別紙1 ふるさと伊東応援事業推進業務委託仕様書 ふるさと伊東

別紙1
ふるさと伊東応援事業推進業務委託仕様書
ふるさと伊東応援事業推進業務委託仕様書は、次のとおりとする。
1 本業務の目的
ふるさと納税制度を通じて、本市の魅力を広く発信し、寄附者における寄附手続きの
利便性を高め、本市の取組に共感し応援していただける寄附者を増やすとともに、本市
のPR、返礼品の販路拡大や観光客の誘致、移住定住の促進など地域経済の活性化に寄
与することを目的とする。
2 業務概要
本業務を受託する者(以下「受託者」という。)は次の業務を行うものとする。
⑴
インターネット上(パソコン及び携帯電話)において、本市に対するふるさと納税
の寄附申込、クレジットカード決済をはじめとした多様な寄附方法の選択及び返礼品
の選択を可能とするポータルサイト(以下「ポータルサイト」という。)を構築する
こと。
⑵
ポータルサイトで受け付けた寄附申込に係る寄附金を本市に払い込むとともに、そ
の収納状況の管理を行うこと。
⑶
返礼品の候補の企画及び選定を行い、市の承認を得て返礼品提供事業者と契約を締
結するとともに、寄附者が選択した返礼品について発注及び配送を行うこと。
⑷
寄附者への礼状及び寄附金受領証明書並びに寄附金控除に係る申告特例申請書の作
成を行うこと。
⑸
寄附者及び返礼品の生産及び販売を行う事業者(以下「返礼品提供事業者」といい、
寄附者及び返礼品提供事業者を総称して「寄附者等」という。)からの問合せに対応
すること。
⑹ 本市及びふるさと伊東応援事業に係るプロモーション支援を行うこと。
⑺ ふるさと伊東応援事業の活用促進に係るコンサルティングを行うこと。
3 業務の仕様
⑴ ポータルサイトの構築
ア 本市が指定する寄附金の用途を寄附者が選択できること。
イ
寄附申込、返礼品の選択及び決済の一連の手続をポータルサイト内で完了するこ
とができること。
ウ イの手続が完了した際に、寄附者に対して電子メールにより通知できること。
エ 返礼品の在庫状況に応じて、ポータルサイト上に返礼品の掲載ができること。
オ 寄附金額に応じて寄附者が返礼品を選択できること。
カ
本市からの依頼に基づき、ポータルサイト上の情報ページの修正及び更新につい
て迅速な対応ができること。
キ
寄附者がポータルサイトを経由せずに寄附を行った場合においても、本市職員が
寄附者に代わって当該寄附の申込状況をポータルサイトに入力することなどにより、
返礼品の選択及び配送並びに寄附金の収納状況の管理ができること。
ク 受託者は、ポータルサイトの保守管理を行うこと。
ケ
本市のふるさと納税に対して寄附者等の意見等を提出できる入力フォームを設け
ること。
コ
寄附金の収納状況及び寄附申込状況データを随時出力することができること。ま
た、当該データについては、本市において統計資料作成を行うため、簡易に加工が
できるようCSV形式での出力が可能であること。
⑵ 寄附金の決済方法等
ア クレジットカード決済
①
受託者は、あらかじめ代理納付を行う者を指定すること。なお、代理納付者は
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第157条の2第1項各号に定め
る要件を満たす者であること。
使用できるクレジットカードのブランドは、「VISA」、「Master Card」、
②
「JCB」、「American Express」及び「Diners Club」とすること。また、取
り扱う支払回数は一括払いとすること。なお、受託者が加盟又は提携する国際ブ
ランドマークが付された受託者以外の者が発行するクレジットカードの取扱も可
能であること。
イ その他の決済方法
寄附者の利便性向上のため、クレジットカード決済以外に提供できる決済方法が
あれば提案すること。
ウ 寄附金の払込み
ポータルサイトで受け付けた寄附金の払込みに当たっては、毎月一定日を締切と
し、締切後速やかにあらかじめ本市の指定する金融機関の口座へ一括で振込むこと。
なお、締切日等の詳細は、別途協議するものとする。
エ 消込処理データの送付
受託者は、ポータルサイトを経由した寄附申込データ及び決済データの突合及び
消込処理を行い、本市が円滑に寄附金に係る収入の調定ができるよう当該処理デー
タの送付を行うこと。
⑶ 返礼品の選定及び発注・配送
ア
受託者は、市が提供する情報や受託者が独自に入手した情報等をもとに、返礼品
提供事業者と交渉し、伊東商工会議所の承認を得た上で、返礼品の候補の企画及び
選定を行うこと。
イ
返礼品については、市内の特産品に加え、サービス提供型プラン等様々な提案が
可能であること。
ウ 返礼品については、市の承認を経て返礼品提供事業者と契約を締結すること。
エ
受託者は、寄附者が指定した返礼品を返礼品提供事業者に発注するとともに、返
礼品を寄附者へ配送する。
オ
受託者は、返礼品の配送が完了したときは、その旨寄附者に対し電子メール等で
通知を行うこと。
カ
受託者は、返礼品提供事業者との連絡を密にするほか、返礼品の配送が円滑に行
われるよう必要な措置を講じること。
キ
受託者は、返礼品の配送状況を管理するとともに、配送遅滞又は返礼品の梱包箱
の破損等、配送に係るトラブルが生じた場合は、寄附者等への対応を行うこと。
⑷
寄附者への礼状及び寄附金受領証明書並びに寄附金控除に係る申告特例申請書の作
成
ア 礼状及び寄附金受領証明書の作成が可能であること。発送は本市が行う。
イ
寄附金控除に係る申告特例申請書(様式第55号の5)の発送を希望する寄附者
に対し申請書を送付すること。
ウ
寄附金控除に係る申告特例通知書(様式第55号の7)の作成が可能であること。
発送は本市が行う。
⑸ 寄附者等からの問合せ対応
寄附者等からの問合せに対し、電話又は電子メール等により情報提供及び説明を行
うこと。なお、行政に関する事項等、受託者において対応しかねる問合せについては、
本市に取り次ぐこと。
⑹ プロモーション支援
ポータルサイトでの情報発信等により、ふるさと伊東応援事業を活用し、本市の魅
力を広く発信すること。
⑺ ふるさと伊東応援事業活用促進に係るコンサルティング
ふるさと伊東応援事業の推進のため、受託者が有するふるさと納税に係る独自のノ
ウハウ又はサービスについての提案を行うこと。
4 個人情報保護対策
受託者は、本業務の履行に当たり、個人情報の漏えいを防止するため、必要な措置を
講じること。
また、受託者は、本業務の履行に当たり知り得た情報を、本業務の目的以外に使用し
てはならない。本業務の履行期間が満了した後も同様とする。
5 報告及び検査
本市は、必要があると認めるときは、受託者に対して本業務の履行状況その他必要事
項について報告を求め、又は検査を行うことができるものとする。受託者は、本市から
これらの求めがあった場合には、誠実に対応しなければならない。
6 連絡体制
受託者は、自己の従業員の中から本業務に係る担当者を2人選任し、本市にその旨を
届け出るものとする。
7 再委託の禁止
受託者は、本業務の全部を一括して又は指定した部分を第三者に委託してはならない。
ただし、本業務の一部を第三者に委託することについて、あらかじめ書面で本市の承諾
を得たときはこの限りではない。
8 その他
契約に当たっては、双方協議の上、別に仕様書を作成するものとする。