地震学&減災学講座 terra ko ya あぶやま・まんてん地球子屋 地 球 は 今 い る … 日 も 揺 れ て 会場:京都大学 阿武山観測所 定員:30 名・申込先着順 参加費:無料 WEST JAPAN 阿武山観測所では、一般市民向けの講座シリーズを 2ヶ月に1度、開催しています。 各回、さまざまな分野から講師を招き、最新の地震学 とその周辺の多様な分野、また防災・減災に関する 分野から話題を提供し、学びを共有します。 各回ごとのテーマで、講義、実習的内容、また 講師と参加者との双方向でのやりとりを 織り込む3時間のプログラム。 ぜひご参加ください! ABUYAMA ※注:この講座には、通常の見学会で行う プログラムは含まれておりません。 第 7 回 2016年 11 26 月 日(土) 14:00-17:00 theme GPSデータから見いだされる 西日本のひずみ集中帯 講師: 西村 卓也 さん 京都大学・防災研究所・地震予知研究センター 准教授 申込み方法 ホームページの申込フォームからお申し込みください。先着順 (定員に達した時点で受付を〆切ります。) ※詳細はホームページをご覧ください。詳しいご案内は申込みいただいた方にお伝えします。 http://www.abuyama.com 実施:京都大学防災研究所 地震予知研究センター&巨大災害研究センター 阿武山地震サイエンスミュージアムプロジェクト 所在地:〒569-1041 大阪府高槻市奈佐原 944 ウェブサイトであらかじめアクセスをご確認ください。 問い合わせ:TEL:072-694-8848(平日 10:00∼15:00) 2016 年 11 月 26 日(土)14:00-17:00 第 7 回 プログラム program ABUYAMA ABUYAMA MANTEN TERAKOYA ■メインレクチャー テーマ: GPSデータから見いだされる西日本のひずみ集中帯 ゲスト講師: 西村 卓也 さん 京都大学・防災研究所・地震予知研究センター 准教授 プロフィール: 東北大学大学院理学研究科修士課程修了。理学博士。 国土交通省国土地理院研究員、主任研究員、 米国地質調査所客員研究員などを経て現職。 学生時代より一貫して GPS データを用いた地殻変動研究に 基づき、地震・火山噴火発生過程や日本列島のテクトニクス の研究を行う。 専門分野: 測地学(地殻変動論) GPS によって日本列島の地殻変動が高精度に観測出来るようになって今年で 22 年。この間の 観測研究により、日本列島は決して一様に変形しているわけではなく、ひずみ速度が特に大き い「ひずみ集中帯」が存在することが分かってきました。太平洋側のひずみ速度の大きな場所は、 海洋プレートの沈み込みによって説明できますが、プレートの境界から離れた内陸部や日本海 側にもひずみ集中帯が見いだされています。近年発生した内陸地震、例えば、2014 年長野県 北部の地震、2016 年熊本地震、鳥取県中部の地 震は、いずれもひずみ集中帯で発生しており、ひ ずみ集中帯と活断層や内陸地震との関連性が注目 されています。本レクチャーでは、西日本、特に 近畿地方のひずみ集中帯について解説します。 図 西日本の GNSS(GPS) 観測点の水平速度ベクトル。 赤矢印は兵庫一宮観測点に対する各 GNSS 観測点での 1年あたりの移動速度を表す。 データ期間は、2005 年4月から 2009 年 12 月まで。 阿武山観測所のサポーター活動について 観測所では、地震サイエンスミュージアムプロジェクトをごいっしょ に推進し、活動するサポーター(市民ボランティア)を募集しています。 ご関心のある方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください。
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