僕 の 生 き る 原 動 力 二 年 I K 「 あ な た に と っ て 、 生 き る た め の

僕の生きる原動力
二年 I K
「あなたにとって、生きるための原動力は何ですか。」そう聞かれたら、僕には必ず思い
浮かぶことがあります。
失敗や不 安に押 しつぶ されて 、 前に進 めなく て 悩ん でい る時 に、そ っと 見 守り、時 に は
強く背中を押してくれるチームメイト。「ナイスパス 」「ドンマイ」これらは全て所属して
い るサッカ ーチー ムの 試 合中 に飛 び交う 言葉で あり 、 僕にとっ ての 魔 法の言 葉です。 試 合
中、流れが悪いときに、
「きりかえろ!」というキャプテンの言葉に「よっしゃー行こう!」
と 呼応して みんな が 、声 を掛け合 います 。その やりと りが 、暑 くて動 けず、 体力に限 界 が
きている僕に、元気を湧き立たせてくれるのです。僕は、サッカーの試合中、「あの時、シ
ュートを打っていれば。」「シュートコースをもう少し考えていれば。」などたくさんの後悔
をします。しかし、試合がおわってからコーチに「よかったよ。
」と一言言ってもらえるだ
け で、僕は 自信と 次への 勇気をも らえる のです 。これ も 僕にと っての 魔法の 言葉の一 つ で
す 。ちゃん とやれ と 指示 された 訳 でもな く 、元 気を出 せと説得 された 訳でも ないのに 、 こ
れ で僕は立 ち直れ るので す 。もっ と 上を 目指し たいと 思ってい るから こそ 、 励まして も ら
え るとうれ しいし 、お互 いに声を 出し合 ったり するか ら 、同じ チーム の 一員 だと実感 で き
るのだと思います。
「ドンマイ。」「その調子。」
「ファイト。」こんないつも誰もが言っているようなことが人
の 励みにな ること 。考え てみると 人は自 分のた めだけ に 生きる のでは なく 、 誰かに勇 気 や
自 信を与え ること で 、生 き甲斐を 感じら れるこ と 。そ れが 自分 の価値 を見い だすこと に な
る のではな いでし ょうか 。たった 小さな 一言で も、誰 かの心に 響き、 その人 を支える こ と
が できるこ と 。そ して 、 そこに 僕 自身 の 生きる 原動力 があると 感じ、 これら の言葉に よ っ
て 励まし、 励まさ れ 、仲 間と協力 してい くこと 。これ を 人生の 軸にし て 、た った 一つ の 命
を大切に生きていきたいと思います。