国保だより - 佐賀県国民健康保険団体連合会

国保だより
第195号 平成28年11月作成
佐賀県市町国民健康保険・国保組合
佐賀県国民健康保険団体連合会
保険税(料)の納付があなたと
社会全体を支えています!
佐賀県国保
CMタレント
指原莉乃
だれしも、いつ大きな病気やケガをするかわかりません。そのも
しものときに、国保はあなたを支えてくれる「命綱」です。保険税
(料)は、その「命綱」の国保を運営するために必要な財源です。保
険税(料)が納付されないと、国保が運営できなくなってしまい、社
会全体の「命綱」が切れてしまいます。自分の生活を守るため、社
会全体の安心を支えるため、そして子どもたちの未来にこの医療
保険制度を引き継ぐためにも保険税(料)はきちんと納めましょう。
保険税
(料)
を滞納すると
Q どうなるのですか?
保険税(料)
を
納めないでいると
A
滞納期間に応じて下記のようなさまざまな措置が
とられますので、納期内に納付してください。
保険税
(料)
を滞納すると、高額療養費の限度額適用認定を受けられない場合があります。さらに未
納期間に応じて下記のような措置がとられますので、保険税
(料)
は必ず納期内に納めてください。
納期限を過ぎると督促
が行われ、延滞金などを
徴収される場合がありま
す。
納めないままでいると、通常の保険証の代わりに
「短期被保険者証」が交
付される場合があります。
「短期被保険者証」は保
険証の有効期間が短く、
そのつど更 新手 続きが
必要になります。
さらに納めないでいると、
保険証を返却し、代わりに「資
格証明書」が交付されます。
「資格証明書」は被保険者で
あることを証明するものです
が、医療機関等にかかるとき
は医療費をいったん全額自己
負担することになります。
それでも納めないで
いると、
国保の給付
(療
養費、高額療養費、出
産 育 児 一 時 金、葬 祭
費など)が全部、また
は一部差し止めになる
ことがあります。
そのほかにも財産の差し押さえなどの処分を受ける場合もあります。
保険税(料)
の
納付が
困難なときは
災害の影響など特別な事情で保険税
(料)
の納付が困難な
場合は、保険税
(料)
の分割納付などが認められる場合もあり
ます。保険税(料)の納付が困難なときにも、滞納のままにせ
ずお早めに国保担当窓口にご相談ください。
保険税
(料)
は口座振替にした
Q 方がいいのですか?
A
納め忘れがなくなりますし、納期ごとに
金融機関に納めに行く手間が省けます。
右記のものを持って、市町
(国保組合)
指定 ●保険税(料)の納付書
申し込みも
の金融機関で備え付けの「口座振替依頼書」 ●預(貯)金通帳
かんたんです! に必要事項を記入して申し込んでください。 ●印かん(通帳届け出印)
詳しくはお住まいの市町(国保組合)の国保担当窓口までお問い合わせください。
医療費が高額になったときには
高額療養費制度があります
医療費の自己負担限度額を超えた分が高額療養費として支給されます。ただし、入院中
の食事代や保険がきかない差額ベッド代、歯科の自由診療などは対象外となります。
※手続きには、国民健康保険証、世帯主の印かん、振込先口座、医療機関の領収書、マイナンバー等が必要となります。
70歳未満の人の場合
同じ人が同じ月 ◆自己負担限度額(月額)
内に同じ医療機関
所得※1区分
3回目まで
4回目以降※2
(入院、外来、医科・ (ア)所得901万円超
252,600円+
(総医療費−842,000円)×1% 140,100円
歯科別)に支払った
(イ)所得600万円超901万円以下
167,400円+
(総医療費−558,000円)×1%
93,000円
自 己 負 担 額 が、右
44,400円
80,100円+
(総医療費−267,000円)×1%
表の限度額を超え (ウ)所得210万円超600万円以下
44,400円
57,600円
た場合、その超えた (エ)所得210万円以下(住民税非課税世帯除く)
分が支給されます。 (オ)住民税非課税世帯
24,600円
35,400円
●同一世帯内で、同じ月内に医療機関ごと(入院、外来、医科・歯科別)に21,000円以上の自己負担額を2回以上支払った場合、そ
れらを合算して限度額を超えた分が支給されます。
(世帯合算)
※1 「基礎控除後の総所得金額等」のことです。所得の申告がない場合、所得区分(ア)とみなされます。
※2 直近の12か月間に、同一世帯での支給が4回以上あった場合は、4回目以降の限度額を超えた分が支給されます。
70歳以上75歳未満の人の場合
70歳 以 上 の 人 ◆自己負担限度額(月額)
には、外来だけの
所得区分
外来(個人単位)
上限も設けられて
います。
44,400円
現役並み所得者
一 般
1か月の負担上限額(世帯単位)
80,100円+
(総医療費−267,000円)×1%
直近の12か月間で、限度額を超えた支給が4回以上あっ
た場合、4回目以降は44,400円
12,000円
44,400円
低所得者Ⅱ
8,000円
24,600円
低所得者Ⅰ
8,000円
15,000円
●外来を個人単位で計算したあと、同一世帯の人の入院も含めて、医療機関の区別なく合算して限度額を超えた分が支給されます。
●75歳到達月は、国保と後期高齢者医療制度の限度額がそれぞれ2分の1となります。
窓口での支払いが限度額までとなる場合もあります
外来・入院とも、一医療機関の窓口での支払いは「限度額適用認定証」(住民
税非課税世帯、低所得者Ⅰ・Ⅱの人は「限度額適用・標準負担額減額認定証」)※
を提示すれば限度額までとなります。限度額は所得区分によって異なりますので、
あらかじめ国保担当窓口に、「限度額適用認定証」の交付を申請してください。
※70歳以上75歳未満の「現役並み所得者」
「一般」の人は、高齢受給者証で所得区分が確認できるため限
度額適用認定証の提示は必要ありません。
「限度額適用認定証」は、保険税(料)を滞納していると交付されない場合があります。
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