水蒸気透過性試験 水蒸気透過性試験(透湿度試験、カップ法)とは ・水蒸気透過性試験は、試験雰囲気中の水分が試験片を透過し、カップ内の吸湿剤が吸湿した水分量から 透湿度(g/cm2・24h)を算出する試験です。 試験片について ・アルミニウム製のカップに吸湿剤を入れ、シート状の試験片、透過面積を一定にさせるリングの順に重ね、 溶融したパラフィンで周囲を密封し、試料とします。試料を恒温恒湿槽内に静置し、一定時間ごとに質量 増加を測定します。 規格によって、透湿度以外にも透水係数、透湿抵抗などでの報告も可能です。 試験片の大きさ:直径 70mm※の円盤、厚さ約 3mm まで 試験片の数:4 (試験片;3、ブランク;1) 試験温度:20℃~80℃ 試験湿度:20~90%RH ※ 直径約 50mm の小形試験片でも対応可能です。 ● 水蒸気透過性試験に用いる試験カップ アルミニウム製 カップ 試験片 (直径 70mm) 吸湿剤 O リング (直径 60mm) 図 1 試験カップ 図 2 パラフィンで試験片を封ろうした状態 東京事業所 高分子技術部 大阪事業所 Polymer Technology Department -----------------------------------------------------------------------------------------------------東京事業所:〒345-0043 埼玉県北葛飾郡杉戸町下高野 1600 番地 大阪事業所:〒577-0011 大阪府東大阪市荒本北 1 丁目 5 番 55 号 TEL 0480(37)2601 / FAX 0480(37)2521 TEL 06(6744)2022 / FAX 06(6744)2052
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