学校感染症情報 症候群サーベイランスシステムについて 三重県では、各学校施設に協力していただき、感染症による欠席者情報を毎日この システムに入力していただいています。 入力していただいた情報を活用して子どもたちの健康を守るために、各学校施設が 対応をできるように、専門機関と連携し、感染症の拡大を防止します。 津保健所では、津市内の学校の感染症による欠席者傾向を毎月まとめさせていただき、 情報提供いたします。 平成28年8月の様子 ∼津市内の学校感染症情報∼ (平成28年9月5日入力分を集計) 月を通して感染が多くみられた疾患 ヘルパンギーナ、マイコプラズマ感染症、RSウイルス感染症 感 染 症 動 向 多くの施設は夏休みでしたので、保育園からの報告が中心となっています。 〇ヘルパンギーナは、先月と比べると3分の1程度まで減少しています。 〇RSウイルス感染症が、一部の施設で集積してみられました。 0 0 イ 腸 ン 管 急 髄 フ 流 出 流 ウ 性 無 膜 行 咽 行 イ ル 血 出 菌 炎 性 頭 百 性 ル エ 性 性 菌 水 麻 風 結 赤 血 ン 耳 結 日 大 角 ス 痘 疹 疹 核 痢 性 髄 性 ザ 下 膜 咳 腸 結 性 結 膜 髄 H 腺 熱 菌 膜 肝 膜 炎 膜 7 炎 感 炎 炎 炎 炎 N 染 9 症 感 染 性 胃 腸 炎 溶 連 菌 感 染 症 マ イ コ プ ラ ズ マ 感 染 症 伝 染 ヘ 性 ル 手 紅 パ 足 R 斑 ン 口 S ギ 病 り ん ナ ご 病 突 発 性 発 疹 A 群 溶 血 性 レ ン サ 球 菌 咽 頭 炎 水 い ぼ 伝 染 性 軟 疣 属 腫 伝 染 性 膿 痂 疹 と び ひ ア タ マ ジ ラ ミ イ ン フ ル エ ン ザ 疑 い 麻 疹 疑 い 風 疹 疑 い 新 型 イ ン フ ル エ ン ザ そ の 他 ア デ ノ ウ イ ル ス 感 染 症 ュー 津市(人) イ ン フ ル エ ン ザ イ ン フ ル エ ン ザ B 型 ー 疾 患 名 イ ン フ ル エ ン ザ A 型 イ ン フ ル エ ン ザ A H 1 N 1 ヒ ト メ タ ニ デ 川 ン モ 崎 グ ウ 病 熱 イ ル ス 感 染 症 そ の 他 感 染 症 0 0 0 1 1 1 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 2 10 1 22 9 1 0 0 0 5 0 0 0 0 0 2 3 0 0 1 感染症まめ知識 これからの季節に気をつけたい感染症 RSウイルス感染症 例年11月∼1月にかけて流行しますが、夏季にも患者発生がみられ、近年は流行の 時期が早くなってきています。特に今年は、三重県内において増加傾向が例年より早く 表れています。 患者の多くは乳幼児ですが、年長児や大人も繰り返しかかる場合があります。 ●症状 発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、重くなる場合には、 咳の悪化、喘鳴(ぜんめい:ゼーゼーという呼吸音)、呼吸困難などの症状が出現し、 細気管支炎、肺炎へと進展することもあります。特に、心臓や肺に基礎疾患があったり、 免疫不全が存在する場合には、重症化のリスクは高まります。 ●感染経路 咳やくしゃみなどのしぶきからの飛沫感染 ウイルスがついている手指や物に触れることからの接触感染 ●予防法 ・子どもが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめに アルコールや塩素系の消毒剤で消毒しましょう。 ・流水・石鹸での手洗いまたはアルコール製材による手指衛生の 励行を行いましょう。 ・咳などがある場合はマスクを着用しましょう。 三重県感染症情報センター・国立感染症研究所感染症疫学センター・文部科学省 学校保健安全法 参照
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