101 審査基準(PDF:217KB)

地方公営企業会計導入支援委託事業者選定審査基準
Ⅰ
審査基準
1 業務の視点について
本 市 の 地 方 公 営 企 業 会 計 導 入 支 援 を 理 解 し 、提 示 し て い る 業 務 内 容 を
的確にとらえて、適切な提案がなされているかどうかを評価する。
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業務の内容について
業 務 の 内 容 に つ い て 、下 記 の 項 目 に つ き 目 的 や 支 援 内 容 が 明 確 で あ り 、
分 か り や す く 企 画・提 案 さ れ て い る か 。ま た 、内 容 に 工 夫 が み ら れ 且 つ
実現性があるかどうかを評価する。
⑴ 地 方 公 営 企 業 会 計 導 入 支 援 の 方 法 に つ い て 、当 市 の 負 担 軽 減 と な る よ
うな提案がなされているか。
⑵ 現有資産の把握が効率的かつ的確に示されているか。
⑶ 固 定 資 産 評 価( 不 明 資 産 を 含 む )に 関 す る 方 針 が 明 確 か つ 効 果 的 に 示
されているか。
⑷ 法適用移行後の資産評価に関する具体的な提案が 示されているか。
⑸ 会 計 処 理 方 針 の 決 定 支 援 が 効 率 的 か つ 適 切 に 行 う こ と が 期 待 で き 、か
つ小金井市の実情に合わせた提案になっているか。
⑹ 法適用移行後の効率的かつ効果的な事務フローを実現するための提
案になっているか。
⑺ 庁 内 体 制 構 築 に つ い て 、説 明 会 等 の 企 画 、準 備 、運 営 体 制 等 に つ い て 、
具体的かつ効果的な提案がなされているか。
⑻ 複式簿記の導入を前提とした財務書類の作成支援の適切な業務工程
等、説得力のある提案が示されているか。
⑼ 照査の実施方針及び手法は詳細かつ誤りが無いような工夫が盛り込
まれているか。
⑽ 当市の法令等の把握が効率的かつ的確に示されているか。
⑾ 法令制定、改正及び廃止等整備手続きを必要とされるものについて 、
効率的かつ効果的な事務フローを実現するための提案 になっているか。
⑿ 公 営 企 業 会 計 シ ス テ ム 、資 産 管 理 シ ス テ ム 等 連 携 シ ス テ ム へ の デ ー タ
移行等について効率的かつ的確に示されているか。
⒀ 公 営 企 業 法 、小 金 井 市 公 共 下 水 道 事 業 地 方 公 営 企 業 法 適 用 基 本 計 画 お
よ び 、公 営 企 業 会 計 導 入 の 手 引 き( 移 行 対 応 版 )2 0 1 5 年 版 等 、本 業
務を実施する上で準拠すべき法令等を十分理解しているか。
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業務スケジュールについて
業 務 ス ケ ジ ュ ー ル に 無 理 は な い か 。業 務 手 順 や 業 務 工 程 は 妥 当 か ど う
かを評価する。
業務実績について
地 方 公 営 企 業 会 計 導 入 支 援 委 託 の 類 似 業 務 の 受 託 実 績 は 適 当 か 。特 に 、
主 任 担 当 者 及 び 業 務 担 当 者 が 、参 考 と な る 事 例 の 受 託 や 関 連 す る 研 究 に
おいて実績を有しているかを評価する。
業務体制について
業 務 体 制 及 び 管 理 責 任 者 が 明 確 に さ れ て お り 、適 切 な 人 員 配 置 が さ れ
て い る か 。特 に 公 営 企 業 法 に 精 通 し て お り 、実 績 が あ る 公 認 会 計 士 と 即
時に連絡をとれる組織体制がとられているかを評価する。
6
見積額について
適 切 な 業 務 内 容 に 対 す る 見 積 り 提 案 と な っ て い る か 、コ ス ト パ フ ォ ー
マンスの優れた提案となっているかを評価する。
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プレゼンテーションについて
企 画 提 案 書 の 内 容 を 分 か り や す く 所 定 時 間 内 に 説 明 し て い る か 。質 問
に 対 し て 簡 潔 か つ 明 瞭 に 的 確 な 回 答 が で き る か 。独 自 の 工 夫 が み ら れ る
提 案 が な さ れ て い る か 。ま た 、提 案 者 及 び 業 務 担 当 者 の 有 す る 知 識 、経
験及び受託意欲・積極性について評価する。
Ⅱ
5
審査評価方法
1 1次審査
事前に提出される企画提案書等により、書類審査を行う。
2 2次審査
1 次 審 査 で 選 考 さ れ た 者 の 中 か ら 、別 途 実 施 す る プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン
に つ い て 、業 者 選 定 審 査 基 準 に 基 づ き 総 合 的 に 判 断 し 、候 補 者 を 決 定 す
る。
Ⅲ
審査項目
別紙「プロポーザル評点票」のとおりとする。
Ⅳ
評価基準・評価点数
審査項目に対する評価基準及び評価点数は、以下のとおりとする。
評価点数
評価基準
説明
5
※注
10
4
7
優れている
3
5
ふつう
特に優れている
当 該 要 素 に つ い て 、評 価 で き る も
の の う ち 、特 に そ れ が 顕 著 な 水 準 で
ある。
当 該 要 素 に つ い て 、評 価 で き る も
の の う ち 、円 滑 に 遂 行 で き る 水 準 で
ある。
当 該 要 素 に つ い て 、被 評 定 者 に 要
求したレベルをほぼ満たしており、
特に支障のない水準である。
2
3
やや劣る
当 該 要 素 に つ い て 、劣 る 部 分 や 問
題 点 が あ り 、時 に は 支 障 を き た す 恐
れがある水準である。
1
1
劣る
当 該 要 素 に つ い て 、劣 る 部 分 や 問
題 点 が あ り 、頻 繁 に 支 障 を き た す 恐
れがある水準である。
※ 注 1 次 審 査 の 審 査 項 目 2 、6 、1 2 、1 3 、1 5 、2 2 ,2 3 の 場
合。2次審査の審査項目2、6、12、13、14、16、25、
26の場合。
Ⅴ
判定
各 審 査 項 目 の 評 価 点 数 は 、評 価 基 準 に よ っ て 判 定 を 行 い 、そ の 総 合 点 数
で判定する。
Ⅵ
候補者の選定
1 1次審査
委 員 長 を 含 む 各 委 員 が 評 点 票 に よ り 審 査 し 、委 員 全 員 の 総 合 点 数 を 集
計した上位3事業者を、1次審査通過提案者として選定する。
2 2次審査
委員長を含む各委員が評点票により審査し、委員全員の総合点 数(2
次審査分)を集計した最上位者を候補者に、次点の者を第2位の者を次
点者として選定する。
3 その他
提 案 者 が 1 者 の 場 合 、最 低 基 準 点 を 満 た す 場 合 は 、当 該 提 案 者 を 最 優
秀 者 と す る 。最 低 基 準 点 に 満 た な い 場 合 又 は 、提 案 者 が な い 場 合 に お い
て事業を実施する場合は、再度公募を実施する。