議案第91号 東京都板橋区営住宅条例の一部を改正する条例 上記の議案を提出する。 平成28年11月24日 提出者 東京都板橋区長 坂 本 健 東京都板橋区営住宅条例の一部を改正する条例 東京都板橋区営住宅条例(平成9年板橋区条例第40号)の一部を次 のように改正する。 第2条に次の1号を加える。 ⑹ 一般高齢者住宅 東京都板橋区立高齢者住宅条例(平成9年板橋 区 条 例 第 4 1 号 。 以 下 「 高 齢 者 住 宅 条 例 」 と い う 。) 第 2 条 第 2 号 に定める一般高齢者住宅をいう。 第7条第2項中「使用の申込み」を「使用申込み」に改め、同条に次 の1項を加える。 4 一般高齢者住宅の借上げに係る契約の終了により当該一般高齢者住 宅の明渡しをしようとする使用者(高齢者住宅条例第10条第3項の 規定により使用の許可を受けた者をいう。第22条第2項及び第34 条 第 4 項 に お い て 同 じ 。) が 、 当 該 明 渡 し に 伴 い 区 営 住 宅 の 使 用 申 込 みをした場合においては、その者は、前条第1項第2号から第4号ま でに掲げる条件を具備する者とみなす。 第 8 条 第 4 項 を 同 条 第 5 項 と し 、 同 条 第 3 項 中 「 前 2 項 」 を 「 前 3 項」 に改め、同項を同条第4項とし、同条第2項の次に次の1項を加える。 3 前2項の規定にかかわらず、区長は、第1項各号に掲げる者のうち、 速やかに区営住宅に入居することが必要であると認められるものとし て規則で定める者を、他の者に優先して使用予定者として決定するこ とができる。 第9条に次の1号を加える。 ⑹ 一般高齢者住宅の借上げに係る契約の終了 - 27 - 第14条の3を削る。 第16条第3項中「前2項」を「前3項」に改め、同項を同条第4項 とし、同条第2項の次に次の1項を加える。 3 次の各号のいずれかに該当する場合には、区長は、共益費を減額し、 若しくは免除し、又は共益費の徴収を猶予することができる。 ⑴ 使用者及び同居者の責めに帰すべき事由によらないで引き続き1 0日以上区営住宅の全部又は一部を使用することができないとき。 ⑵ 前号に掲げるもののほか、区長が特別の事情があると認めるとき。 第22条第2号中「特別な」を「、特別の」に改め、同条に次の1項 を加える。 2 区長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、使用する一般高齢 者住宅から区営住宅への住宅の変更を許可することができる。 ⑴ 一般高齢者住宅の使用者が車いすを必要とするようになった場合 で、当該使用者が車いすを使用する身体障がい者用に設計された区 営住宅を使用することが適当であるとき。 ⑵ 前号に掲げるもののほか、特別の事情があるとき。 第23条第1項中「使用者が」を「使用者は」に、「受けなければ」 を「受けるまでにこれを原形に復さなければ」に改め、同条第2項を次 のように改める。 2 前項の場合において、使用者が当該区営住宅を原形に復さないとき は、区長は、自らこれを原形に復すことができる。 第23条に次の1項を加える。 3 使用者は、前項の規定により区長が原形に復すために要する費用と して別に定める費用を負担しなければならない。ただし、使用者又は 同居者が、失職、疾病その他の特別の事情により費用を負担すること が困難であると認めるときは、区長は、その一部又は全部を使用者に 負担させないことができる。 第34条第3項中「前2項」を「前各項」に改め、同項を同条第5項 とし、同条第2項の次に次の2項を加える。 - 28 - 3 第7条第4項の規定による申込みをした者が区営住宅の使用を許可 された場合における第27条及び第29条の規定の適用については、 その者が一般高齢者住宅の借上げに係る契約の終了により明渡しをす べき当該一般高齢者住宅を使用していた期間は、その者が明渡し後に 使用を許可された区営住宅を使用している期間に通算する。 4 この条例の規定により一般高齢者住宅の使用者が引き続き区営住宅 の使用を許可された場合における第27条及び第29条の規定の適用 については、その者が従前の一般高齢者住宅を使用していた期間は、 その者が新たに使用を許可された区営住宅を使用している期間に通算 する。 付 則 1 この条例は、公布の日から施行する。 2 この条例による改正後の東京都板橋区営住宅条例第16条及び第2 3条の規定は、この条例の施行の日以後の使用に係る費用及び返還に 係る費用について適用する。 (提案理由) 使用申込者の資格の特例等を追加し、共益費の減免、住宅の返還に係 る費用負担の軽減等について定めるほか、所要の規定整備をする必要が ある。 - 29 -
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