ダクタイル鉄管によるパイプ・イン・パイプ工法 設計と施工 JDPA T36-1

平成 28 年 11 月 7 日
一般社団法人 日本ダクタイル鉄管協会
配管技術分科会長
パイプ・イン・パイプ工法 技術資料改訂のお知らせ(予告)
現在、パイプ・イン・パイプ工法の技術資料の改訂作業を実施しておりますが、内容につきまして
は、以下のとおり改訂を行う予定となっておりますことをお知らせ致します。
【ダクタイル鉄管によるパイプ・イン・パイプ工法
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設計と施工 JDPA T36-1】
新管の屈曲角の算出
新管の屈曲角の各算出式において安全率 1.3 を乗じることとした。
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管内調査
さや管内の管内調査方法における模擬管調査において、模擬管の種類により、以下のとおり模擬管
①および模擬管②と定義した。
模擬管①:模擬管の継手部に屈曲角度を正確に測定できる機器を取り付けたもの
模擬管②:模擬管の継手部に許容曲げ角度に安全率(1.3)を除した角度以上に曲がることを防止
する部材を取り付けたもの
また、各模擬管調査を用いた場合の新管に対する安全率を以下のとおり定義した。
模擬管①:継手の屈曲角度が測定可能な模擬管を使用し、測定した屈曲角度に 1.3 を乗じた屈曲
角度を新管の屈曲角度とする。
模擬管②:継手部に許容曲げ角度に安全率(1.3)を除した角度以上に曲がることを防止する矯正
部材を取り付け、模擬管が通過した場合でも、新管は全て許容曲げ角度(呼び径
700:3°、呼び径 600 以下:4°)まで屈曲すると判断する。
【ダクタイル鉄管によるパイプ・イン・パイプ工法
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設計と施工 JDPA T36-2】
管内調査
JDPA T36-1と同様の内容
以上