学校感染症情報 症候群サーベイランスシステムについて 三重県では、各学校施設に協力していただき、感染症による欠席者情報を毎日この システムに入力していただいています。 入力していただいた情報を活用して子どもたちの健康を守るために、各学校施設が 対応をできるように、専門機関と連携し、感染症の拡大を防止します。 津保健所では、津市内の学校の感染症による欠席者傾向を毎月まとめさせていただき、 情報提供いたします。 平成28年10月の様子 ∼津市内の学校感染症情報∼ (平成28年11月4日までの入力分を集計) 月を通して感染が多くみられた疾患 マイコプラズマ感染症、RSウイルス感染症、水痘 感 染 症 動 向 〇マイコプラズマ感染症での欠席が小学校を中心に多くみられ、先月に比べ2倍以上に 増加しました 〇水痘の多くは小学校からの報告によるものでした ○インフルエンザの報告が増加し始めました 1 1 0 0 20 15 0 0 0 0 0 0 0 4 0 0 0 0 感 染 性 胃 腸 炎 2 溶 連 菌 感 染 症 マ イ コ プ ラ ズ マ 感 染 症 7 104 伝 染 ヘ 性 ル 手 紅 パ 足 R 斑 ン 口 S ギ 病 り ん ナ ご 病 4 0 21 6 突 発 性 発 疹 A 群 溶 血 性 レ ン サ 球 菌 咽 頭 炎 水 い ぼ 伝 染 性 軟 疣 属 腫 伝 染 性 膿 痂 疹 と び ひ 3 0 0 1 ア タ マ ジ ラ ミ イ ン フ ル エ ン ザ 疑 い 麻 疹 疑 い 1 0 0 風 疹 疑 い 新 型 イ ン フ ル エ ン ザ そ の 他 ア デ ノ ウ イ ル ス 感 染 症 0 0 9 ュー 津市(人) 9 イ ン フ ル エ ン ザ A 型 イ 腸 ン 管 急 髄 フ 流 出 流 ウ 性 無 膜 行 咽 行 イ ル 血 出 菌 炎 性 頭 百 性 ル エ 性 性 菌 水 麻 風 結 赤 血 ン 耳 結 日 大 角 ス 痘 疹 疹 核 痢 性 髄 性 ザ 下 膜 咳 腸 結 性 結 膜 髄 H 腺 熱 菌 膜 肝 膜 炎 膜 7 炎 感 炎 炎 炎 炎 N 染 9 症 ー 疾 患 名 イ ン フ ル エ ン ザ イ ン フ ル エ ン ザ B 型 イ ン フ ル エ ン ザ A H 1 N 1 ヒ ト メ タ ニ デ 川 ン モ 崎 グ ウ 病 熱 イ ル ス 感 染 症 1 0 0 そ の 他 感 染 症 0 感染症まめ知識 これからの季節に気をつけたい感染症 感染性胃腸炎(ノロウイルス) ●発生状況 感染性胃腸炎の原因は細菌・ウイルス・寄生虫など様々ですが、ノロウイルスによるも のは、例年11月上旬から増加し始め、12月∼翌年1月が発生のピークになります。 ●症状 潜伏期間(感染から発症までの時間)は24∼48時間。主な症状は、吐き気、嘔吐、 下痢、腹痛で、発熱は軽度です。健康な方は軽症で回復しますが、体力の弱い乳幼児や高 齢者などは重症化することがあります。 ●感染経路 汚染された水や食品を摂取することによる経口感染、患者の便や嘔吐物から人の手を介 して感染する二次感染(接触感染、飛沫感染)など。 回復後も数週にわたって便からウイルスが排出されることがあります。 ●予防のポイント ・流水・石けんでしっかり手を洗いましょう! (トイレの後、食事の前、調理する前、患者の汚物処理や オムツ交換を行った後) ・食品の調理では、中心部までよく加熱しましょう! ・汚物処理する際は、手袋・マスクを着用し、塩素系消毒剤を用いて 適切に処理しましょう! 三重県感染症情報センター・国立感染症研究所感染症疫学センター・文部科学省 学校保健安全法 参照
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