小学校 - 仙台市

小学校
栄養教諭
い はた
く
み
井幡 久美 先生
柳生小学校
栄養教諭歴 5 年
※学校栄養職員歴 10 年
おいしい
栄養満点の給食を
届けます
「食」を通じて子どもたちの健康づくりや生活習慣を支えるだけではなく,自分たち
が育った故郷に対する理解と愛着を深めてくれるような取組を考えています。
子どもたちの心と体を作る源
「食」の大切さを真心こめて伝える
Q1
A1
教員を志した理由を教えてください。
「食」の大切さを,教育者として子どもたちに伝えたかったから
です。母や祖母が心を込めて作ってくれた食事や祖母と畑で野
菜を収穫した思い出など,振り返ってみると,私は物心ついた
時から食を意識する家庭で育ってきました。学校給食は食育を
推進するために重要な教育活動の一つです。給食管理と食に関
する指導を,責任をもって行いたいと思い栄養教諭を志しました。
Q2
A2
仕事をする上で,
心掛けていることを教えてください。
学校の食に関わる全ての人との信頼関係を大切にすることです。
保護者,教職員,給食室のスタッフ,地域の方との挨拶を大切
にすることを心掛けています。地域の方とは,地域で行う食育
講座や学校での畑づくり,給食の食材として仕入れる地元野菜
の栽培などを通してお世話になっています。挨拶は,人と人を
つなぐ潤滑油なので,感謝の気持ちを込めてしています。
Q3
A3
仕事でやりがいを感じるのは
どのような時ですか。
考案した企画が形になり,子どもたちの変容や笑顔につながっ
た時です。学校目標や授業の内容と給食の献立を関連付けたり,
給食室のスタッフと子どもたちが一緒に給食を食べたりと,こ
れまで食と学校をつなぐ様々な取組を行ってきました。ほかの
人の協力を得ながら実施に至るまでは,悩みも多いのですが,
食を大切にする子に育ってほしいという思いを形にできた時は,
とてもうれしいです。
Q4
A4
今,一番力を入れて取り組んでいることを
教えてください。
食育を通して,子どもたちが日本や地元の伝統や文化について
愛情をもてるような取組に力を入れています。例えば,地域の方
が考案したオリジナル料理や,地元野菜を使った料理,宮城県の
郷土料理などを給食に取り入れています。こうした取組によって
子どもたちが自分の育った郷土への理解と愛着を深めてくれた
らいいなという願いをもって,これからも努力していきたいです。
Q5
A5
勤務している校種や職種の魅力を
教えてください。
子どもたちの心と体を作る源の食に携わることができる仕事で
す。小学校の6年間は,心身ともに健康な体作りと食生活の習慣・
基礎を育むための大切な時期です。小学校では,ほかの教職員
と連携・協力して児童の発達段階に応じたきめ細やかな指導を
行っています。私は,より充実した栄養指導をしたいと思い,栄
養教諭の免許を取得しました。何度もチャレンジして願いが叶
いました。
Q6
A6
仕事において,思い出に残っている
出来事を一つ教えてください。
私が小学校1年生の時に担任だった先生と同じ職場で働いてい
ることです。大好きだった恩師と一緒に授業をした時は,児童
の心に響く授業ができるように,夢中になって教材研究や授業
の準備をしました。授業を終えた私に「がんばったね」と声を掛
けていただき,当時の先生との思い出がよみがえりました。私
も恩師のように,愛情をもって子どもを包み込めるような教員
になりたいです。
Q7
A7
仙台市立学校教員を目指している
みなさんに応援メッセージをお願いします。
仙台市は給食を自校で作る学校が多く,栄養教諭にとって学校
独自の献立を考えることができるという魅力があります。
「思い
をもって行動すれば,人はついてくる」これはアトランタオリン
ピックに出場した元体操選手から聞いた言葉です。子どもたち
の健康と笑顔のため,栄養教諭になるという思いをもってくだ
さい。その思いは仕事をする上で軸となり,よりよい教育につ
ながるでしょう。