高須浄化センターの消化ガス発電事業

高須浄化センターの消化ガス発電事業
①事業導入の背景
高知県
新しい下水汚泥処理のイメージ
・高須浄化センターは、3市(高知市・南国市・香美市)の約19万人の下水を処理。
下水処理場
・現在、下水処理で発生する汚泥は、一部を焼却し、残りは民間へ処理委託。
・今後、増加する下水汚泥について、処分先の確保や増加する年間維持管理
費の削減のため、汚泥の減量化を図れる消化を導入する。
・焼却炉の耐用年数が平成31年度末までなので、新しい処理方式(消化)につ
いては、平成32年度供用開始を目指す。
生活雑排水
処理水
家庭など
水処理
農産物
・消化槽施設は、県が施行する。
・消化の際に発生する消化ガスを利用した発電事業は、FIT(固定買取価格制
度)を利用し、民間事業者が行う。
汚泥
電力
農業利用
②消化ガス発電の仕組み
消化ガス売却
土地貸与
温水(消化の加温)
料金支払
(ガス代・借地料)
接続契約
月島機械
高 知 県
事業契約
肥料等として
リサイクル
電力売却
電気事業者
(四国電力)
新
新
料金支払い(電力)
設備認定
消化ガス
経済
産業省
消化ガス発電
汚泥消化槽(減量化)
④今後のスケジュール
③事業の効果
①下水汚泥の減量
維持管理費の経費削減
・消化導入により年間約6,300tの汚泥を削減。
項目
消化槽設備
②ガスの有効利用
・消化により発生するガスを民間事業者に売却。
発電施設整備
施行者
H28
県
民間
☆事業者
決定
H29
H30
H31