●人工臓器 ─ 最近の進歩 人工心臓(基礎) 独立行政法人産業技術総合研究所ヒューマンライフテクノロジー研究部門人工臓器グループ 丸山 修 Osamu MARUYAMA おり,ポンプケーシングとは完全に非接触で回転する機構 はじめに 1. である。EVAHEAR T TM と同様,2011 年 4 月に販売が開始 2010 年 12 月に本邦初の体内埋め込み型人工心臓である EVAHEAR T TM(株式会社サンメディカル技術研究所)と されたが,ポンプの通常の回転モードが維持されない不具 合が発生し,2011 年 12 月より販売を見合わせている。 DuraHeart®(テルモ株式会社)が製造販売承認されてから, 茨城大学では,乳児用補助人工心臓および超長期用埋め 間もなく 2 年が経過しようとしている。国際的にも注目さ 込み型人工心臓を開発している。乳児用補助人工心臓は, れ,我が国のデバイス開発に対する技術がクローズアップ 単二電池と同等の大きさで,浮上インペラの上下に二つの されたことは言うまでもない。これにとどまらず,新しい 磁気浮上モータを配置することで,人工心臓として必要な 人工心臓および体外循環ポンプが次々に開発されており, トルクおよび磁気支持力を達成している。また,超長期埋 さらに安全・安心な人工心臓の実現に向けて新たな技術が め込み型人工心臓では,胸部筋層内への埋め込みを前提と 生み出されている。本稿ではこの 1 年に報告された成果を, して,直径 50 mm,厚さ 10 mm の小型かつ薄型の人工心臓 特に論文および学会発表された内容から紹介する。 の実現を目指している 4) 。 東京大学では,耐久性を持たせるために,新たな技術を 体内埋め込み型人工心臓 2. 導入した螺旋流ポンプの開発を行っている。その構造は, 上述の EVAHEAR T TM は,滅菌した純水を循環させるこ 水車状のインペラの両側に螺旋状流路を持ち,インペラに とで,インペラ軸受部の潤滑,血液シールの維持およびモー 内蔵した永久磁石と,コアに内蔵した電磁石でモータを形 タの冷却を促進するクールシールシステムを導入した遠心 成し,インペラを回転させる仕組みである。このインペラ 血液ポンプである。上述の通り 2010 年 12 月に製造販売 は動圧軸受により非接触で回転する。このポンプを左心バ 承認され,2011 年 4 月に販売が開始された。ポンプ容積 イパスの形で埋め込んだヤギによる動物実験を実施し,抗 132 ml,重量 420 g のコンパクトなサイズであり,本体はチ 凝固療法なしで 6 ヶ月の生存に成功している 5) 。 タ ン 製 で, 血 液 接 触 面 は 2-methacr yloyloxyethyl 東北大学では,定常流型全置換型人工心臓の実現を目指 phosphor ylcholine(MPC)ポリマーコーティングされてい して,新しい構造の定常流ポンプを開発している。本ポン る。この EVAHEAR T TM は東京大学 1),国立循環器病研究 プの特徴は,らせん状の流入路構造,永久磁石,および動 センター2),東京女子医科大学 3) などで臨床使用が報告さ 圧軸受を組み合わせた軸受にある。これまでに,非接触に れた。 よる回転および動物実験による血液循環を維持できること DuraHear t ® は,インペラが磁気軸受により支持されて が確認されている 6) 。 杏林大学では,高圧力,高流量を発生させやすく,また 流量応答のよいカスケードポンプ(渦流,摩擦)の開発を ■著者連絡先 独立行政法人産業技術総合研究所ヒューマンライフテクノ ロジー研究部門人工臓器グループ (〒 305-8564 茨城県つくば市並木 1-2-1) E-mail. [email protected] 172 行っている。試作ポンプにおいて,インペラの厚みを 6 mm とし,ポンプ本体は直径 52 mm,高さ 45 mm で,重さ は 230 g と超小型である。60 bpm の拍動モードにおいては, 人工臓器 41 巻 3 号 2012 年 後負荷 102 mmHg,流量 5.1 l/min で平均 11 W,また後負 HeartWare 社(アメリカ)の HVAD ™は,受動的磁気支持 荷 105 mmHg,流量 9.9 l/min で平均 16 W での駆動が可能 と動圧軸受のコンビネーションでインペラが支持されてい であった 7) る遠心血液ポンプで,体積はわずか 50 cc である。小児へ 。 国立循環器病研究センターでは,低回転で高揚程を発生 の応用として,アメリカでは 13 歳の少年に,移植までのつ させるため,二段構造のインペラを持つ血液ポンプの開発 なぎとして初めて HVAD ™適用の報告があった 15) 。また, を行っている。溶血成績を向上させるため,computational 同社の MVAD ™は,HVAD ™より約 1/3 のサイズである軸 fluid dynamics(CFD)による解析によって,羽根車や案内 流式の埋め込み型補助人工心臓で,HVAD ™に採用してい 羽根にシュラウドを設けることで壁面せん断応力の低減が るインペラ支持技術(受動的磁気支持+動圧軸受)を用い 可能であり,また案内羽根の流路を一定にすることとサク ており,HVAD ™と同等のポンプ性能であることが動物実 ションボリュートを縮小することにより淀みを解消できる 験により示されている 16) 。 ことを証明した 8) 。 MicroMed Cardiovascular Inc.(アメリカ)のHeartAssist 5™ 国立循環器病研究センター,三菱重工業株式会社,ニプ は,セラミック軸受を有する小型軸流ポンプである 17) 。 ロ株式会社および産業技術総合研究所では,独立行政法人 ストレーナ,インペラおよびディフューザを改善させるこ 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (New Energy and とで,60 日間 7 例の動物実験で好成績を示した 18) 。 Industrial Technology Development Organization, NEDO) Thoratec® Corporation(アメリカ)の HeartMate Ⅱ® は, プロジェクトにより,destination therapy を実現するため 接触軸受を持つ軸流型人工心臓である。我が国においては, の高耐久性を有する軸流ポンプ人工心臓システムの開発を 2010 年 4 月より臨床治験が開始され,予定症例数 6 例の埋 行っている 9) 。この人工心臓は,動圧軸受を有する軸流ポ め込みはわずか 1 ヶ月間で完了した。2011 年 8 月時点で,6 ンプである。産業技術総合研究所において,本ポンプ 8 台 例とも大きな合併症は無く,近々保険償還される見込みで について,作動流体としてグリセリン生理食塩水を使用し, ある 19) 。 72 bpm の拍動発生の下,0 ∼ 9.5 l/min(平均流量 5 ± 1 l/ Jar vik Heart ® Inc.(アメリカ)の Jar vik 2000 は,ピボッ min)で 6 ヶ月間の耐久性試験に成功し,長期耐久性を確認 ト軸受を持つ軸流式の人工心臓である。成人用のポンプは, した 10) 。国立循環器病研究センターでは,ウシを使用し 直径が 25.4 mm であり,成人用 ventricular assist device た慢性動物実験において,8 例,90 日間の生存に成功し (VAD)としては世界最小サイズである。これに加えて,直 た 11) 。この実験ではポンプ内部での血栓形成や溶血は認 径 18 mm の小児用,および直径 10 mm の乳児用がある。 められず良好な抗血栓性を実証することができた。また, 特に 2012 年 5 月に,乳児用がローマにおいて世界で初めて 成人用として開発したポンプについて,小柄患者に適用す 1 歳児に埋め込まれた例は記憶に新しい 20),21) 。 る研究も行っている 12) 。 東京電機大学では,左心補助人工心臓としてエンクロー 3. 体外循環ポンプ ズド型の軸流血液ポンプの開発を行っている。溶血性能を 茨城大学では,心臓治療用血液ポンプの開発を行ってい 改善させるため,インペラ表面に水素化アモルファスカー る。Bridge to decision,bridge to recover のために,瞬時拍 ボン被膜を施した。この結果,20%の溶血低減効果が見ら 出流量 20 l/min を達成し,自己心の拍動に同期できる高機 れた。これは,水素化アモルファスカーボンにより表面エ 能化を図り,また磁気浮上モータの再利用を考慮して体外 ネルギーが低下し,赤血球に対する摩擦係数が減少した結 設置型としている 4) 。冠動脈流量増加や負荷調整を行うた 果であると論文では結論づけている 13) 。 めに,自己心拍動に同期して,高揚程時に 5 l/min,低揚程 Ter umo Hear t 社(アメリカ)では,現行モデルである 時に 20 l/min 以上送出できることを目標としている。水を DuraHear t ® よりも小型・軽量化,低消費電力化を実現す 使用した閉回路による実験で,これらのポンプ性能を達成 る DuraHear t ® Ⅱの開発が行われている。軸受は,受動的 できていることを確認した 22) 。 磁気支持および動圧軸受を採用している。ポンプ容量は約 東京医科歯科大学で開発されている MedTech Mag-Lev 30 ml,重量約 100 g と DuraHear t ® と比較して 1/6 以下の は,仔牛を用いた左心室補助慢性動物実験で,2011 年 7 月 小型サイズである。さらには,消費電力も DuraHear t ® の までに 60 日間で 5 頭の生存に成功している。2011 年 7 月よ 半分以下となり,携帯バッテリも小型・軽量となる。ポン り MedTech ECMO study が開始され,最長 3 週間の良好な プ性能は,DuraHeart® とほぼ同等の性能を示し,溶血特性 流量維持,ガス交換能を示した。また,小児用超小型遠心 は DuraHeart® の約半分の溶血特性を示している 14) 血液ポンプ Tiny Pump ™は,体重 12.5 ∼ 26.7 kg のヤギを 。 人工臓器 41 巻 3 号 2012 年 173 用いた左心室補助慢性動物実験がこれまでに 5 例行われて いる。平均流量約 1 l/min で,30 日間で 2 例の生存に成功 している 23) ∼ 25) 。 初の手術が行われた 31) 。 4. 人工心臓におけるレギュラトリーサイエンス 国立循環器病研究センター,三菱重工業株式会社,ニプ レギュラトリーサイエンス(regurator y science, RS)と ロ 株 式 会 社 お よ び 産 業 技 術 総 合 研 究 所 は,NEDO プ ロ は,1987 年に内山充国立衛生研究所所長が提唱された概念 ジェクトにより,1 ヶ月程度の extracorporeal membrane で, 「科学技術の進歩を,真に人と社会に役立つ,最も望ま oxygenation(ECMO)/percutaneous cardio pulmonar y しい姿に調整(レギュレート)するための,予測・評価・判 suppor ( t PCPS)の連続使用を可能とする動圧軸受型遠心 断の科学である」と定義されている。人工心臓で RS が話題 血液ポンプの開発を行っている 9) 。ディスポーザブルヘッ となったのは, 「埋め込み型補助人工心臓」という新医療機 ドと駆動モータを合わせた重量は 500 g で外径 59 mm,長 器を,どのような承認基準で評価すればよいのかが未定で さ 123 mm を実現しており,極めてコンパクトである。長 あった時期に,開発ガイドライン(経済産業省)と臨床評価 期使用可能な膜型人工肺と組み合わせた PCPS システムと 指標(厚生労働省)を産学官連携で制定したことと,市販後 して,慢性動物実験において抗凝固療法を用いずに 30 日の ルールとしての実施基準を 6 学会 1 研究会が合同で制定し 連続運転を安定して達成した 26) たことによって,手際よく 2010 年の承認(テルモ株式会社, 。 産業技術総合研究所では,泉工医科工業株式会社との共 株式会社サンメディカル技術研究所の 2 機種)に到達でき 同研究により,MERA モノピボット遠心血液ポンプを開発 たことによる。つまり,開発者が行うべき評価,審査機関 している。ポンプ内流れと軸受形状の最適化により,溶血 が参照する評価,市販後ユーザーが守るべきルールを一連 低減に成功した。東北大学との共同研究により,29 日間の の基準としてまとめ,科学的論理と見通しを与えた。これ 動物実験を VAD 条件により行い,無血栓であることを確認 により,評価プロセスが透明化された評価科学つまり RS した 27) 。2011 年 10 月より販売開始となり,すでに 150 例 として,その後の医療機器の開発・承認取得・市販の手本 を超える臨床例がある。体外循環手術に用い,低溶血ポン となった。埋め込み型補助人工心臓については,2010 年 プであることを臨床的にも確認している 28) 。また,bridge 12 月の承認,2011 年 4 月の保険収載以降も,市販後データ to bridge ポンプとして,動圧軸受式遠心血液ポンプの開発 ベース(J-MACS)によって,不具合事象を含む臨床使用経 を行っている。ジャーナル動圧軸受の溝形状がポンプのイ 過が透明化されており,成果が出ている。 ンペラ安定性および溶血特性に及ぼす結果を調べたとこ ろ,ヘリングボーン形状の溝をジャーナル軸受に採用する 5. おわりに ことで,ジャーナル軸受に溝のない軸受と比較して,公転 本稿では,特にデバイス開発を中心に,この 1 年におけ 半径は 33%,normalized index of hemolysis(NIH)は 56% る成果を記載した。すべてのデバイスを網羅することはで 小さくなることを確認した 29) 。 き な か っ た が,国 内 に お い て も,EVAHEAR T TM, Levitronix® GmBH(スイス)の CentriMag® は,体外設置 DuraHear t ® に続く形でデバイスの開発が急速に進んでい 型の短期間左心補助デバイスである。ポンプヘッドは,使 るのが伺える。また重要なことは,開発されたデバイスを い捨て可能なポリカーボネート製の磁気浮上型非接触式遠 いち早く臨床現場に繋げるために,RS に基づくアプロー 心血液ポンプである。この CentriMag® チが絶対的に必要であり,デバイス開発のみならず,安全 LVAS は,アメリカ においては,心臓切開後の心原性ショックの患者に対して, 性についても研究者が責任を持って取り組むべきであると 14 日までの補助として使用することが検討されている。 考える。 しかし,心筋梗塞の男性患者に CentriMag ® で 183 日の左 心補助を行ったのちに,心臓移植に至った例についても報 告されている 30) 。 Berlin Heart 社製(ドイツ)の体外設置型の拍動型血液ポ ンプ Excor ® は,1990 年に最初の症例が行われ,これまで に世界で合計 1,100 例以上の小児に適用されている 31) 。 Excor ® は小児 VAD として最長の 877 日間の補助を達成 し 32),日本国内では,2012 年 8 月 2 日に東京大学において 生後 14 ヶ月の女児に対して渡航移植までのつなぎとして 174 文 献 1) 小野 稔,西村 隆,木下 修,他:我が国において植 込み型補助人工心臓を最大限に生かすには何が必要か? 人工臓器 40: S-18, 2011 2) 中谷武嗣,戸田宏一,藤田知之,他:植込み型補助人工 心臓「今後の展開」.人工臓器 40: S-18, 2011 3) 西中知博,斎藤 聡,津久井宏行,他:植込み型連続流 式補助人工心臓による循環補助施行症例の長期管理に関 する検討.人工臓器 40: S-19, 2011 4) 増澤 徹,巽 英介,西村 隆,他:用途別に分化する 人工臓器 41 巻 3 号 2012 年 磁気浮上型血液ポンプ.人工臓器 40: S-40, 2011 5) 阿部祐輔:波動型完全人工心臓と螺旋流完全人工心臓. 人工臓器 40: S-40, 2011 6) 三浦英和,陳 炯旬,志賀卓弥,他:小型遠心ポンプを 用いた定常流全置換型人工心臓の小型軽量化を目指した 研究開発.人工臓器 40: S-121, 2011 7) 福長一義,阿部祐輔,山家智之,他:完全人工心臓用カ スケードポンプ(ACCEL PUMP)の左心用ポンプの評価. 人工臓器 40: S-136, 2011 8) 築谷朋典,堀口裕憲,辻本良信,他:多段インペラを有 する高揚程型血液ポンプの設計について.人工臓器 40: S-51, 2011 9) 築谷朋典:次世代高機能血液ポンプシステムの研究開発. NEDO 技術フォーラム in 近畿(2010)∼ライフサイエンス 研究開発の最新動向∼ 予稿集,29-33, 2010 10) 西田正浩,小阪 亮,丸山 修,他:拍動流下における 軸流式補助人工心臓の耐久性試験手法.人工臓器 40: S-137, 2011 11) Tsukiya T, Takewa Y, Taenaka Y, et al: Development and Animal Test of a Novel Infection-Resistant Skin-Button for Long-Term VAD Support, ASAIO Cardiac Abstract. ASAIO 58th Annual Conference: 23, 2012 12) 山根隆志,丸山 修,西田正浩,他:モノピボット遠心 血液ポンプの実用化開発 ─製品につながる医工連携と は─.Synthesiology 5: 16-24, 2012 13) 大越康晴,関 貴弘,本間章彦,他:エンクローズド型 軸流血液ポンプにおける a-C:H 膜の溶血性評価.人工臓器 40: S-139, 2011 14) 野尻知里:日本発の植込み型補助人工心臓 ─ DuraHeart®· DuraHeart II ─ . Clinical Engineering 22: 1035-42, 2011 15) D’Alessandro D, Forest SJ, Lamour J, et al: First reported use of the heartware HVAD in the US as bridge to transplant in an adolescent. Pediatric Transplant, 2012 16) HearWare International, Inc.: The HeartWare MVAD ™ Left Ventricular Assist Device. Available from: http://www. hear tware.com.au/IRM/content/products_MVAD.html [Accessed on Aug, 2012] 17) 本間章彦:人工心臓(基礎).人工臓器 37: 126-9, 2008 18) Egemen T, Jo AW, Bryan L: The HeartAssist 5 VAD 60-day GLP Test Results Showed Reduced Device Thrombogenesis in the Bovine Model. Abstract of 19th Congress of the International Society for Rotar y Blood Pumps (ISRBP), 2011 19) 西村 隆:世界のベストセラー埋込み型補助人工心臓 ─ HeartMate® II ─,Clinical Engineering 22; 1048-52, 2011 20) 小 野 稔: 軸 流 ポ ン プ 型 植 込 型 LVAD の 治 療 成 績 (Heartmate II と Jar vik2000).医学のあゆみ 239: 223-9, 2011 21) 産経ニュース:1 歳児に世界最小人工心臓 ローマの子ど も病院で成功 人に使われるのは世界初.Available from: h t t p : / / s a n k e i . j p . m s n . c o m / s c i e n c e / n e w s /120525/ scn12052509450001-n1.htm [Accessed on Aug, 2012] 22) 山田 悠,増澤 徹,大森正芳,他:心機能の回復を目 的とした磁気浮上型治療用血液ポンプの研究開発.人工 臓器 40: S-67, 2011 23) 藤原立樹,長岡英気,渡辺大樹,他:体外型磁気浮上式 遠心ポンプ MedTech mag-Lev を使用した新しい PCPS の 研究開発.生体材料工学研究年報 45: 42-8, 2011 24) A n d o Y, K i t a o T, N a g a o k a E , e t a l : O n e - m o n t h biocompatibility evaluation of the pediatric TinyPump in goats. Artif Organs 35: 813-8, 2011 25) 高谷節雄,長岡英気,北尾貴史,他:新生児,小児並び に成人用体外設置型,シングルユース遠心式補助人工心 臓の研究開発.人工臓器 40: S-41, 2011 26) Tsukiya T, Mizuno T, Takewa Y: In-Vivo Performance Study of a Durable Cardiopulmonary Support System Consisting of a Hydrodynamically Levitated Centrifugal Pump, ASAIO Cardiac Abstract, ASAIO 58th Annual Conference: 27, 2012 27) 丸山 修,小阪 亮,西田正浩,他:MERA モノピボッ ト遠心血液ポンプの血液適合性評価.人工臓器 40: S-127, 2011 28) 折目由紀彦,飯田 充,船橋道雄,他:MERA モノピボッ ト遠心ポンプの臨床的検討.人工臓器 40: S-59, 2011 29) 安井和哉,小阪 亮,丸山 修,他:動圧軸受式遠心ポ ンプのラジアル運動安定性と溶血特性.人工臓器 40: S-71, 2011 30) Barbone A, Malvindi PG, Sorabella RA, et al: 6 months of “temporar y”support by levitronix left ventricular assist device. Artif Organs 36: 639-42, 2012 31) First Baby with artificial heart in Japan. Available from: http://www.berlinheart.de/index.php/newsroom/content/ press/press_release [Accessed on Aug, 2012] 32) Longest support time with the EXCOR Pediatric ventricular assist device. Available from: http://www.berlinheart.de/ index.php/newsroom/content/press/press_release [Accessed on Aug, 2012] 人工臓器 41 巻 3 号 2012 年 175
© Copyright 2024 ExpyDoc