2020・2020通信

徳島県建築士会ニュースレター
VOL.02
2020・2020通信
2020年・会員2020人への道
責任編集人:笠井義文
発行:(公社)徳島県建築士会
まえがき
この通信は、会員のみなさんにお送りするニュースレターです。東京オリンピックの年2020
年までに、建築士会の会員を2020人にするための楽しい交流の場になればと思っています。
会員がいまの倍になれば、そこにはいったいどんな景色がみえるでしょうか。
ある役員の方から、顔写真
入れた方が読んでくれやす
いよ、とご提案いただいた
ので・・・。
建築士の人たちとの出会い
昭和55年に二級建築士を、昭和57
年に一級建築士を取得しました。建築士
になって36年になります。
その間、私が幸せだったのは、建築士
会という場所で、多くの建築士の先輩と
出会えたこと、様々な建築士の方々を見
てこられたことです。
そこで、建築士という人たちの姿や生
き方を、知ることができました。そして
その人たちからの学びが、現在の私をつ
くってくれたと思っています。
今、特に若い建築士や建築士をめざす
建築士会
facebook
情報
人たちにお伝えしたいことは、私が出会
い、学んできた人たちのことです。
先輩たちの活躍した時代背景も含め、
どんな建築士がどのような活動をしてき
たのかを知ってもらうことは即ち、これ
からの若い建築士の方たちの足元を、照
らすことになるでしょう。
私の小さな体験と、先人の大きな業績
が、きっとお役に立つと信じ語り継ぐこ
と。それが、これからの私の大切な仕事
であると思っています。(笠井義文)
イベント案内、結果報告、委員会の様子や会員の
facebook紹介など話題満載。いいねとシェアを
中!
お願いします!
更新
日々 です!
見
必
会員ひとりが一人だけ
仲間を増やす。
ここがポイントです!
会員全員が、いま会員でない人の手を
採り、「一緒に○○○しようよ」と言
って誘ってください。
例えば○○○には下のような言葉を。
・友達づくりを・仕事に役立つこと
・ゴルフ・釣り・研究会・後輩の指導
・就活・婚活・イベントのホスト役を
・仕事ではできないこと・面白いこと
・プロジェクトに参加・実務の勉強を
・いろんな人と建築の話を
連載コラム「自問自答の思い出1 - 建築を学ぶ(学生時代)」
Q建築を選んだきっかけは?
Qようやくそこで建築を選んだのですね?
A大学入ってから、ちょっとした理由がい
くつか重なって、でしょうか。少なくとも
有名建築に霊感を感じて、ということでは
なかったようです。
A優柔不断だから、ことここに至ってもす
んなりとはいきませんでした。決め手とな
ったことを思い返すと、まず、最も理工系
らしくない名称の学科であったこと(唯一
「工学科」でない)−いつしか理系を離れ
たいと思ってた、また、趣味の芸術をその
一部に持っているようであったことも魅力
だった。他には、工業デザイナーである従
姉にやんわり勧められたことや人気学科で
あったことなどかな。
Q建築に決めるのは遅めだった?
Aタイムリミット直前の大学2年春の19
歳の時です。だから少しだけ遅めでしょう
か。そうなった理由の1つは、身近に建築
関係の人がいなかったことでしょうね。だ
から、大学に入るまで「建築」の存在すら
意識していなかったのです。2つめは、自
分は何になるか、それを考えるための職業
イメージというものが皆無に近かったこと
です。そのため進路は常に揺らいでいた。
高校時代も理系7、文系3ぐらいの割合で
志望が変わっていった。そして、ぼんやり
と数学か物理の分野に進むことになるのか
なあと思いつつ、すぐには進路を決めなく
ていい東大の理Iに進んだのです。そして
そこで初めて建築という分野が、私の選択
の対象に入ってきたわけです。
Q当時は70年安保で学生運動真っ盛り?
Aそう、学内は騒然としており、やがて大
学閉鎖。これでは勉強できない、困った。
というのは嘘。これ幸いと大学に行かなく
なった。他にも理由があり、その生活はバ
リケードが解かれた後も続いた。最初は結
構まじめに取り組んでいたのですが。
Q余り勉強しなかったようですが、建築を
選んでよかったことはありますか?
A自由な勉強が許されていたこと。自分の
思い違いかもしれませんがそう思えたこと
ですね。本来の勉強はそこそこに雑多な本
を本当に勉強のつもりでけっこう読んだ。
そのきっかけは建築に進んで最初の期末レ
ポート。M.マクルーハンの「銀河系○○
○」という将来の文化を論じた本の感想等
をまとめよ、という課題でした。これを起
点に対象は、文化人類学へ、趣味の芸術論
などへと、もちろん、建築・都市計画の本
も含みつつ、広がっていきました。こうし
た貴重な時間を持てたことは建築を選んだ
おかげだと今でも思っています。今でも覚
えているのは、とある本の中で出会った、
「人のものの見方は時代と土地に強く規定
される」という趣旨の文。大げさかもしれ
ないけど、今の私の世界に対する視点のベ
ースに成っているようです。
Qここまで目を通してくれた方々に最後に
何か。
A遥か半世紀前のことはぼんやりとしてい
ます。心の内となるとなおさら。過剰な美
化か過ぎた卑下に堕しがちなので真実は半
分ぐらいと思ってください。(渡邊 速)
会員の声コーナー (会員からの声をご紹介します)
1.私にとっての建築士会を一言でいうと
・建築士であれば最低限士会にだけは入って、日々の鍛錬の場と思います(釜内晋治さん)
・建築をたのしむ所。友人を通して知識が広がる所(中山 茂さん)
・いろんな人の集まり(瀬川英展さん)
・若くして夢と希望を持ち合わせた集団(遠藤美信さん)
・会員相互の「修練」と「和合」の場である(柳原 隆さん)
2.こうしたら会員が増えると思うよ(アイデア)
・若い人の活用できる知識の提供ーBIMなど(釜内晋治さん)
・出会いの場を広げること(中山 茂さん)
・会のイベントに動員する(瀬川英展さん)
・1級、2級、木造の見えない壁があるように感ずるゆえ、この壁をなくす努力が欲しい(遠藤美信さん)
・会員の「メリット」と「誇り」を熱く語り合い、会員増に努める(柳原 隆さん)
3.会員になってよかったと思った瞬間
・例えば勉強会で思わぬ出会いがあったときです(釜内晋治さん)
・友人ができたこと(中山 茂さん)
・全国大会が楽しみです(瀬川英展さん)
・全国大会に参加できること(遠藤美信さん)
・新情報収集と会員相互の親睦をはかる(柳原 隆さん)
2020人へのカウントダウン
あと
● 新会員のご紹介(H28年度9月∼10月)
9
4
1
人
2016年10月
■正・準会員
じゅん
濱 晶子 (はま あきこ)さん
岡本健司 (おかもと けんじ)さん
森 泰之 (もり やすゆき)さん
渡邊峰樹(わたなべ みねき)さん
事務局の
つぶやき
●まどぎわじゅん
建築士試験と建築士全国大会「大分大会」も無事に済み、
ひとときのやすらぎを満喫中!
■賛助会員
●テルヤス談義
新日本法規出版 さん
テル
●入会の方法
会員には、1.正会員(建築士)2.準会員(建築士以外)
ヤス
3.賛助会員(企業・団体)があります。詳しい内容は
士会ホームページの「入会のご案内」を見ていただく
ヤス:先輩! 今年度も半分終わりましたねぇ∼。 テル:ほうやなぁ∼。あっ! 定期講習もあと3回やなぁ∼。
皆さん、忘れず受講してくれたかなぁ∼。
ヤス:あと、3月15日(ろうきんホール開催)も追加され
ましたよ!!
テル&ヤス:更新年度の方、忘れずに御受講下さいね!!
か事務局にお電話ください。電話 088-653-7570
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い
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屋
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新
型
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炉
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建
て
た
な
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震
構
造
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家
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り
か
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ま
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た
。
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も
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私
が
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旧
家
を
解
体
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、
老
後
を
快
適
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楽
し
く
暮
ら
せ
る
家
造
り
の
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う
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う
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。
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婦
は
不
便
な
か
。
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あ
、
代
々
続
い
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四
海
家
は
今
後
ど
う
な
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て
い
く
の
家
に
は
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つ
て
の
賑
わ
い
は
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り
戻
せ
な
い
の
で
し
ょ
う
の
家
は
ど
の
部
屋
も
今
で
は
寒
々
と
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て
い
ま
す
。
も
う
こ
へ
と
嫁
い
で
行
っ
て
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ま
い
ま
し
た
。
た
だ
、
た
だ
広
い
こ
息
子
た
ち
も
都
会
へ
と
就
職
し
、
そ
し
て
結
婚
、
娘
も
他
県
暮
ら
し
、
随
分
寂
し
く
な
っ
て
し
ま
い
ま
し
た
。
2
人
い
た
そ
れ
は
賑
や
か
で
あ
っ
た
の
で
す
が
,
今
で
は
老
夫
婦
2
人
か
つ
て
こ
の
家
に
は
8
人
の
家
族
が
住
ん
で
い
ま
し
た
。
副
会
長
の
独
り
言