3,700億ルーブル減少、歳出3,040億ルーブル増大し、赤字は対GDP比3.66%の3兆340億ルーブル。 国家経済 予備基金からの拠出は、2.1兆ルーブルに加え7.050億ルーブル追加承認。 教育 579 557 余剰金84億ルーブルは、2017年危機対策基金へ繰り越し、144億ルーブルとする。 年金基金へ追加拠出2,040億ルーブル。年金受給者に一人5,000ルーブルの一時金支給。 医療 491 466 国防省内の予算再配分477億ルーブルで、軍備調達に210億ルーブル、クリミア・北極海の軍人住宅に10億ルーブル。 社会政策 4,454 4,631 航空庁の余剰資金73億ルーブルをロシア鉄道のウクライナ国境を通過しない鉄道整備に当てる。 その他 4,864 4,691 財政赤字 ▲2,360 ▲3,034 対GDP比 ▲3.0% ▲3.66% 予備基金から 2,100 2,805 国内債務上限 8,818 9,868 純国内借入れ 300 500 2,876 3,726 50 41 78 ,673 82,815 6.4% 5.8% 保証上限 ウラル原油価格 GDP インフレ率 7 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 金融・財政(続き) 金融・財政(4/4) 単位: 10億ルーブル 2017-19年予算案(11月18日議会第1読承認、12月7日、9日に第2読、第3読審議) 政府承認案より歳入、歳出とも若干増大(修正は赤字部分)。 2017年は政府案より国防費720億ルーブル増。 財政赤字対GDP比は、2017年3.2%から年1%ずつ削減を計画。 予備基金は2017年に枯渇し、2017年以降は国民福祉基金からも財政補填。 国民福祉基金残高は、2017年4.19兆ルーブル(投資資産1.618兆ルーブル)、2018年 3.102兆ルーブル(同1.652兆ルーブル)、2019年3.056兆ルーブル(同1.668兆ルーブル)。 予算案での農業分野へのファイナンス:2016年2,475億ルーブルから2017年2,045億 項目 2017 2018 2019 修正予算 歳入 13,368 13,488 14,028 14,845 歳出 16,402 16,241 16,040 15,987 一般国家問題 1,136 1,089 1,068 国防 1,021 948 941 国家安全保障 1,270 1,262 1,258 国家経済 2,144 2,199 2,060 ルーブルに削減。農機の近代化補助金(2016年は99億ルーブル。車齢10年以上のトラク 教育 549 568 566 ターが60.3%、コンバインで42.9%を占める。)は廃止。農業技術開発へのファイナンスは 医療 364 383 349 5,079 4,958 5,049 2016年101億ルーブルを2017年94百万ルーブルに削減。 農業省は、輸出支援資金として15億ルーブルを政府に提案。 産業貿易省は、2017年の自動車産業支援策として600億ルーブルを検討中。初めての 社会政策 財政赤字 ▲3,034 ▲2,753 ▲2,011 ▲1,142 購入者へ60億ルーブル、3人以上子供がいる家庭へ60億ルーブル、公務員に60億ルーブル 対GDP比 ▲3.66% ▲3.2% ▲2.2% ▲1.2% トラクター購入者へ38億ルーブル、農業従事者へ25億ルーブル、小規模事業者へ30億ルー 予備基金から 2,100 1,152 - - 668 1,162 140 国内借入 1.050 1,050 1,050 対外借入 -21 -60 -13 10,352 11,581 12,788 536億米 ドル 528億米 ドル 536億米 ドル 40 40 40 40 82,815 86.806 92.296 98.860 5.8% 4.0% 4.0% 4.0% 67.5 68.7 71.1 ブル、輸出補助金60億ルーブル、自動車ローン補助106億ルーブル、カーリース補助70 億ルーブル、政府によるスクールバス・救急車購入97億ルーブル、天然ガス車15億ルーブル 等。 経済省は、国営企業によるノンコア資産売却手続きについて政府へ提案し、また ノンコア資産を保有する国営企業への支援打ち切りを提案。 シリアノフ財務大臣は、直接税・間接税の比率見直しの必要性を示唆。来年以降に 議論。直接税のうち、特に労務関係費の負担軽減を検討。 国民福祉基金から 国内債務上限 GDP インフレ率 ルーブルレート (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 9,868 対外借入れ上限 ウラル原油価格 8 2016 企業・産業 自動車 10月新車販売台数(含む軽商用車)は、対前年同月比▲2.6% の126,658台(欧州ビジネス協会) 9月▲16.6%より下げ幅大幅縮小、1-10月▲13.3%の1.147,670台。 ブランド別売上は、AvtoVAZ:10月+13.2%(1-10月▲4.9%)、ルノー:+1.8%(▲6.4%)、KIA:+4.1%(▲9.3% )、現代:+0.4%(▲13.5%)、VWグループ:▲2.9%(▲5.1% )、、 GAZ:+15.4%(+3.4%)、UAZ:+0.9%(+1.4%)、フォード:▲8.2%(+13.3%)、ベンツ:▲12.2%(▲14.7%)、GMグループ:▲38.8%(▲57.2%)、BMWグループ:+6.7%(▲1.3%)、日 本勢は、日産:▲17.4%(▲23.7%)、トヨタGr:+26.3% (▲0.1%)、マツダ:▲12.8%(▲24.7%)、三菱:▲58.8%(▲54.7%)、スバル:+4.2%(▲23.4%)、スズキ:▲50.8% (▲28.3%)、ホンダGr:▲52.1%(▲70.4% )、いすゞ:+79.1%(▲6.9%)。 10月の中古車販売は、対前年同月比▲2.6%の469,300台、1-10月+6.2%の4.3百万台(AUTOSTAT) LADA▲10.9%の129,200台、トヨタ+0.5%の52,200台、日産+3.4%の24,800台。 10月のLCV新車販売は、対前年同月比+3.8%の8,800台、1-10月▲6.1%の71,000台(AUTOSTAT) GAZがシェア45%で+7.0%の4,100台、UAZ+1.8%の1,600台、LADA+64.2の1,100台、ベンツ▲38.2%の582台、フォード+61.8%の500台。 10月のトラック新車販売は、対前年同月比+4.8%の5,000台、1-10月▲0.8%の41,000台(AUTOSTAT) KAMAZがシェア35%で+3.8%の1,800台、GAZ▲10.8%の533台、スカニア+43%の319台、いすゞ+3.6%の291台、ベラルーシMAZ▲22.2%の284台。 10月の自動車生産は、対前年同月比▲2.9%の104,000台、トラック+6.6%の13,800台、バス+29.2%の4,100台(連邦統計局) 1-10月は、自動車▲10.9%の911,000台、トラック+7.4%の108,000台、バス+11.5%の32,300台。 1-9月の自動車輸入は対前年同期比▲23.7%の197,600台(43.8億米ドル)、うちCIS外190,800台(42.7億米ドル)(連邦関税局) トラック輸入は▲4.8%の13,900台(6.7億米ドル)、うちCIS外11,000台(3.5億米ドル)。 自動車輸出は▲32.2%の48,800台(7.7億米ドル)、うちCIS33,200台(3.9億米ドル)。トラック輸出▲29.9%の8,900台(2.2億米ドル)、うちCIS外3,300台(1.3億米ドル)。 ダイムラー: モスクワ州へのSUV組み立て工場投資は3億ユーロ、年25-30千台製造。 フォルクスワーゲン :新型Tiguan生産開始、1.8億ユーロ投資。カルーガ工場では、その他Polo、Skoda Rapodを生産しており、生産能力は年225千台。 カルーガのエンジン工場でルクオイルの潤滑油調達開始。シリンダ等はロシア製アルミを使用しウリヤノフスクのNemak社から調達。ワイヤーハーネスはチェボクサ リのフジクラから調達。2017年はクランクシャフトのロシア調達を計画。 Avtotor: 新型BMW X1生産開始。 GAZ: 圧縮天然ガスで動くエンジン生産開始。 KAMAZ: 1-10月IFRS売上+27%の910億ルーブル、純損失3億ルーブルに縮小(前年27億ルーブルの損失)、販売+22%の25,000台。 9 輸入代替プログラム開始(シャフト、ギア)、2017年から量産開始。 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 企業・産業(続き) 石油・ガス・エネルギー(1/3) 石油: 1-10月石油ガスコンデンセート生産+2.4%の455百万トン、CIS外への輸出+5.8%の195.0百万トン、石油精製▲1.5%の235百万トン。 石油確認埋蔵量は9月1日時点で+0.7%の294億トン、ガス+1.4%の70.3兆㎥(天然資源省)。 30日のOPEC総会で 1月から10月比日量120万バレルの減産に合意。非OPEC諸国にも60万バレルの減産を要請し、うちロシアは30万バレル減産の意向。 ロスネフチ: 7-9月売上1.223兆ルーブル(194億米ドル)、EBITDA2,920億ルーブル(45億米ドル)、純益▲77%の260億ルーブル、1-9月売上▲11.4%、EBITDA▲5.6% の9,130億ルーブル(135億米ドル)、純益▲57%の1,290億米ルーブル。ウラル原油価格の下落54.6米ドル→40米ドルが要因。1-9月石油生産は+0.3%の152.2百万ト ン、ガス生産は+7.4%の493億㎥、石油精製は▲5.9%の60.4百万トン。 - 中国Beijing Enterprises Group Companyにヴェルクネチョンスクネフチガスの権益20%売却(11億米ドル)で合意。埋蔵量石油173百万トン、ガス1,150億 ㎥。 - BPとのJV、Yermaknefegaz設立。3億米ドル投資し、西シベリア・エニセイカタンガ盆地の油田を開発。 - 19.5%株式売却の最低入札価格は7,483億ルーブル、SINOPEC、KMG、Surgutneftgasにも参加呼びかけ。 - 子会社RE-ActiveがムルマンスクのLavna Oil Terminalの株式75%を取得(スイス・Sintez Petroleumから)。 バシネフチ: 1-9月IFRS売上▲6.1%の4,350億ルーブル、EBITDA▲9.8%の900億ルーブル、純益▲36.5%の335億ルーブル、1-9月生産+8.6%の15.9百万トン、石油 製品▲6.7%の12.5百万トン、投資は+39.3%の597億ルーブル、うち7-9月は売上対前四半期比+14.1%の1,619億ルーブル、EBITDA▲16.1%の280億ルーブル、純益 ▲68.3%の46億ルーブル、生産+1.2%の5.4百万トン、石油製品+14.6%の4.3百万トン、投資216億ルーブル。投資は2016年通期で920億ルーブル見込み。 ルクオイル: 1-9月IFRS売上▲12.7%の3.826兆ルーブル、EBITDA▲13.2%の5,470億ルーブル、純益▲54.5%の1602億ルーブル、うち7-9月売上対前四半期比 ▲2.2%の1.3兆ルーブル、EBITDA▲12.5%の1,659億ルーブル、純益▲12.4%の548億ルーブル。1-9月炭化水素生産▲34.%、石油生産▲8.9%の69百万トン、ガス+2% の152億㎥、うちロシア石油▲3.5%の62百万トン、ガス▲2.8%の96億㎥。 - ウズベキスタン・Gissarプロジェクトに5億米ドル5年のS-Loan調達、L+3%。 ガスプロムネフチ: 1-9月IFRS売上▲1.4%の1.221兆ルーブル、EBITDA+4.1%の3,250億ルーブル、純益+12.7%の1,474億ルーブル、うち7-9月売上対前四半期比 +11.2%の4,502億ルーブル、EBITDA+13.2%の1,210億ルーブル、純益+16.8%の571億ルーブル。1-9月生産は+8.1%の63.5百万トン、精製31.2百万トン、投資は+13.6% の2,660億ルーブル。2017年は、生産+5-6%、投資は2016年同様の3,620億ルーブル見込み。 - ハンチマンシスク自治管区のナジムスク油田開発で、西シベリア投資コンソーシアム(RDIF24.5%、ムバダラベトロレアム24.5%、エネルゴプラエクト25%(ガスプロ ムバンク)、ガスプロムネフチ26%)と契約。 - ヤマロネネツ自治管区の南部で新規プロジェクト実施を決定。2025年までに年3百万トン生産。南チャチキンスコエ(埋蔵量40百万トン)等。 タトネフチ: 1-9月IFRS売上+0.3%の4,152億ルーブル、純益▲5.2%の752億ルーブル、うち7-9月売上+9.5%の1,474億ルーブル、純益+14.7%の267億ルーブル。1-10 月生産は+5.1%の23.3百万トン、精製+3.2%の7.4百万トン。 2017年生産は+7.1%の28.6百万トン、原油価格40米ドル、為替レート64.8、インフレ5.5%で純益842億ルーブ ル見込み。 10 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 企業・産業(続き) 石油・ガス・エネルギー(2/3) スラブネフチ: 1-9月IFRS売上▲8.8%の1,582億ルーブル、純益+31%の135億ルーブル。 ルースネフチ: IPOで20%株式発行し324億ルーブル調達。戦略的パートナー・グレンコアが31.28%保有。2017生産は+5%の7.7百万トン、その後11百万トンを計画。 投資は、2016年195億ルーブルに対し、2017-2019年各900億ルーブル。IPO後オレンブルグ州のForteInvestの資産を2.7億米ドルで買収検討。 トランスネフチ: Zapolyare-purpeパイプライン輸送料金はトン692ルーブルに対し、FASは399.1ルーブルを提示。他のパイプライン輸送料を+1.94%、6.35%引き上げ。 2017年483.3百万トン輸送を計画。 ソブコムフロート(石油ガス海上輸送会社): 1-9月IFRS売上▲8.5%の10.4億米ドル、EBITDA▲10.1%の5.8億米ドル、純益▲26.8%の2.2億米ドル。 韓国Daelm Industrial: ヤマロネネツ自治管区での石油ガスプロジェクトに関心表明。VysotskのLNG生産、トムスク製油所の改修に関与経験あり。 ガス: 1-10月天然ガス生産▲0.9%の4,410億㎥、随伴ガス+6.6%の694億㎥。 ガスプロム: 10月輸出は単月過去最高に迫る+16%の169億㎥、輸出1-10月+10.0%。2017年生産は+4%の4,266億㎥計画。2016年投資のうち、「シベリアの力」パイ プラインへの投資は921億ルーブルから762億ルーブルに減額、旧ガス田への投資は302億ルーブルから156億ルーブルに減額、地下ガス貯蔵施設への投資は830 億ルーブルから300億ルーブルに減額、ガスプロムバンクの増資850億ルーブルを追加。 - JBICとサハリン2第3トレイン建設、アムールガス加工プロジェクトのファイナンス協議。 - CNPC・中国開発銀行とアムールガス加工プロジェクトへのファイナンスでMOU締結。 - エクソンとサハリン2の第3トレインへのガス供給で契約交渉。 - ユーロ債10億ユーロ、3.125%で発行、80%が外国投資家。スイスフラン建てユーロ債5年5億スイスフラン2.75%で発行。 ノバテック: - ギダンLNGで、日本企業の参加を呼びかけ。投資額は100億米ドル以上の見込み。 - ヤマルLNGは、欧州輸出信用機関並びにJBICと10億ユーロ信用供与で合意。インテッサの融資4億ユーロにSACEが貿易保険付与。 石炭: 10月生産▲3.0%、1-10月生産+4.9の317百万トン。 2016年生産は+4.4%の390百万トン、輸出は+2%の159百万トン見込み(エネルギー省)。 メチェル:1-9月IFRS売上+1%の1,964億ルーブル、EBITDA+16%の416億ルーブル、純益55億ルーブル(前年赤字)、石炭生産▲2%の17百万トン、うちエルガ炭田は 2.9百万トン(2016年3.7百万トン見込み、2017年は+22%の4.5百万トン計画)。 クズバスフューエル: 1-9月IFRS売上+3%の183億ルーブル、EBITDA▲43%の11億ルーブル、純損失1.5億ルーブル。極東への貨車不足による費用高騰が要因。洗 浄工場能力増強で6百万トンから9百万トンとし、自社取扱率を55%から80%に増大。 11 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 企業・産業(続き) 石油・ガス・エネルギー(3/3) 原子力: ロスアトム: 中国Tianwan原子力発電所2基建設追加の政府間協定締結を準備。中国とJV設立し、フローティング原子力発電所6基建設を検討。インドKudankulan 原子力発電所第3ステージ政府間協定締結を準備。 電力: 10月消費+1.4%の915億kWh。10月生産は+1.8%の931億kWh(1-10月+1.3%の8,790億kWh 、うち火力▲0.4%の5,610億kWh、原子力▲1.2%の1,590億kWh、水力 +10.5%の1,580億kWh))。1-9月輸出▲6.3%の133億kWh、金額ベース▲16.1%の4.9億米ドル。 三井物産: Rao ES Vostokとサハ共和国・シベリア沿岸・カムチャッカでの風力発電所建設に200億円投資を検討。 連邦送電会社: 1-9月IFRS売上+29.6%の1,655億ルーブル、EBITDA+24.5%の975億ルーブル、純益+85.6%の592億ルーブル、うち7-9月売上+24.3%の549億ルーブル、 純益▲1.6%の143億ルーブル。 蘭Windlife Energy: ムルマンスク州に風力発電所建設で220億ルーブル投資、出力200MWで2019年完成。 インターラオ: 1-9月IFRS売上+3.9%の6,024億ルーブル、EBITDA+38.3%の683億ルーブル、純益2.9倍の683億ルーブル。 ロスギドロ: 新株発行で400億ルーブル調達計画。 ユニプロ(独E.ON子会社) :1-9月IFRS売上+8.5%の570億ルーブル、EBITDA▲52.4%の67億ルーブル、純益▲79%の16億ルーブル。 エネル: 1-9月IFRS売上+0.5%の518億ルーブル、EBITDA+26.3%の95億ルーブル、純益20億ルーブル(前年赤字)。 ロシア国内の発電事業の売却オファーあり。中 国Huadianが興味を示している模様。 Fortum: ロスナノと風力発電所建設で協力協定締結。ロスナノは、風量発電所部品生産に10億ルーブル投資を計画。 機械 Rostselmash: トラクター生産を2017-19年にカナダから移管予定で30百万米ドル投資。2014年から既に一部トラクター、種蒔機、散水機の生産は移管し30百万米ドル投 資済。 独ClaasKGaA: クラスノダール州の農機生産工場に2017年1.5億ユーロ投資し、生産を現在の年250-300台を3倍に増強。 パワーマシーン: 独LindeとLNG用熱交換器製造のためサンクトにJV設立に合意。特別投資契約を締結予定。 パワーマシーン東芝: ベトナム向けに変圧器6基輸出。 12 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 企業・産業(続き) 鉄鋼・非鉄金属 鉄鋼: 1-9月国内需要▲5.4%の、2017年は+1.2%予測(鉄鋼業界) MMK: 焼結工場建設に220億ルーブル投資し、溶鉱炉原料年間5.5百万トン生産。1-9月IFRS売上▲12.4%の40.8億米ドル、EBITDA+7.7%の15億米ドル、純益+65.4% の9億米ドル、うち7-9月売上対前四半期比▲4.8%の14.8億米ドル、IFRSEBITDA+16.6%の6.5億米ドル、純益+26.7%の4.2億米ドル。1-9月の投資は+15.8%の2.8億米ド ル。 TMK: 1-9月IFRS売上▲24.2%の24.4億米ドル、EBITDA▲20.9%の3.9億米ドル、純益25倍の81百万米ドル、投資▲32.1%の1.1億米ドル、うち7-9月売上前四半期比 ▲3.6%の8.2億米ドル、EBITDA▲11.8%の1.3億米ドル。純益▲80.9%の11百万米ドル。オマーンペトロリアムデヴェロップメントに4年間で2億米ドルパイプ供給。 ノリリスクニッケル: 加SNC Lavdinとナデージュダ金属工場での二酸化硫黄除去プロジェクトの設計契約、総投資額5年で17.4億米ドル。 Bystrinsky銅・鉄鉱石・金鉱山開発は予定通り2017年開発開始。投資額16億米ドル。 アルロサ: 1-9月IFRS売上+48%の2,556億ルーブル。EBITDA+67%の1,500億ルーブル、純益2.6倍の1,169億ルーブル、うち7-9月売上対前四半期比▲18%の690億ルー ブル。EBITDA▲25%の387億ルーブル、純益▲35%の266億ルーブル。 ルスアル: 1-9月IFRS売上▲12.7%の59.6億米ドル、EBITDA▲37.0%の10.8億米ドル、純益▲35.3%の5.3億米ドル、うち7-9月売上▲0.6%の20.6億米ドル、EBITDA+0.2% の4.2億米ドル、純益2.7億米ドル。価格下落1-9月▲18%、7-9月▲4.8%が要因。 加Siver Bear: ヤクート共和国のMangazeisky 銀鉱山開発プロジェクトに2017年第1四半期30百万米ドル投資。 金: 1-9月生産▲1.4%の214.1トン、銀▲9.4%の800トン(財務省) ポリュスゴールド: 1-9月IFRS売上+23%の1,212億ルーブル、EBITDA+30.5%の772億ルーブル、純益+27.7%の604億ルーブル。2016年投資は6-6.5億米ドルから5億 米ドルに縮小、1-9月3億米ドル。 - 中国Fosun Groupに株式25%+1株を85-90億米ドルで売却交渉中。Fosun Groupはロシアの鉱山・石油ガスに6億米ドル投資中。 ハイランドゴールド: 7-9月生産▲11%の63千オンス、1-9月横ばいの192千オンス。 ノルドゴールド: 1-9月IFRS売上▲8%の8億米ドル、EBITDA▲13%の3.7億米ドル、純益▲18%の1.5億米ドル、投資+40%の2.5億米ドル、うち7-9月売上+24%の2.8億 米ドル。EBITDA+40%の1.3億米ドル、純益+19%の55百万米ドル、投資▲27%の91百万米ドル。2016年生産は▲5%の840-880千オンス見込み。 - Prognoz Projectの50%を英・豪のBaker Street Capital Managementに70百万米ドルで売却。 13 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 企業・産業(続き) 運輸・物流 ロシア鉄道 : 10月貨物取扱高▲1.4%の120百万トン。1-10月+0.1%の1,103.5百万トン、国内+0.4%の669.4百万トン、国際▲0.3%の434.1百万トン、輸出+5%の355.6百万トン、輸入 ▲6.7%の63.4百万トン、トランジット▲12.3%の15.1百万トン、港湾+5.1%の236.3百万トン。石炭+1%、コークス+4%、石油▲6.9%、鉱石+0.7%、鉄鋼▲2.8%、木材+7.9%、建設 資材+3.4%、肥料+4.5%、穀物+5.7%。 11月▲0.5%、12月横ばい見込み。 ノボロシスク商業港の5.3%株式売却希望あり、政府が売却するようであれば一緒に売却する。AeropexpressCentral Subarban Passenger Coの株式25%+1株、TGK14の株式の売却も検討する。 国家独占庁は、鉄道貨物輸出サーチャージを現状の13.4%から半減するように勧告。 モスクワ・カザン高速鉄道の開始は2020年から2022-23年に先延ばし。 トランスコンテナ : 1-9月IFRS売上+18.8%の369億ルーブル、EBITDA+13.7%の53億ルーブル、純益+37.2%の26億ルーブル、うち7-9月売上+20.8%の134億ルーブル、 EBITDA+13.5%の211億ルーブル、純益+30.8%の12億ルーブル。2017年投資79億ルーブル計画。 RDIF、中東パートナー(アラブ基金、ドバイWorld Port)が過半数の株式取得の意向。Summa Grも持分を25.016%まで拡大。 FESCO(Summa Gr32.5%、GHPグループ23.8%保有): 1-9月IFRS売上▲27.1%の4億米ドル、EBITDA▲27.8%の64百万米ドル。 ノボロシスク商業港: 1-10月貨物取扱高+5.7%の122.6百万トン、液体+60%の95.4百万トン、バルク+1.4%の10.1百万トン、一般+7.8%の12.7百万トン、コンテナ+2.7%の4.4百 万トン。 航空: 10月の航空旅客+4.0%の7.8百万人で2月以来のプラス。 アエロフロートGr: 1-9月IFRS売上+23.2%の3,813億ルーブル、EBITDA+61.3%の772億ルーブル、純益24倍の438億ルーブル。10月旅客+11.5%の3.8百万人。1-10月 +9.5%の36.7百万人。アエロフロート単独では10月+11.2%の2.6百万人、1-10月+10.5%の24.3百万人。 シェレメチェボ空港: ウラジオストック空港ターミナルの100%、国際空港運営会社の52.16%+1株をロシア直接投資基金、バーゼル、シンガポール・チャンギ空港に売 却。 14 ドモジェドボ空港: 5年ユーロ債3.5億米ドル、5.875%で発行、需要は9億米ドル。 ブヌコボ空港: 10月旅客+6.3%の1.3百万人で1年振りプラス。国内+19.5%の932千人、国際▲17%の365千人。 メドベージェフ首相は、空港を運営する企業に対する規制する基本方針に署名。 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 企業・産業(続き) 食品・小売(1/2) 農業・食品 EFKO Group: RDIF、UAEムバダラファンドから100億ルーブル投資受け入れ。傘下のAFG National Agro Holdingsで米、野菜、蘭栽培。タマン港に植物油輸出用深 度ターミナルを保有。 カールスバーグ: 7-9月出荷+16%、シェア+1.4%の35%に増大。市場は1-9月▲1%。 JTI: サンクトペテルブルグの工場Petroで廃棄水処理施設の近代化に5百万ドル投資。 Miratong(カリーニングラード): 日本の農水省の専門家が同社牛肉製品を日本に輸出することを前提に調査。 RusAgro: 1-9月IFRS売上+10%の556億ルーブル、EBITDA▲33%の115億ルーブル、純益▲38%の112億ルーブル、うち7-9月売上▲2%の174億ルーブル、 EBITDA▲47%の34億ルーブル、純益▲16%。植物油の価格低迷・原料不足による原価高騰が要因。 - 2016年は日本へとうもろこし13,000トン、小麦5,000トンを輸出し、2017年は更なる増大を計画。 Cherkizovo Group: 1-9月IFRS売上+6%の592億ルーブル、EBITDA▲46%の54億ルーブル、純益▲60%の22億ルーブル、投資▲8%の74億ルーブル、うち7-9月売上 +3%の204億ルーブル、EBITDA▲24%の26億ルーブル、純益▲37%の12億ルーブル。養鶏場8、養豚場15、肉加工工場6、14ヘクタールの農地を保有し、2015年は 825トンを生産で3位。 システマ傘下のAgroholding Steppe: スタブロポリ地方・ロフトフ州で6万へクタールの農地購入。小麦、大麦、とうもろこしを栽培。システマグループの農地保有は 31.3万ヘクタールに増大。 ジェ-ツキーミール(子供用品): 1-9月IFRS売上+35.7%の542億ルーブル、OIBDA+58.6%の46億ルーブル、純益2.4倍の17億ルーブル、40店舗開店。2016年中に90店 舗開店予定。 レストラン市場: 9月▲3.7%の1,210億ルーブル、7-9月▲4%の3,427億ルーブル、1-9月▲3.7%の9,615億ルーブル。 エルドラド(家電): 7-9月売上は+5.8%の330億ルーブル、4-6月+21%より減速、1-9月+17.4%の916億ルーブル。11店舗開店。 スーパーマーケット IKEA: サンクトに3つ目のショッピングセンターMEGA建設表明。投資額230億ルーブルで、IKEAは2019年開店、ショッピングセンター全体は2021年開店。既存施設 にも110億ルーブルを投資。 マグニト: 10月売上+10.5%の873億ルーブル、1-10月売上+13.9%の8,740億ルーブル。ネット1,408店舗開店。 ディクシー: 10月売上+8.5%の251億ルーブル、9月+9.3%から伸び率縮小、1-10月売上+17.1%の2,567億ルーブル。71店舗開店、売場面積+7%。7-9月IFRS売上+14% の750億ルーブル、EBITDA▲55.2%の11億ルーブル、純損失16億ルーブル、投資▲70.8%の9億ルーブル1-9月売上+18.1%の2,332億ルーブル、EBITDA▲21%の74 億ルーブル、純損失20億ルーブル、投資は▲43.2%の43億ルーブル。 15 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 企業・産業(続き) 食品・小売(2/2) 医薬品・医療: Pharmsynthez: 新株発行で38億ルーブル調達。ロスナノが36.57%、IceGenが19.19%、LifeBio Laboratoryが3.9%に株式保有割合を伸ばし、エストニアのEpha Gは 16.45%、米Opko Pharmaceuticalは8.5%に保有比率を低下。 バイエル: サンクトペテルブルグのScientific-Technological Pharmaceutical Company、Polysanに心臓病薬の生産委託。 通信・データ ロステレコム: 1-9月IFRS売上+0.3%の2,170億ルーブル、OIBDA▲3.5%の724億ルーブル、純益▲15.7%の87億ルーブル、うち7-9月売上+0.4%の728億ルーブル、 OIBDA▲0.6%の250億ルーブル、純益+98.4%の41億ルーブル。2016年通期OIBDAは▲4-6%見込み。 ヴィンペルコム: 1-9月IFRS売上▲11%(為替要因除く+1.5%)の65.5億米ドル、OIBDA+19%の24.5億米ドル、純益7.7億米ドル(前年赤字)、うち7-9月売上▲3%(為替要 因除く+0.8%)の23.7億米ドル、OIBDA15倍の9億米ドル、純益4.5億米ドル(前年赤字)。 メガフォン: 1-9月売上IFRS+1.5%の2,350億ルーブル、OIBDA▲10.5%の921億ルーブル、純益▲33.5%の224億ルーブル、投資は▲55%の117億ルーブル、うち7-9月売 上▲0.2%の811億ルーブル。OIBDA▲10.7%の323億ルーブル、純益▲52.3%の63億ルーブル。 MTS: 1-9月IFRS売上+2.8%の3,241億ルーブル、OIBDA▲4.6%の1,275億ルーブル、純益▲14.7%の361億ルーブル、うち7-9月IFRS売上▲1.3%の1,122億ルーブル(うち ロシア▲0.8%の1,031億ルーブル、携帯▲2.7%の759億ルーブル)、OIBDA▲5.1%の457億ルーブル、純益▲12.8%の126億ルーブル、利用者は+2.8%の79百万人。投資 ▲18.8%の173億ルーブル、1-9月で▲22%の569億ルーブル。リテール店舗は9月末5,998(うちフランチャイズ1,786)、1-9月で1,300店舗開店。 化学 ユーロケム: 1-9月IFRS売上▲5%の33.2億米ドル、EBITDA▲33%の8.2億米ドル、純益▲10%の5.6億米ドル、うち7-9月売上▲6%の10.5億米ドル、EBITDA▲47%の2.3億 米ドル、純益+19.2%の1.2億米ドル。販売量+12%なるも価格下落が要因。投資は1-9月+41%の9.3億米ドルで、2017年も12-15億米ドルの投資を計画。 フォスアグロ: 1-9月IFRS売上+4%の1,476億ルーブル、EBITDA▲6%の589億ルーブル、純益+54%の485億ルーブル、うち7-9月売上▲7%の56億ルーブル、EBITDA ▲18%の174億ルーブル、純益3.2倍の124億ルーブル。1-9月生産+8%の5.4百万トン、販売+7.7%の5.5百万トン。2016年投資は430億ルーブル、2017年は大型投資が終 わったため250-300億ルーブルに減少見込み。 シブール: 1-9月売上+8.6%の3,002億ルーブル、うちエネルギー+3.3%の1,388億ルーブル、石油化学製品+8.7%の1,421億ルーブル。 中国シルクロード基金、中国開発銀行と株式10%売却(約14億米ドル)のフレームワーク協定締結。 ZapsibNeftekhimへの投資967億ルーブル、2020年完成で総投資額95億米ドル、現在までに1,610億ルーブル投資済。 ローテンブルグ: ナホトカに飼料工場建設、安価なガス確保の為ガス開発も行う。 ウラルケム: 1-9月生産+1%の4.4百万トン。 16 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 極東・投資ファンド 極東 新井商事: 沿海州政府・ロシアSumotori社と日本からの中古車をベースとした電気自動車生産で合意。投資額5億ルーブル、100名以上の雇用創出。 沿海州政府・中国Heilongjiang州政府: 合計100億ルーブル、農業、木材加工、食糧・石油製品供給など、14の契約に署名。 ロシア・Les InvestとGuilin Timber Industry Investment Parkは1億米ドルの木材供給 ロシア・Vitoliaと中国Hua Yang Companyは、Hua Yiang Dailry Plant設立し10億ルーブル投資。 ロシア・Armada Compoany中国Duning Trade and Ecomomic Company Huaxingは、沿海地方ミハイロフスキー地区に穀物流通センター建設に20百万米ドル投資。 中国とロシア極東・中国北東部の経済発展協力に関する政府間委員会設置。中国は極東20プロジェクトに30億米ドル投資予定。10月に9企業が13プロジェクトに7,500 億ルーブル投資を申請。農業、港湾・物流インフラ、天然資源開発・加工プロジェクト。(極東発展省) シンガポール・Changi International Airport・ロシアBasic Element・RDIF: ウラジオストク空港ターミナル運営会社Terminal Vladivostokの100%、空港ライセンス保有の International Airport Vladivostokの52.16%を買収。持分割合は各33.3%。 極東投資・輸出促進庁: Amur Mineral CorporationのKun-Manie銅・ニッケル銅山開発プロジェクトで、ロシア・インド・中国からの資金調達支援。 投資ファンド/経済特区 ロスナノ: PT Wijaya Infrastructur Indonesiaと航空・宇宙ファンド2億米ドル設立。ナビ、衛星通信システム、衛星用部品・新素材開発、飛行機開発生産に投資。 ロステック: トラクタープラントからリペツクキャタピラートラクタープラント含む軍事部門を取得。 システマとマイクロエレクトロニスク企業の合併協議(ロステクノRoselectronics,United Insutument Manufacturing CorpとシステマのRTI Micron) システマ: 7-9月売上+1.3%の1,852億ルーブル、OIBDA+8.7%の564億ルーブル、純益2.5倍の60億ルーブル。 17 林業Segazha Groupがシ・ローン期間5年3.8億米ドル調達。キーロフでの新合板工場建設、紙パルプ工場の改修に投資。 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 政治・外交 政治・外交 ウクライナ情勢(10月) 2015年2月12日、ウクライナ、ロシア、仏独首脳が会談し、ウクライナ、親ロシア派、ロシア、OSCE(コンタクトグループ)は以下の13項目に合意。 ①15日0時停戦、②安全地帯の設置のため停戦から2日後14日以内(3月1日)の重火器50-140Km撤退(ウクライナは現時点の前線から、新ロシア派は9月のミンス ク合意の線から)、③OSCEによる停戦・重火器撤退モニタリング、④ウクライナの法律「ドネツク・ルガンスク州の地方自治臨時手続」を議会は30日以内に採択。停 戦後即日地方選挙実施に関する対話開始。⑤恩赦、赦免の実施、⑥5日以内の捕虜交換、⑦人道援助アクセス確保、⑧年金など社会的機能復帰、⑨ウクライナ による国境管理回復(地方選挙後2015年末までに完了)、⑩外国武力勢力撤退、⑪地方分権化の憲法改正及びドネツク・ルハンスク州の特別な地位法を2015年 末までに採択、⑫地方選挙実施要綱はコンタクトグループの枠内で合意。⑬コンタクトグループの作業部会創設、活動強化。 「ドネツク・ルガンスク州の地方自治臨時手続」に含まれるべき内容①処罰・追訴免除、②言語の選択の自由、③検察庁、裁判所長の任命権、④中央と当該地域 の経済・社会・文化的発展に合意、⑤これに対する国家支援、⑥ロシア連邦各地域との協力主権、⑦人民警察創設、⑧地方選挙で選出された者を中央が任期前 に解任できないこと。 2015年10月2日、ロシア、ウクライナ、独仏首脳会談で、2月のミンスク合意を履行することを確認。ドネツク・ルガンスク自治共和国は独自選挙を延期。(ミンスク合 意2) 2016年11月21日、ウクライナ治安機関はクリミア半島付近でロシア兵2名を拘束。ロシア側はクリミアから連れ去ったとして即時引渡しを要求。 11月24日、独仏外相は、ロシア、ウクライナにミンスクでの外相会談を提案。 11月25日、チェフチョビッチECエネルギー委員とノバク・エネルギー相は、ウクライナ経由でのガス供給について三者会談実施で合意。 日ロ関係 11月1日、来日中のマトビエンコ上院議員は、クリル諸島での日ロ共同経済活動のフォーマット提案。 11月3日、世耕ロシア経済分野協力相とウリュカエフ経済発展相がモスクワで会談し、協力プランの優先プロジェyクト30を絞り込み。ノバク・エネルギー相とは「日ロ エネルギーイニシアティヴ協議会」を開催し、石油ガス共同開発、省エネ・再生可能エネルギー、福島第一原発廃炉の協力推進で合意。エネルギーブリッジ構想は 別途ワーキンググループを設置して検討。 18 11月15日、岸田外相とシュヴァロフ第1副首相は「貿易・経済に関する日ロ政府間委員会」開催。協力プランの具体化加速で合意。安倍総理表敬。 11月19日、安倍首相・プーチン大統領会談。平和条約締結に向けた協議を実施。プーチン大統領は北方領土での日ロ共同経済活動を提案。 (出所)各種報道からユーラシアBTMU作成 CIS諸国関連情報 ウクライナ 経済指標: 7-9月GDP成長率+1.8%(4-6月+1.4%、1-3月+0.1%)、1-10月鉱工業+1.9%、農業+2.8%、小売+3.0%、貨物輸送+1.3%、建設+13.7%、 投資+16.4%、インフレ10月+12.4%。 外貨準備: 10月末対前月比▲0.5%の155.1億米ドル。1-9月貿易赤字17.6億米ドル(輸出▲8.7%の258.7億米ドル、輸入±0%の276.4億米 ドル)。 Fitch: 長期ソブリン格付けCCC-からB-に引き上げ。 ベラルーシ 経済指標 : 1-10月GDP成長率▲2.8%、鉱工業▲1.5%、農業+3.8%、小売▲3.5%、インフレ率+12.0%。 外貨準備: 10月末対前月比+0.9%の48.2億米ドル。1-9月貿易赤字24億米ドル(輸出▲15.7%の172億米ドル、輸入▲11.9%の196億米ド ル)。 カザフスタン 経済指標: 1-10月GDP成長率+0.6%、1-10月鉱工業▲1.7%(うち採掘▲3.5%、製造+0.4%、電気ガス+0.1%)、農業+4.3%、小売+0.6%、インフ レ率10月+11.5%。ベースレート11.5%から12.0%に引き下げ(11月15日)。カザフ中銀はGDP成長率を2016年+0.2-0.5%、2017年は+1.5-2.0%と 予測。経済省は2017年+1.9%。EBRDは2016年+0.7%、2017年+2.4%。 外貨準備: 10月末対前月比▲2.2%の305億米ドル、石油基金同▲3.6%の622億米ドル。1-9月貿易黒字▲31.7%の86億米ドル(輸出 ▲27.0%の262億米ドル、輸入▲24.9%の176億米ドル)。 ナザルバエフ大統領訪日: 首脳会談に加え、天皇陛下とご会見、国会演説実施、広島訪問。カザフ日本経済官民合同協議会が開催さ れ、13件総額12億米ドルの契約がなされた。政府間では直行便就航を可能とする航空協定締結。 伊Inalca: アルマティでの畜産・食肉加工工場・物流センター建設に参加表明。1-2万等の牛飼育。 アゼルバイジャン 経済指標 :1-10月GDP成長率▲3.7%、うち非石油ガス▲5.5%。鉱工業▲0.2%(非石油+3.4%)、農業+1.8%、固定資本投資▲26.3%、小売 +2.1%、インフレ11.6%。1-9月貿易黒字29.8億米ドル(輸出▲3.5%の95.8億米ドル、輸入▲7.1%の62.0億米ドル)。1-10月石油生産▲0.8%の 34.7百万トン、ガス+0.6%の246億㎥。 Rファーム: バクー近郊にVita-Aと製薬工場建設開始。投資額70百万米ドル。 アルメニア 世銀から50百万米ドル借入れ。 19 (出所)各国中央銀行・統計委員会資料、各種報道からユーラシアBTMU作成 ロシア主要経済指標 ロシア主要経済指標 2014 2015 2016 2012 2013 通期 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1月 2月 3月 1Q 4月 5月 6月 2Q 1H 7月 8月 9月 3Q 実質GDP成長 率 % 3,4 1,3 0,6 -2,8 -4,5 -3,7 -3,8 -3,7 -2,6 0,0 -1,8 -1,2 -0,8 -0,.6 -0,5 -0,6 -0,9 -0,7 0,2 -0,7 -0,4 -0,5 鉱工業生産 % 2,6 0,3 1,7 -0,4 -4,9 -4,2 -3,9 -3,4 -2,7 1,0 -0,5 -0,6 0,7 -0,8 -0,1 -0,2 固定資本投資 % 6,7 -0,3 -2,5 -4.8 -8.8 -13,0 -6,4 -8,4 小売売上高 % 6,3 3,9 % 4,4 3,3 -1,0 -2,3 -4,8 -5,2 -4,4 -4,3 -5,7 -4,3 -1,3 -3,7 -7,0 -6,0 -4,5 -5,8 -5,9 -7,0 -8,2 -1,5 -5,7 -5,9 % 8,4 5,2 1,3 -9,0 -8,5 -9,5 -9,8 -9,3 -3,6 0,6 1,5 -0,6 -1,1 1,0 1,1 0,3 0,0 -1,3 2,7 1,9 1,2 2,0 消費者物価 % 6,6 6,8 7,8 16,1 15,8 15,7 12,9 15,5 9,8 8,1 7,3 8,4 7,3 7,3 7,5 7,3 7,8 7,2 6,9 6,4 6,8 6,1 失業率(月末) % 5,5 5,5 5,3 5,7 5,6 5,3 5,7 5,8 5,8 6,0 6,0 5,9 5,6 5,4 5,4 5,4 5,3 5,2 5,2 5,2 5,4 貿易収支 億米ドル 1,917 1,790 1,856 455 437 289 303 1,485 72 71 77 221 65 76 81 222 443 65 49 73 84 輸出 億米ドル 5,274 5,222 4,936 902 914 788 811 3,415 171 200 232 602 217 221 241 679 1,281 225 233 250 265 輸入 億米ドル 3,358 3,020 3,080 447 477 498 508 1,930 98 129 154 382 152 145 160 456 838 160 184 177 181 経常収支 億米ドル 293 159 75 15 137 ウラル原油価 格 ドル月末 108,2 109,1 54,9 53,2 62,2 46,3 34,7 51,2 31,7 33,8 36,0 36,0 45,1 48,0 46,3 46,3 46,3 39,5 44,5 46,5 46,5 45,3 45,4 実質可処分所 得 実質賃金 713 330 0,5 0,7 1,7 -4,8 1,0 0,4 -0,3 -3,9 -4,3 0,3 2,5 -7,0 -9,6 -9,9 -12,7 -10,0 -6,4 -4,7 -6,2 -5,8 -5,1 -6,4 -6,2 -5,9 -4,9 -5,2 -5,1 -3,6 -4,7 -4,4 595 5,7 130 696 122 19 4 平均為替レー ルーブル 30,37 31,83 37,97 62,16 52,63 62,85 65,86 60,66 75,73 77,22 70,47 74,59 66,68 65,66 65,31 65,88 70,11 64,33 64,92 64,60 64,62 62,68 ト (対米ドル) 平均為替レー ルーブル 39,94 42,27 50,46 70,37 58,19 69,92 72,18 67,43 81,59 85,88 78,23 82,32 75,58 74,26 73,33 74,38 78,25 71,23 72,78 72,44 72,15 69,16 ト (対ユーロ) 外貨準備高 貸付金利1ヶ月 物 億米ドル 5,376 5,096 3,855 3,564 3,568 3,576 3,648 3,648 3,716 3,805 3,870 3,870 3,915 3,877 3,928 3,928 3,928 3,939 3,952 3,977 3,977 3,901 %月末 6,90 6,81 21,97 15,30 12,60 11,83 11,71 11,71 11,78 11,71 11,64 11,64 11,36 11,45 10.76 10,76 10,76 10,78 10.75 10,50 10,50 10.63 10,63 株価指数RTS ドル月末 1 527 1 445 20 791 880 940 (出所)国家統計局、ロシア中銀資料等からユーラシアBTMU作成 790 757 757 745 768 876 876 951 904 931 931 931 927 950 991 991 988 1029 ・本資料は、税務、法務、会計等について、当行が専門的なアドバイスを行なうものではありません。当行が収集した一般的な情報をもとに作成したディスカッションペーパーです。 ・本資料内でご紹介する各種取引を実際にご利用される場合には、公認会計士、税理士、弁護士等の専門家にご相談くださいますよう、お願い申し上げます。 ・本資料は信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが、当行はその正確性、安全性を保証するものではありません。また本資料は、お客さまへの情報提供のみを目的としたもの で、当行の商品・サービスの勧誘やアドバイザリーフィーの受入れ等を目的としたものではありません。 ・本資料、プレゼンテーションにより、貴社と株式会社三菱東京UFJ銀行の間には、委任その他の契約関係が何ら発生するものではなく、当行は一切の法的な義務・責任を負いません。本資料、プ レゼンテーションに関連して生じた一切の損害については、当行は責任を負いません。その他専門的知識に係る問題については、必ず貴社の公認会計士、税理士、弁護士等の専門家にご相談の 上ご確認下さい。 ・本資料は当行の著作物であり、著作権により保護されております。当行の事前の承諾なく、本資料の全部または一部を引用または複製、転送等により使用することを禁じます。 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