ふるさと伊東応援事業推進業務に係る公募型プロポーザル実施

ふるさと伊東応援事業推進業務に係る公募型プロポーザル実施要領
ふるさと伊東応援事業推進業務の内容及び同業務に係る公募型プロポーザルの各種手続、
要件及び審査等の内容については、次のとおりとする。
1 目的
本市では、「ふるさと伊東応援寄附金」として、ふるさと納税制度による本市への寄
附金の募集を行っています。今後、「ふるさと伊東応援寄附金」に対する理解を深め、
本市の魅力を最大限に発信することで、魅力・活力に満ちあふれたまちづくりを進める
ことを目的に、一定額以上の寄附者に対し、返礼品を贈呈することを検討しています。
「ふるさと伊東応援寄附金」を推進するための業務として、インターネット上(パソ
コン及び携帯電話)において本市ふるさと納税の申込受付から返礼品の選択及び決済ま
での一連の寄附手続きを行うことのできるサイト(以下「ポータルサイト」という。)
の構築、クレジットカード決済を始めとした多様な寄附方法の提供、返礼品の選定及び
発注・配送管理業務、寄附者からの問い合わせ対応、本市及びふるさと伊東応援事業に
係るプロモーション支援並びにふるさと伊東応援事業の活用促進にかかるコンサルティ
ング業務(以下「本業務」という。)について事業提案を募集するものであり、この要
領は、ふるさと伊東応援事業推進業務委託に係る優先交渉事業者を選定するためのプロ
ポーザルの実施に当たり必要な事項を定めるものです。
本業務は解除条件付きの募集であり、優先交渉事業者との協議が整った場合において
も、予算案件等が議会で承認されないこと等により、本業務が実施できなくなった場合
には、本件は提案を募集したことに留まり、業務化はされないことになります。
2 業務概要
⑴ 業務名
ふるさと伊東応援事業推進業務
⑵ 業務内容
別紙1「ふるさと伊東応援事業推進業務委託仕様書(以下「仕様書」という。)」
のとおり。
⑶ 履行期間
優先交渉事業者との協議が成立した時点から平成30年3月31日まで(債務負担
行為設定予定)。なお、運用開始日は、平成29年4月1日(予定)とするが、詳細
は協議の上決定する。
⑷ 予算概要等
本業務に係る予算は、必要な措置を講じるものとする。ただし、返礼品に係る一切
の費用を含め、寄附金額以内(消費税及び地方消費税の額を含め、50%を目安とす
る。)とする。
3 担当課
〒414-8555 静岡県伊東市大原二丁目1番1号
伊東市企画部市政戦略課地域政策係
電話:0557-32-1062
FAX :0557-36-1104
Email:[email protected]
4 参加資格条件
本プロポーザルに参加を希望する者は、次の全ての要件を満たしていること。
⑴ 法人格を有していること。
⑵
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しな
い者であること。
⑶
本業務にかかる公募の日から契約締結日までの間に、本市から指名停止を受けて
いないこと。
⑷ 国税及び地方税に滞納がない者であること。
⑸
会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立てがなさ
れている者又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続開始の
申立てがなされている者でないこと。
⑹
参加者又は参加者の役員等が、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
(平成3年法律第77号)に掲げる暴力団の構成員等でないこと。
⑺
個人情報保護のために必要な措置(プライバシーマークやISO27001等の
情報セキュリティ関連認証取得又は社内での情報セキュリティ方針の策定等)を講
じていること。
⑻
他自治体においてふるさと納税に係る事務の代行業務を一括して受託した実績が
あること。
5 参加手続等
⑴ 参加表明書の提出
本プロポーザルに参加を希望する者は、次に掲げる書類(以下「参加表明書等」
という。)を提出しなければならない。
なお、期限までに参加表明書等を提出しない者又は参加資格要件に該当しないと
認められたものは、本プロポーザルに参加することができない。
ア 提出書類
番号
提出書類
留意点
1
参加表明書(様式1)
契約時に使用する印鑑を押印のこと。
2
履歴事項全部証明書(原本)
法務局で発行する法人の履歴事項全部証
明書(発行後3か月を超えないもの)
3
法人税、消費税及び地方消費
申告している税務署及び地方公共団体が
税並びに所在地における地方
発行する納税証明書(直近の年度のもの
税等の完納証明書
であって、かつ、発行後3か月を超えな
いもの)
4
ふるさと納税事務代行業務受
ふるさと納税事務代行業務受託実績につ
託実績一覧表(任意様式)
いて、参加表明書提出日現在において、
契約しているもの及び契約終了したもの
を記載すること。
5
情報セキュリティ関連認証を
プライバシーマーク等を認証取得してい
取得していることを証明でき
る場合にあっては、その証書の写し。社
る書類の写し
内において情報セキュリティ方針等を策
定している場合にあってはその内容が分
かるもの。
6
決算報告書、損益計算書、貸
直前1事業年度分を提出すること。
借対照表の写し
7
会社概要の分かる書類(任意
所在地、業務内容、資本金、社員数等が
様式)
分かるもの(会社案内パンフレット等も
可。)
イ 提出期限
平成28年11月30日(水)午後5時(郵送の場合には同日必着とする。)
ウ 提出場所
3に同じ。
エ 提出方法
持参又は郵送(書留又は簡易書留に限る。)によること。(電子メール又はフ
ァクシミリによるものは受け付けない。)
⑵ 参加資格の審査結果の通知
参加表明書及び添付書類に基づき、参加資格の確認を行い、参加資格を有する者
に対し、企画提案書の提出を要請する。また、参加資格を有しないと認められる場
合は、参加を認めない旨を書面により通知する。
6 企画提案書作成要領
企画提案書の提出を要請された者(以下「企画提案者」という。)は、次に定める
ところにより企画提案書を作成し、提出するものとする。
⑴ 提案内容
企画提案は、次の事項について説明すること。
ア 業務体制及び導入計画について
・
本業務の実施体制について説明すること。また、システムダウン等の不測の
事態が生じた場合の対応方法についての説明も併せて行うこと。
・
運用開始予定時期(平成29年4月)までの導入計画について説明すること。
イ 個人情報保護対策について
・ 個人情報の漏えい防止のための対策とその運用についての説明を行うこと。
ウ ポータルサイトについて
・
ポータルサイトの概観及び機能(寄附者の利便性向上に寄与する機能だけで
はなく、本市職員の事務軽減に寄与する機能も含む。)について説明すること。
・
ポータルサイトによる一連の寄附手続の概要及び操作方法について説明する
こと。
エ 寄附金の決済方法等について
・ 寄附金の決済方法の種類について説明すること。
・
決済から本市の指定する金融機関の口座への払込みまでの概要について説明
を行うこと。
・
寄附申込情報及び決済情報との突合及び消込作業から本市への当該消込デー
タの送付までの概要について説明すること。また、寄附申込情報及び決済情報
のセキュリティ対策についての説明も併せて行うこと。
オ 返礼品の選定及び発注・配送管理について
・
返礼品の候補の企画及び選定を行うまでの概要について説明すること。なお、
返礼品については、市の承認を経て返礼品等提供事業者と契約を締結すること
とする。
・
ポータルサイトにおける返礼品の選定から、返礼品を寄附者へ配送するまで
の概要を説明すること。また、返礼品の発注及び在庫状況の確認に当たり、返
礼品等提供事業者との連携方法についての説明も併せて行うこと。
・ 配送状況の確認方法について説明すること。
・
配送遅滞及び返礼品の梱包箱の破損等のトラブルがあった場合の対応方法に
ついて説明すること。
カ 寄附者等からの問い合わせ対応について
・ 対応を行う体制について説明すること。
・ 対応が可能な内容について説明すること。
キ 本市及びふるさと伊東応援事業のプロモーション支援について
・
本市及びふるさと伊東応援事業の認知度を高めるため、どのような方法でプ
ロモーション支援を実施するかを説明すること。
ク ふるさと伊東応援事業の活用促進に係るコンサルティングについて
・
ふるさと伊東応援事業の推進のため、企画提案者が実施することのできるコ
ンサルティング内容について説明すること。
ケ その他自社の優位性について
・ 企画提案者の優位性について説明すること。
コ 業務に要する費用について
・ 参考見積額に係る説明を行うこと。
⑵ 提出書類
ア 企画提案書表紙(様式2)
イ 企画提案書
任意様式(A4版サイズ
縦横枚数不問)とする。なお、「6⑴コ業務に要す
る費用について」については、ウの参考見積書様式を用いて説明することを基本
とし、その他の提案費用があれば、任意様式にて説明を加えること。
ウ 参考見積書(様式3-1、3-2)
エ プレゼンテーション出席報告書(様式4)
⑶ 提出方法等
ア
提出期限
平成28年12月16日(金)午後5時(郵送の場合は同日必着と
する。)
イ 提出場所 3に同じ。
ウ
提出方法
持参又は郵送(書留又は簡易書留に限る。)によること。(電子メ
ール又はファクシミリによるものは受け付けない。)
エ 提出部数 12部(正本1部 写し11部)
⑷ 企画提案書等の著作権等の取扱い
ア
企画提案書等の著作権は、当該企画提案書等を作成した者に帰属するものとす
る。
イ
本市は、プロポーザル方式の手続及びこれに係る事務処理において必要がある
ときは、提出された企画提案書等の全部又は一部の複製等をすることができるも
のとする。
ウ
本市は、企画提案者から提出された企画提案書等について、伊東市情報公開条
例(平成9年伊東市条例第13号)の規定による請求に基づき、第三者に開示す
ることができる。
7 質疑応答等
⑴
参加表明書等及び企画提案書等の作成について質問がある場合においては、次のと
おり質問書により提出すること。
ア 提出書類
質問書(様式5)
イ
提出期間
平成28年11月30日(水)までの土日祝日を除く午前8時30
分から午後5時15分まで
ウ 提出場所
3に同じ
エ 提出方法
電話連絡の上、ファクシミリにより提出すること。
⑵
⑴の質問書は、質問者及び回答日において参加表明書を提出している者全てに対し、
ファクシミリにより回答するものとする。併せて、伊東市ホームページ上に当該回答
内容を公表する。
8 失格事項
次のいずれかに該当した場合は、その者を失格とする。
⑴ 参加資格要件を満たしていない場合
⑵ 提出書類に虚偽の記載があった場合
⑶
実施要領等で示された提出期日、提出場所、提出方法、書類作成上の留意事項等の
条件に適合しない書類の提出があった場合
⑷ 選定結果に影響を与えるような不誠実な行為を行った場合
9 企画提案の審査方法及び評価基準
⑴ 審査会の設置
企画提案書の審査及び評価並びに優先交渉事業者の選定を行うため、ふるさと伊東
応援事業推進業務プロポーザル審査会(以下「審査会」という。)を設置する。
⑵ ヒアリング等の実施
審査会において、提案内容をより理解するため、企画提案書に係るプレゼンテーシ
ョン及びヒアリングを次のとおり行う。
ア 実施方法
①
1者ずつの呼び込み方式とし、1者の持ち時間は説明20分、質疑20分の計
40分とする。
②
プレゼンテーション等の説明者はあらかじめ企画提案者が指定した者とする。
なお、プレゼンテーション等の実施場所には説明者及び補助者の計3人までが参
加できるものとするが、説明者以外の者が説明をし、又は質疑に応じることはで
きないものとする。
③
欠席をした場合は、企画提案書の審査及び評価並びに優先交渉事業者の選定か
ら除外する。
④
追加資料の配布は禁止するが、提出された企画提案書と同一の図案や写真を用
い、プロジェクター投影による説明は可能とする。ただし、プロジェクターの使
用を希望する場合は、事前に本市担当と協議すること。
イ 実施日時及び場所
6で示した企画提案書提出要請時に併せて通知する。(12月26日(月)を予
定。)
⑶ 審査項目及び評価基準
企画提案書及びプレゼンテーション等により、次の審査項目について、別紙2で示
す評価基準に基づき審査及び評価を行う。
ア 業務体制及び導入計画について
イ 個人情報保護対策について
ウ ポータルサイトについて
エ 寄附金の決済方法等について
オ 返礼品の選定及び発注・配送管理について
カ 寄附者等からの問い合わせ対応について
キ 本市及びふるさと伊東応援事業のプロモーション支援について
ク ふるさと伊東応援事業の活用促進に係るコンサルティングについて
ケ その他自社の優位性について
コ 業務に要する費用について
⑷ 優先交渉事業者の選定
ア 審査点の採点(第一段階)
審査員は、企画提案者ごとに⑶の評価基準に基づき採点し、この点数を当該企画
提案者の審査点とする。
イ 順位点の計算(第二段階)
審査員は、アの審査点の高い者から順に順位を付け、その順位による点数を当該
企画提案者の順位点として付する。
※
審査点最下位=1点、下から2位=2点、下から3位=3点、…以下略とする。
※ 審査点が同点の場合は順位点も同点とし、次位の者は飛び位とする。
ウ 評価の計算
イにより求められた審査員の順位点の合計を企画提案者の評価点とし、この点数
の合計により優先交渉事業者を選定する。ただし、提案内容によっては、本業務に
適した優先交渉事業者を複数選定することができるものとする。なお、評価点が同
点となる者が2者以上あるときは、審査会の合議により順位を決定する。
また、優先交渉事業者の審査点が著しく低い場合(満点の5割未満)は、各委員
がその取扱いを協議する。
エ 企画提案者が1者である場合の取扱いについて
アからウまでの方法により評価を行う。
⑸ 審査結果の通知及び公表
優先交渉事業者を選定したときは、企画提案書を提出している者全てに対し、速や
かに次の事項を通知するとともに、公表するものとする。
ア 優先交渉事業者
イ 評価点数
10 契約に関する基本事項
⑴ 契約の締結
優先交渉事業者と本業務について協議を行い、内容について合意の上、当該業務仕
様書を作成するものとし、その仕様書に基づく見積書を徴取し、随意契約の方法によ
り契約を締結する。
ただし、優先交渉事業者との調整・協議が不調に終わった場合、次点の事業者と交
渉する場合がある。
⑵ 契約保証金
要する。ただし、伊東市契約規則(昭和39年伊東市規則第4号)第23条の規定
に該当する場合は免除する。
⑶ 契約書作成の要否
要する。
⑷ 支払条件
原則として、毎月の業務報告を確認の上、後払とする。
11 その他
⑴ 手続において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
⑵
参加表明及び企画提案に係る書類作成及び提出に要する一切の費用は、提出者の負
担とする。
⑶ 提出された書類は返還しない。
⑷ 提出された書類は、提出した者に無断で本プロポーザル以外の用に使用しない。
⑸
参加表明書及び提案書等の提出後、提案の辞退を行う場合にあっては、参加辞退届
(様式6)により書面にて申し出ることとし、提案辞退後の再提案は受け付けない。
12 スケジュール
本プロポーザルの実施スケジュールは、次のとおりである。
実施内容
公募期間
実施期間又は期日
平成 28 年 11 月 17 日(木)~平成 28 年 11 月 30 日
(水)まで
参加表明書の提出
公募の日から平成 28 年 11 月 30 日(水)まで
質問書の提出
公募の日から平成 28 年 11 月 30 日(水)まで(土日
祝日を除く、午前 8 時 30 分から午後 5 時 15 分まで)
参加資格要件確認結果通知
平成 28 年 12 月 7 日(水)
及び企画提案書提出要請
企画提案書等の提出
企画提案書等提出要請日から平成 28 年 12 月 16 日
(金)まで
ヒアリング等
平成 28 年 12 月 26 日(月)予定(詳細については、
企画提案書提出要請と併せて通知する。)
企画提案書審査結果の通知
平成 29 年 1 月 12 日(木)予定
契約締結
平成 29 年 1 月 20 日(金)予定
(予算案議決後、優先交渉事業者と協議の上決定す
る。)
運用開始予定日
平成 29 年 4 月 1 日(土)予定