2017年度国際日本学研究科(博士後期課程)新規授業担当者 授業科目

2017年度国際日本学研究科(博士後期課程)新規授業担当者 授業科目概要
(1)言語・国際交流研究分野
演習科目
授業科目
職格
教員氏名
授業等の内容
研究論文指導Ⅰ
本演習が対象とする研究分野は応用言語学,心理言語学,第二言語習得研究であ
り,テーマは第二言語習得に影響を与える学習者要因(とりわけ,学習動機,学
専任准教授
習方略,学習スタイルなど)の理論実証的研究である。研究論文指導Iでは,当該
廣 森 友 人 研究領域における最新の研究動向を体系的に整理する。その過程を通じて,先行
研究での研究課題の設定や調査計画の立て方について批判的に検討することがで
きるとともに,その成果を自らの研究計画の立案に活かすことができるようにな
ることを目的とする。
研究論文指導Ⅱ
本演習が対象とする研究分野は応用言語学,心理言語学,第二言語習得研究であ
り,テーマは第二言語習得に影響を与える学習者要因(とりわけ,学習動機,学
専任准教授
習方略,学習スタイルなど)の理論実証的研究である。研究論文指導IIでは,研
廣 森 友 人 究論文指導Iに引き続き,当該研究領域における最新の研究動向を体系的に整理す
る。その過程を通じて,研究仮説の立て方や分析方法について批判的に検討する
ことができるとともに,その成果を自らの研究計画の立案に活かすことができる
ようになることを目的とする。
研究論文指導Ⅲ
本演習が対象とする研究分野は応用言語学,心理言語学,第二言語習得研究であ
り,テーマは第二言語習得に影響を与える学習者要因(とりわけ,学習動機,学
専任准教授
習方略,学習スタイルなど)の理論実証的研究である。研究論文指導IIIでは,博
廣 森 友 人
士論文の執筆を念頭に置き,自らが追求したい研究課題や研究仮説の設定とそれ
らに基づいた調査計画の立案について学ぶとともに,研究を遂行する上で必要と
なる研究手法(統計解析)を実践的に身につけることを目的とする。
研究論文指導Ⅳ
本演習が対象とする研究分野は応用言語学,心理言語学,第二言語習得研究であ
り,テーマは第二言語習得に影響を与える学習者要因(とりわけ,学習動機,学
専任准教授
習方略,学習スタイルなど)の理論実証的研究である。研究論文指導IVでは,博
廣 森 友 人
士論文の執筆を念頭に置き,実際の調査実施と分析・考察,ならびに調査結果の
報告・公表の仕方について学ぶとともに,研究を遂行する上で必要となるより高
度な研究手法(統計解析)を実践的に身につけることを目的とする。
研究論文指導Ⅴ
本演習が対象とする研究分野は応用言語学,心理言語学,第二言語習得研究であ
り,テーマは第二言語習得に影響を与える学習者要因(とりわけ,学習動機,学
専任准教授
習方略,学習スタイルなど)の理論実証的研究である。研究論文指導Vでは,研究
廣 森 友 人
論文指導III,IVで学んだことを踏まえ,博士論文執筆にかかる問題点を再検討す
る(必要に応じて,研究計画の練り直しや再調査を実施する)とともに,研究の
さらなる充実化,精緻化を図ることができるようになることを目的とする。
研究論文指導Ⅵ
本演習が対象とする研究分野は応用言語学,心理言語学,第二言語習得研究であ
り,テーマは第二言語習得に影響を与える学習者要因(とりわけ,学習動機,学
専任准教授
習方略,学習スタイルなど)の理論実証的研究である。研究論文指導VIでは,研
廣 森 友 人 究論文指導III,IVで学んだことを踏まえ,博士論文の完成を目指すとともに,一
連の研究から得られた成果を国内外における学会発表や学術論文としてまとめ
る。その過程を通じて,当該研究領域における研究のさらなる発展・深化に貢献
することができるようになることを目的とする。
2017年度国際日本学研究科(博士後期課程)新規授業担当者 授業科目概要
(2)言語・国際交流研究分野
演習科目
授業科目
職格
教員氏名
授業等の内容
研究論文指導Ⅰ
研究論文指導Ⅰ~Ⅵでは,第二言語としての日本語の語彙習得に関する研究を扱
う。研究論文指導Ⅰでは、第二言語習得研究(英語・日本語)の中で語彙を扱っ
専任准教授
た先行研究(特に、付随的語彙学習、未知語の意味推測、単語認知処理、日中同
小 森 和 子
形語の習得を中心に)についてレビューを行い、レビュー論文を執筆し、投稿す
る。それによって、これまでの研究成果を整理し、研究動向を捉え、受講者自身
の研究の方向性を探る。
研究論文指導Ⅱ
研究論文指導Ⅱでは、研究論文指導Ⅰで行った先行研究レビューに基づいて、今
専任准教授
後期待される研究課題を、研究方法別、研究課題別、母語別に整理し、リスト
小 森 和 子 アップする。その上で、残された研究課題と受講者の修士論文との継続性や関連
性を精査し、意義のある、実行可能性のある研究課題案を検討する。当該研究課
題案を実験計画に落とし込み、第1回目のパイロット調査を実施する。
研究論文指導Ⅲ
研究論文指導Ⅲでは、研究論文指導Ⅱで行った第1回パイロット調査の結果を、論
専任准教授
文の形にまとめ、学会等で研究成果を報告することで、博士論文の研究課題を確
小 森 和 子 定する。さらに、研究課題に即した実験方法を習得し、当該実験方法にて、第2回
パイロット調査(必要に応じて、複数回のパイロット調査)を行い、実験方法を
確定し、研究計画書を作成する。
研究論文指導Ⅳ
専任准教授
研究論文指導Ⅳでは、研究論文指導Ⅲで作成した研究計画書に基づいて予備調査
小 森 和 子 を実施する。予備調査の結果に基づき、研究計画書を確定し、本実験の準備に入
る。同時に、予備調査の結果を論文の形にまとめ、学会等で発表を行う。
研究論文指導Ⅴ
研究論文指導Ⅵ
専任准教授
小 森 和 子 研究論文Ⅴでは、本実験の実施と分析を行い、博士論文の完成を目指す。
研究論文指導Ⅵでは、博士研究に残された課題を整理し、受講者自身が研究を客
専任准教授
観的に振り返り、評価する。その上で、受講者が、博士論文執筆後、自律的に研
小 森 和 子
究を遂行するためには、次なる課題をどこに設定するべきかを見極め、今後の研
究の展望を明確にする。
講義科目
授業科目
職格
教員氏名
授業等の内容
実証研究としての第二言語習得研究において、仮説を科学的に立証していくのに
必要な、学術的知識と技能を養う。そのために、研究課題を実証している研究と
専任准教授
はどのような研究なのか、反証可能性を検討した研究課題とはどのようにして設
言語・国際交流特別研究 小 森 和 子
定するのか、仮説が支持されたか否かが判断できる研究とはどのようなものか、
研究課題に合致した検定、統計手法を見極めるためにはどのような知識が必要な
のかなどについて、実践的練習と議論を行う。
2017年度国際日本学研究科(博士後期課程)新規授業担当者 授業科目概要
(3)文化・思想研究分野
演習科目
授業科目
職格
教員氏名
研究論文指導Ⅰ
専任教授
萩 原 健
研究論文指導Ⅱ
専任教授
萩 原 健
研究論文指導Ⅲ
専任教授
萩 原 健
研究論文指導Ⅳ
専任教授
萩 原 健
研究論文指導Ⅴ
専任教授
萩 原 健
研究論文指導Ⅵ
専任教授
萩 原 健
授業等の内容
原則として、現代の舞台芸術を主題にした博士論文を三年で仕上げることを前提
に、一年目前半で必要な作業に関して指導する。研究テーマの詳細を決めていく
のと並行して、これに即した先行研究・一次資料について調査するとともに、そ
のなかから論文執筆に必要な文献・資料の選定と収集を進めていく。
原則として、現代の舞台芸術を主題にした博士論文を三年で仕上げることを前提
に、一年目後半で必要な作業に関して指導する。上記、論文執筆に必要な文献・
資料の選定と収集を継続するとともに、引用として使用する箇所を選定してい
く。
原則として、現代の舞台芸術を主題にした博士論文を三年で仕上げることを前提
に、二年目前半で必要な作業に関して指導する。執筆に必要な文献・資料の選定
と収集、および引用として使用する箇所の選定作業を完了させる。
原則として現代の舞台芸術を主題にした博士論文を三年で仕上げることを前提
に、二年目後半で必要な作業に関して指導する。論文執筆を開始するにあたり、
全体の構成を決めていくとともに、その各箇所について、この時点までに集めた
引用のマッピングを行っていく。
原則として現代の舞台芸術を主題にした博士論文を三年で仕上げることを前提
に、三年目前半で必要な作業に関して指導する。論文本文の執筆を行うととも
に、国内外の他の研究者が並行して進めている同テーマないし関連テーマの研究
について調査し、活用できる情報についてはこれを論文の内容に盛り込んでい
く。
原則として、現代の舞台芸術を主題にした博士論文を三年で仕上げることを前提
に、三年目後半で必要な作業に関して指導する。論文本文執筆の作業を仕上げる
とともに、文献一覧を整理、また校正の作業を行う。
講義科目
授業科目
文化・思想特別研究
職格
教員氏名
専任教授
萩 原 健
授業等の内容
原則として、国内外の現代の舞台芸術を扱う。戯曲作品、演出作品、上演、ある
いは舞台芸術をめぐる文化・思想に関する国内外の最新の研究について調査・解
説するとともに、同様、同時代に展開されている最新の舞台実践の現状について
追究する。取り上げる地域としては、主に日本、およびドイツを中心としたヨー
ロッパを想定しているが、これに関しては受講者の関心領域に応じる。