第83回NHK全国学校音楽コンクール 11 全国コンクール 中学校の部 熊本市立帯山中学校 自由曲:女声合唱とピアノのための組曲「火へのオード」から 花火ひらく… ○課題曲○ ・まずは…震災をのり超えての出場、本当に苦労されましたね。 でも、みなさんのがんばりが今日の発表に出てました。感動しました。ありがとうございました。 ・音楽表現として legato 性を目指す事は良い事ですが、marcato と legato をうまく使い分ける ことが表現の巾を拡げることになるのでは、と思います。 ・美しい声でデリケートに表現していましたね。 転調してからは、もっとリズムにノッテ、ビートを出して歌い上げて欲しかった。 ・素敵なレガートにのせて、説得力のある「セリフ表現」になっていました。音色などの表現にも 工夫がみられた演奏でした。 ○自由曲○ ・難曲を良く表現していましたね。 さらに強い表現、鋭い表現ができると、もっと曲の効果が出たかも。演奏効果が大事な曲なので。 ・「はながひらく」の最後の「く」の母音がやや浅くなり、共鳴が失われるのが残念です。 P.35 の「いっぱいの」の o 母音が a 母音になりすぎることも含めて、母音がやや浅いのが気に なりました。 ・難曲。そして半音程、半音階を丁寧に表現してますね。 変拍子のとらえ方、歌詞を考えた発音ができてました。 ・課題曲に比べ、まずレガートがなくなってしまい、音を当てにいってしまったのが残念! レガートがあるからこそ生まれるアーティキュレーションのメリハリや、音色の変化、フレーズ 作りということに関して、もっと工夫ができたらよかったですね。 (全国コンクール審査員による各学校向けの講評からポイントを抜粋したものです)
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