超音波センサを用いた距離測定原理 Echo 反射波 受信 物体 送信波 Trigger 送信 10μs 10μs d 測定手順: 1. 2. 送信器から10μsの間,超音波を出力する. 送信のタイミングはTrigger端子を10μsの間, LOWからHIGHレベルに変化させることで, 超音波が発射される(40kHz). すぐさま,Echo端子のレベルをチェックし, HIGHレベルになるまでの時間を計測する. この時間をTus [μs]とする. (割り込みを利用しているようで,タイマとの 同時利用は,不可能であった.) 3. 音速をVs とすれば,以下より距離 d が求まる. d = Vs Tus / 2 計算例: 音速Vs を346.5[m/s](25 ℃),とすれば,d は以下となる. d = Vs Tus / 2 = 346.5 × 103 × Tus × 10 -6 ÷ 2 = 173.25 × 103 × Tus × 10 -6 = 173.25 × Tus × 10 -3 [mm] Vs = 331.5 +0.607×t [m/s] t は摂氏温度 HC-SR04 : 仕様 ・測距範囲:2~400cm センサー基板正面を中心とした15度の範囲、 分解能:0.3cm ・電源電圧:DC 5.0V ・動作電流:15mA ・動作周波数:40kHz ・トリガ信号:10μS(TTLレベルのパルス波) ・エコー出力信号:反射(往復)時間 ・サイズ:45×20×15mm
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