別記様式第2号(その1の1) 基 本 計 画 書 基 事 計 画 の リ 設 区 ガ 置 フ リ 学 ガ の 名 分 ナ ガッコウホウジン ツルオカガクエン 学校法人 鶴岡学園 ナ 大 学 本 部 の 位 置 画 入 欄 備 ホッカイドウブンキョウダイガクダイガクイン 北海道文教大学大学院(Graduate School, Hokkaido Bunkyo University) 北海道恵庭市黄金中央5丁目196番地の1 的 本学は、教育基本法及び建学の精神に則り、豊かな人間性を涵養するため幅広い知識を 授けるとともに、理論と実践にわたり深く学術の教育と研究を行い、国際社会の一員とし て、世界の平和と人類の進歩に貢献しうる人材の育成を目的とする。 新 設 学 部 等 の 目 的 今日の家庭や地域社会の変化に伴うこどもの実態とニーズの多様化に対応し、こどもの 成長・発達にむけた的確な教育・支援を実現するための教育研究を推進し、高度の教育実 践力量を有する保育者・教育者を養成することを目的とする。 大 学 の 目 新設学部等の名称 修業 年限 入学 定員 年 新 設 学 部 等 の 概 要 人 収容 定員 年次 人 学位又 は称号 開設時期及 び開設年次 人 年 月 第 年次 所 在 地 北海道恵庭市黄金中央 5丁目196番地の1 【基礎となる学 部】人間科学部こ ども発達学科 14条特例の実施 こども発達学専攻 [Division of Child Development Science] 同一設置者内における変更状況 (定員の移行,名称の変更等) 2 4 - 8 4 - 8 講義 演習 9 科目 こども発達学研究科こども発達学専攻(修 士課程) リハビリテーション科学研究科リハビリ テーション科学専攻(修士課程) 計 グローバルコミュニケーション研究科言語文化 コミュニケーション専攻(修士課程) 健康栄養科学研究科健康栄養科学専攻(修 士課程) 計 合 計 実験・実習 14 科目 学 部 等 の 名 称 既 設 分 平成29年4月 第1年次 開設する授業科目の総数 こども発達学研究科 こども発達学専攻 新 設 分 修士 (こども発達 学) リハビリテーション科学研究科リハビリテーション科学専攻(M)( 4)(平成28年3月認可申請) 新設学部等の名称 教 員 組 織 の 概 要 編入学 定 員 こども発達学研究科 [Graduate School of Child Development Science] 計 教育 課程 考 研究科の設置 者 称 計 記 項 フ 大 本 卒業要件単位数 計 科目 23 科目 30 単位 専任教員等 教授 准教授 講師 助教 計 助手 兼 任 教員等 6 0 2 0 8 0 3 (6) (0) (2) (0) (8) (0) (3) 8 2 3 1 14 0 8 (8) (2) (3) (1) (14) (0) (8) 14 2 5 1 22 0 - (14) (2) (5) (1) (22) (0) - 6 2 1 0 9 0 0 (6) (2) (1) (0) (9) (0) (0) 4 1 1 0 6 0 3 (4) (1) (1) (0) (6) (0) (3) 10 3 2 0 15 0 - (10) (3) (2) (0) (15) (0) - 24 5 7 1 37 0 - (24) (5) (7) (1) (37) (0) - 1 平成28年3月認 可申請 職 種 教 員 以 外 の 職 員 の 概 要 専 任 事 務 職 員 技 術 職 員 図 書 そ 館 の 専 他 門 職 の 職 47 校 地 等 2 人 (49) 1 1 2 (1) (1) (2) 5 0 5 (5) (0) (5) 3 12 15 (3) (12) (15) 56 15 71 (56) (15) (71) 共 用 共用する他の 学校等の専用 計 71,900.00 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 71,900.00 ㎡ 運 動 場 用 地 12,040.00 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 12,040.00 ㎡ 小 計 83,940.00 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 83,940.00 ㎡ 他 13,192.00 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 13,192.00 ㎡ 計 97,132.00 ㎡ 0 ㎡ 0 ㎡ 97,132.00 ㎡ 舎 そ 敷 の 専 用 校 舎 31,954.25 ( 39 ㎡ 演習室 室 12 共用する他の 学校等の専用 共 用 0 31,954.25 ㎡) ( 講義室 教室等 ㎡ 0 0 ㎡) ( 実験実習室 室 25 新設学部等の名称 こども発達学研究科 図書 学術雑誌 〔うち外国書〕 〔うち外国書〕 室 3 語学学習施設 1 視聴覚資料 機械・器具 種 260〔 260〕 (22,000〔 200〕) (41〔 5〕) (260〔 260〕) 250〕 41〔 5〕 260〔 260〕 (22,000〔 200〕) (41〔 5〕) (260〔 260〕) 〔うち外国書〕 学生納付金以外の維持方法の概要 点 (100) (8,853) (149) 160 8,853 149 (100) (8,853) (149) 収 納 可 第1年次 能 冊 第2年次 数 大学全体 800千円 テニスコート 2 面 第3年次 第3年次 ― 千円 第4年次 第5年次 第6年次 ― 千円 ― 千円 ― 千円 ― 千円 申請研究科全体 ― 千円 ― 千円 ― 千円 ― 千円 大学全体 ― 千円 ― 千円 ― 千円 ― 千円 申請研究科全体 ― 千円 ― 千円 ― 千円 ― 千円 第4年次 ― 千円 第5年次 ― 千円 第6年次 ― 千円 学生納付金以外には、資産運用収入、手数料収入、寄付金収入等を 充当する。 2 〔56〕 電子ジャーナル 4,100〔2,380〕 視聴覚 6,300 電子書籍 250 150,000 冊 野球場 1面 第2年次 大学全体での共 用分 図書183,000 〔20,300〕 点 学術雑誌240 149 体育館以外のスポーツ施設の概要 教員1人当り研究費等 500千円 500千円 の り 経費 10,000千円 10,000千円 の見 共 同 研 究 費 等 維 法 積り 図 書 購 入 費 3,000千円 400千円 500千円 要 300千円 300千円 設 備 購 入 費 11,919千円 1,000千円 標本 8,853 234 席 面積 第1年次 点 室 160 閲覧座席数 1,998 ㎡ 2,415 ㎡ 大学全体 (補助職員 0人) 7 41〔 5〕 開設前年度 室 室 数 電子ジャーナル 面積 学生1人当り 納付金 31,954.25 ㎡) 室 (補助職員 0人) 冊 体育館 費 積 び 方 概 31,954.25 ㎡ 情報処理学習施設 250〕 22,800〔 図書館 区 分 ㎡ こども発達学研究科 こども発達学専攻 22,800〔 計 計 0 ㎡) ( 新設学部等の名称 専任教員研究室 経 見 及 持 の 人 地 校 合 図 書 ・ 設 備 49 (2) 員 専 用 人 計 (47) 員 計 区 分 兼 任 図書費には電子 ジャーナル・データーベース の整備費(運用コスト を含む)を含む。 大 学 の 名 称 学 部 等 の 名 称 北 海 道 文 教 大 学 修業 年限 年 入学 編入学 定員 定 員 人 年次 人 収容 定員 人 学位又 は称号 定 員 超過率 倍 開設 年度 所 在 地 大学院 グローバルコミュニ ケーション研究科 言語文化コミュニ ケーション専攻 北海道恵庭市黄金中央5 丁目196番地の1 2 5 ― 10 修士(言語文化コ ミュニケーション) 0.70 平 成 15年度 同上 健康栄養科学研究科 既 設 大 学 等 の 状 況 健康栄養科学専攻 2 4 ― 8 修士(健康栄養 科学) 外国語学部 国際言語学科 1.00 平 成 27年度 0.72 4 100 ― 400 学士(外国 語) 人間科学部 0.72 同上 平 成 22年度 1.15 同上 健康栄養学科 4 150 ― 600 学士(健康栄 養学) 1.06 平 成 15年度 理学療法学科 4 80 ― 320 学士(理学療 法学) 1.26 平 成 18年度 作業療法学科 4 40 ― 160 学士(作業療 法学) 1.21 平 成 19年度 看護学科 4 80 ― 320 学士(看護 学) 1.15 平 成 20年度 こども発達学科 4 100 ― 380 学士(こども発 達学) 1.16 平 成 22年度 附属施設の概要 該当なし 3 平成26年度入学定 員増(20人) 【 補足資料 】 学校法人鶴岡学園 設置認可等に関わる組織の移行表 入学 編入学 収容 定員 定員 定員 平成28年度 平成29年度 北海道文教大学 北海道文教大学 外国語学部 外国語学部 国際言語学科 100 — 400 国際言語学科 人間科学部 入学 編入学 収容 定員 定員 定員 100 — 400 健康栄養学科 150 — 600 理学療法学科 80 — 320 変更の事由 人間科学部 健康栄養学科 150 — 600 理学療法学科 80 — 320 作業療法学科 40 — 160 作業療法学科 40 — 160 看護学科 80 — 320 看護学科 80 — 320 100 — 400 こども発達学科 100 — 400 550 — 2,200 550 — 2,200 5 — 10 こども発達学科 計 → 計 北海道文教大学大学院 北海道文教大学大学院 グローバルコミュニケーション研究科 言語文化コミュニケーション専攻 グローバルコミュニケーション研究科 5 — 10 健康栄養科学研究科 健康栄養科学専攻 計 → 言語文化コミュニケーション専攻 健康栄養科学研究科 4 — 8 健康栄養科学専攻 9 — 18 リハビリテーション科学研究科 リハビリテーション科学専攻 — 4 — 8 4 — 8 (認可申請) 4 - 8 (認可申請) 17 — 研究科の設置 こども発達学研究科 こども発達学専攻 計 研究科の設置 34 別記様式第2号(その2の1) 教 育 課 程 等 の 概 要 (こども発達学研究科こども発達学専攻) 単位数 科目 区分 授業科目の名称 発達支援 こども発達支援総論 に関する 小計(1科目) 総論 こども発達特論 実 践 力 の 基 礎 科 目 群 こども発 教育課程・方法特論 達学基礎 インクルーシブな教育・保育特論 科目 小計(3科目) 必 修 1前 2 - 2 選 択 自 由 講 義 演 習 ○ 0 実 験 ・ 実 習 専任教員等の配置 教 授 3 1前 2 ○ 1 1前 2 ○ 1 1前 2 ○ 1 - 0 6 - 0 1後 2 ○ 教育方法実践特論 1後 2 ○ こども発 特別支援教育コーディネーター特論 達支援教 保護者支援特論 育関連科 目 こども発達支援・臨床相談特論 1後 2 ○ 1後 2 ○ 1後 2 ○ 特別支援教育方法特論 2後 2 ○ - 0 12 0 3 - 2 1後 2 ○ 1 教育内容・教材特別演習 こども発 達支援教 教育方法実践特別演習 育関連演 発達障害実践特別演習 習科目 1後 2 ○ 1後 2 ○ 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 兼2 1 1後 2 ○ 2前 2 ○ 気になる子どもの発達支援特別演習 2後 2 ○ 1 - 4 2 0 兼1 こども発達支援・臨床相談特別演習 1前 0 1 教育課程・方法特別演習 発達支援分析評価法実践演習 オムニバス 1 1 0 備考 兼1 ○ 14 助 手 1 2 0 助 教 1 1後 - 講 師 兼1 こども発達特別演習 小計(7科目) 准 教 授 3 0 教育内容・教材特論 小計(6科目) 理 論 と 実 践 の 往 還 か ら 学 ぶ 科 目 群 配当 年次 授業形態 兼1 1 0 1 ○ 0 0 0 0 兼2 1 こども発達学実践演習Ⅰ こども発 達学実践 こども発達学実践演習Ⅱ 演習科目 こども発達学実践演習Ⅲ 2前 2 ○ 1 2前 2 ○ 1 2前 2 ○ 1 小計(4科目) - 2 - 3 こども発達学特別研究Ⅰ 1後 2 ○ 6 1 共同 こども発達学特別研究Ⅱ 2前 2 ○ 6 1 共同 こども発達学特別研究Ⅲ 2後 2 ○ 6 1 共同 0 - 6 0 1 0 0 0 - 6 0 2 0 0 研究指導 小計(3科目) 合計( 24 科目) 学位又は称号 6 - 修士(こども発達学) 10 6 0 38 0 0 1 兼3 学位又は学科の分野 教育学・保育学関係 修 了 要 件 及 び 履 修 方 法 授業期間等 必修10単位、こども発達支援教育関連科目から2科目4単位以上、こども 発達支援教育関連演習科目から2科目4単位以上及びこども発達学実践演 習科目の選択科目から1科目2単位を含む20単位以上を修得して合計30単 位以上修得し、修士論文の提出及び最終試験に合格すること。 1 1学年の学期区分 2 期 1学期の授業期間 15 週 1時限の授業時間 90 分 基 礎 と な る 学 部 の 教 育 課 程 別記様式第2号(その2の1) 教 育 課 程 等 の 概 要 (人間科学部 こども発達学科) 単位数 科目 区分 教 養 科 目 専 門 基 礎 科 目 授業科目の名称 人 心理学概論 文 間 食生活論 化 と 小計(2科目) 日本国憲法 社 会 現代社会と福祉 と 現代社会とキャリアプラン 制 現代社会論 度 小計(4科目) 自 生命科学 然 統計の基礎 と 科 物理学 学 小計(3科目) 英語Ⅰ 英語Ⅱ 外 中国語Ⅰ 国 中国語Ⅱ 語 ロシア語Ⅰ ロシア語Ⅱ 小計(6科目) ス 生涯スポーツⅠ と ポ 健 ー 生涯スポーツⅡ 康 ツ 小計(2科目) 北国の生活と健康 異文化間コミュニケーション論 情報処理Ⅰ 総 情報処理Ⅱ 合 海外・研修Ⅰ 領 域 海外・研修Ⅱ 海外・研修Ⅲ 海外・研修Ⅳ 小計(8科目) 基礎ゼミナールⅠ 学 基礎ゼミナールⅡ び 基礎ゼミナールⅢ の 理 こども学原論 解 基礎音楽 小計(5科目) 保育方法の研究 教 保育原理 育 と 保育者論 保 こどもの心理学Ⅰ 育 こどもの心理学Ⅱ の 教職原論 理 解 教育原理論 小計(7科目) 配当 必 年次 修 選 択 3前 3後 2 2 4 2前 3前 3後 1後 2 1前 1後 3前 2後 1前 1後 - - - - 1前 1後 2前 1前 1前 2後 1前 1後 1後 2後 1前 1後 講 義 2 2 2 6 2 2 2 6 講 師 ○ オムニバス 1 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 2 ○ ○ 2 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3 3 2 1 3 3 1 3 3 2 2 1 1 3 1 1 1 1 1 1 2 1 1 1 2 2 備考 兼1 兼3 兼1 兼1 兼1 兼3 兼2 兼2 兼1 兼1 兼1 兼1 兼5 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 兼1 兼2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 2 1 2 10 助 手 1 1 1 1 1 1 4 助 教 兼1 兼1 兼1 兼1 ○ ○ ○ 1 1 4 2 2 2 2 1 2 2 13 准 教 授 1 ○ ○ ○ ○ 2 2 2 1 1 ・ 実 実 験 習 専任教員等の配置 教 授 1 1 1 2 1 1 2 演 習 ○ ○ 2 2前 1後 4前 1前 1後 2前 2後 3前 3後 授業形態 自 由 兼4 兼1 兼1 単位数 科目 区分 授業科目の名称 社会福祉 児童家庭福祉 専 門 基 こ ど も 支 援 知的障がい者の心理・生理・病理 肢体不自由者の心理・生理・病理 病弱者の心理・生理・病理 視覚・聴覚障がい者の心理・生理・病理 障がい児保育Ⅰ 障がい児保育Ⅱ 礎 小計(8科目) 科 こどもの食育Ⅰ 子 こどもの食育Ⅱ 目 育 て 子育て支援ネットワーク論Ⅰ 支 子育て支援ネットワーク論Ⅱ 援 小計(4科目) 社会的養護 保 相談援助 理 育 解 の 保育相談支援 小計(3科目) 乳幼児心理学 青年心理学 こどもの保健Ⅰ-1 対 象 こどもの保健Ⅰ-2 の こどもの保健Ⅱ 理 こどもの食と栄養Ⅰ 解 こどもの食と栄養Ⅱ 家庭支援論 小計(8科目) 保育課程論 保育内容総論 専 保育内容Ⅰ健康1 保育内容Ⅰ健康2 保育内容Ⅱ人間関係1 門 保育内容Ⅱ人間関係2 保 保育内容Ⅲ環境1 科 育 保育内容Ⅲ環境2 方 保育内容Ⅳ言葉1 法 目 の 保育内容Ⅳ言葉2 理 保育内容Ⅴ音楽リズム1 解 保育内容Ⅴ音楽リズム2 保育内容Ⅵ絵画制作1 保育内容Ⅵ絵画制作2 社会的養護内容 乳児保育Ⅰ 乳児保育Ⅱ 小計(17科目) 表現Ⅰ幼児音楽1 表 表現Ⅰ幼児音楽2 現 表現Ⅱ造形1 方 法 表現Ⅱ造形2 の 表現Ⅲ身体表現1 理 表現Ⅲ身体表現2 解 表現Ⅳ日本語表現1 配当 必 年次 修 2前 2後 1前 1後 1前 1後 3前 3後 2前 2後 3前 3後 1前 2前 2後 1後 2前 2前 2後 3前 1前 1後 2前 1後 1前 2前 2後 1前 1後 3前 3後 1前 1後 2前 2後 1前 1後 3前 3前 3後 1前 1後 2前 2後 3前 3後 1前 選 択 授業形態 自 由 2 2 2 2 2 1 1 1 13 講 義 演 習 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・ 実 実 験 習 専任教員等の配置 教 授 准 教 授 助 手 備考 兼1 1 1 兼1 オムニバス 兼1 1 2 ○ ○ ○ ○ 1 1 1 1 1 1 ○ 1 1 1 2 ○ ○ ○ ○ 兼2 1 1 ○ ○ 兼1 兼1 1 1 1 1 1 ○ ○ ○ 兼1 兼1 ○ 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 1 1 兼1 1 兼1 1 1 1 兼1 兼1 1 1 1 3 助 教 1 ○ ○ 1 1 1 1 4 2 1 1 4 2 2 2 2 1 1 1 2 13 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 18 1 1 1 1 1 1 1 講 師 2 1 1 1 1 1 1 1 4 2 2 1 1 兼2 兼1 兼1 兼1 兼1 1 表 現 方 法 の 科目 理 区分 解 小 学 教 校 科 ・ 科 幼 目 稚 園 小 学 教 校 職 ・ 科 幼 目 稚 園 専 門 科 目 小 学 校 教 職 科 目 特 別 支 援 専 門 科 目 学 外 ・ 校 外 実 習 単位数 授業科目の名称 表現Ⅳ日本語表現2 総合表現音楽Ⅰ 総合表現音楽Ⅱ 小計(10科目) 国語科概論 社会科概論 理科概論 算数概論 生活科概論 家庭科教育概論 小計(6科目) 教育制度論 生涯教育論 教育課程概論 生徒指導の研究 幼児の理解 道徳教育の研究 特別活動の研究 教育方法論 教育相談論Ⅰ 教育相談論Ⅱ 小計(10科目) 教科教育法国語 教科教育法社会 教科教育法算数 教科教育法理科 教科教育法生活 教科教育法音楽 教科教育法図画工作 教科教育法家庭 教科教育法体育 外国語活動指導論 小計(10科目) 特別支援教育総論 知的障がい教育Ⅰ 知的障がい教育Ⅱ 肢体不自由児教育Ⅰ 肢体不自由児教育Ⅱ 病弱教育 視覚・聴覚障がい教育 重複障がい教育総論 発達障がい等教育総論 小計(9科目) 小学校教育実習事前事後指導 小学校教育実習 特別支援教育実習講義 特別支援教育実習 幼稚園教育実習指導 幼稚園教育実習 保育実習指導Ⅰ 保育実習指導Ⅱ 保育実習指導Ⅲ 配当 必 年次 修 選 択 1後 3前 3後 1 1 1 10 2 2 2 2 2 2 12 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 18 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 20 2 2 2 2 2 2 1 2 2 17 1 4 1 2 1 4 2 1 1 1前 1前 1後 1後 2前 2前 1前 3後 3前 4前 2前 3前 3後 2前 2前 2後 2後 3後 2前 2前 2後 2後 3前 3前 3後 2後 2後 2前 2後 2前 2後 4前 3前 4後 3後 3後 4前 3後 4前 3前後 4前 2前後 3前 3前 授業形態 自 由 講 義 演 習 ・ 実 実 験 習 専任教員等の配置 教 授 准 教 授 ○ ○ ○ 1 2 2 4 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 助 教 助 手 備考 兼1 兼1 兼2 兼1 1 兼1 1 1 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 兼2 兼1 1 兼1 兼1 1 兼1 兼1 兼1 ○ ○ 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 兼1 兼6 兼1 兼1 兼1 1 1 1 1 1 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 2 兼1 兼1 兼5 1 兼1 1 1 1 1 1 1 1 2 ○ 1 ○ 1 1 1 1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 兼1 1 ○ 4 講 師 1 1 1 学 外 ・ 校 外 科目 実 区分 習 単位数 授業科目の名称 配当 必 年次 修 選 択 授業形態 自 由 講 義 演 習 ・ 実 実 験 習 専任教員等の配置 教 授 准 教 授 講 師 助 教 助 手 保育実習Ⅰ-1 2後 2 ○ 1 保育実習Ⅰ-2 3前 2 ○ 1 保育実習Ⅱ 3後 2 ○ 1 保育実習Ⅲ 3後 2 ○ 1 小計(13科目) 25 2 2 1 こども学総合演習Ⅰ 3前 1 ○ 2 1 1 こども学総合演習Ⅱ 3後 1 ○ 2 1 1 教職実践演習(幼・小) 4後 2 ○ 3 2 専 音楽通論 4前 2 ○ 1 こども発達支援論 2後 2 ○ 3 門 こどもの発達と幼小連携 2前 2 ○ 1 地域活動論 2前 2 ○ 兼1 総 地域活動特論 3前 1 ○ 1 科 合 ボランティア活動 2後 1 ○ 兼1 国際協力論 3後 2 ○ 兼1 目 科 人間関係論 4後 2 ○ 兼1 目 生理学 4前 2 ○ 兼1 公衆衛生学 2前 2 ○ 兼1 救急医学 3前 2 ○ 兼1 食べもの論 3前 2 ○ 兼1 卒業研究Ⅰ 4前 1 ○ 1 兼1 卒業研究Ⅱ 4後 1 ○ 1 兼1 小計(17科目) - - 2 26 6 3 3 兼8 合計(152科目) - 兼39 - 40 200 0 5 5 7 学位又は称号 学士(こども発達学) 学位又は学科の分野 教育学・保育学関係 卒業要件及び履修方法 授業期間等 本学に4年以上在学し、必修科目40単位、選択科目84単位、 1学年の学期区分 合計124単位以上を修得すること。 1学期の授業期間 1時限の授業時間 5 備考 2期 15週 90分 別記様式第2号(その3の1) 授 業 科 目 の 概 要 (こども発達学研究科こども発達学専攻) 科目区分 授業科目の名称 講 義 等 の 内 容 備 考 こども発達支援総 (概要) 論 学校・保育現場で生起するこども発達支援分野の抱える諸問題を提起 し、その解決の手がかりを、①コミュニケーション力の育成、②適切な 授業方法及び教育内容の具体化、③子どもの発達とその諸条件、につい 発 て明らかにする。 達 (オムニバス方式/全 15 回) (1. 後藤 守/5 回) 支 コミュニケーション力の育成と言う観点から、さまざまな発達課題を 援 もつ子どもたちの問題を捉え、その発展として、通常の学級に在籍する 子どもたちに対しても、関係的側面から支援のアプローチをすることの に 重要性を指摘する。 (2. 三上 勝夫/5 回) 関 教育方法において、教育内容を具体化し、子どもの学習の実現を図る す 実 る 践 総 力 ために、いかに適切な授業方法を選択・創造すべきか、実践的な検討を 行う。 (3. 佐藤 公治/5 回) ヴィゴツキーの発達論における「発達の最近接領域論」の考えを通し 論 ながら、彼の発達論の本質にあるものをみていく。そこでは主体の発達 を重視した教育の営みとして考察する。そこではピアジェの発達論や他 の の関連研究との比較検討も行っていく。これらを通して保育、幼児教育、 および学校教育における具体的な実践と関わらせながら発達を実現して 基 いく発達支援のあり方について考察する。 こども発達特論 礎 人間発達に関する諸問題について、発達心理学の研究成果に基づきな がら人間の成長と発達を可能にしている諸条件について議論する。この 科 目 講義では発達心理学に拘ることなく、広く人間精神の問題について議論 こ している哲学、教育学等の関連分野についても視野を広げながら多角的 に人間精神とその発達の問題を扱う。これらの研究の知見を基礎にしな ど がら保育、幼児教育、さらには学校教育の現場における実践とその課題 群 も について捉え直していくことを目指す。この講義を通して受講生各自の 発 現場実践の重要性と意味を学問的に再確認していくことを最終的な目標 とする。 達 学 教育課程・方法特 論 成のあり方をめぐって、日本における教育課程の変遷やその背後にある 編成原理などに触れつつ、実践的な検討を行う。これと関連して、教育 基 方法についても、教育内容を具体化し、子どもの学習の実現をはかるた めに、いかに適切な授業方法を選択・創造すべきか、具体的な検討を行 礎 う。これらの検討は受講者の抱えている具体的な課題にそって行うこと 科 目 教育内容について、学習指導要領の特徴や各学校における教育課程編 とする。 インクルーシブな 教育・保育特論 「発達面に課題のあるこども」についての知識を通して、子どもたち の持つ特性と相手を取り巻く環境との折り合わせの不十分さが、ひずみ として累積的に蓄積されるプロセスについて学習する。その理解の枠組 を通して、援助を必要としている子どもたちの抱える心理学的な課題を 1 オムニバス方式 明らかにし、支援のあり方を明らかにしていく。特に、ここでは、援助 を必要としている子どもたちが抱える「他者とのコミュニケーション活 動における困難さ」に着目し、 「場を通した支援のあり方」を追求するな かで、インクルーシブな教育・保育の世界について学習を深めさせる。 教育内容・教材特 論 教育内容・教材論の今日における深化は、先行研究によれば、教育内 容と教材の区別論に始まるとされる。本講義では、この論の批判的吟味 を土台として、とくに幼児段階、小学校低学年段階における教育内容・ 教材のあり方を研究する。教材は、教育内容を具体化し、思考や操作の 対象として学習者に提供するものであり、学習を成立させる要件を構成 している。ペスタロッチの直観教材、コメニウスの図絵、モンテッソー リの教具など、近代教育実践の当初から、工夫開発がなされてきた。こ れらを引き継ぎ、今日にいたるまでの教育内容・教材について、すぐれ た事例に学び、その成果の要因を理論化し、受講生自身の経験を通した 課題意識を通しながら、新たな教材開発に向けての課題を明確化する。 教育方法実践特論 教育実践は教育目標を子ども・家庭・地域社会の実態を考慮して具体 化した教育計画のもとで、しかもそのときどきに生起する諸事態に臨機 こ 応変に対応しつつ行われるものである。こうした今日の実践論の土台の ど 一つとなったのは、技術的実践と反省的実践の区分と反省的実践を推奨 も する先行研究であった。このような先行研究の批判的な検証を機軸とし 発 て、本講義を展開する。本講は、内容の上では、教育とケアの統合、方 達 法原理としての「遊び」 、今日の課題である幼小の連携、家庭・地域社会 支 との連携等についての先行事例、先行研究を吟味し、あわせて、受講生 援 自身の経験を通した課題についても、討論を通して明らかにし、主体的 教 学習を通して教育実践に向けての理論的基礎を構築することとする。 育 特別支援教育コー 関 ディネーター特論 教育・保育職における特別支援教育は、子どもの権利及び学習・発達 を保障していく観点から不可欠なものになっている。本講義では、従来 連 の「特殊教育」から「特別支援教育」への広がりのなかで、特別支援教 科 育の一人ひとりの発達に即した支援のあり方が、全ての教育の基底とし 目 て重要なことを学習し、コーディネーターとしての力量形成の手がかり を研究する。 そのために小中学校を事例対象にし、教育相談や個別の配慮を必要と する事例への対処などが実際にはどのように行われているのかを知り、 特別支援教育コーディネーターの学校現場での役割の実際を学ぶ。また、 過去の事例をもとに、課題解決発展型の取組を有効に進めるために求め られる人的な体制の構築や現場環境を有効に活用した対応、保護者対応 などを視野に入れて、実際に作成された個別の指導計画に込められた、 悩みや願い、具体的な支援の方法について、受講生全員で討論を重ね、 特別支援教育コーディネーターに求められる課題を明らかにする。 さらに、特別支援教育コーディネーターについての研究により得た知 見をより実際的な知識へと高めていくために、小中学校への訪問見学を 積極的に行い、持ち寄った教育情報を受講者全員で共有し、必要に応じ て学校現場にフィードバックし、実践的な研究を進めていく。 2 保護者支援特論 保護者との関係づくりによる個別支援、困難かつ複雑な課題に対する 多職種(機関)連携、など、様々な子どもに対する家庭支援について教 育者・保育者が担いうる役割、現代的課題について教育・保育の専門性 を高める視点から学ぶ。特に、発達面に課題がある子どもの保護者が抱 える課題について、学校・保育現場はどのように関わってきたか、先達 の知見を概観しながら、保護者支援のあり方について理解を深める。 こども発達支援・ 臨床相談特論 乳幼児期・児童期の子どもの発達支援の手掛かりとしての心理臨床に ついて学習する。ここでは、特に、発達面に課題のある子どもたちのコ ミュニケーション力を育成するために本学で開発された「関係力育成プ ログラム」中心に、遊戯療法及びカウンセリングの理論と実際を重点的 に学ぶことを通して、子どもの発達を支えるための相談・支援のあり方 について研究する。 特別支援教育方法 特論 特別支援教育の全体像を明らかにするために、 「障害とはなにかとい う」という問いを通して、①子どもたちのもつ行動の特徴(発達要求の 弱さ:X) 、②子どもを取り巻く環境の側の応答の不十分さ(Y) 、③子ど もの中に累積される歪み(Z) 、のそれぞれの問題を発達論的かつ関係論 的に捉えていく中で、障害という問題を構成している諸要因について理 解を深める。それらの基礎的理解に立って、この X の要因と Y の要因と Z の要因が掛け算的に組み合って、 「障害という問題」を構成しているこ とを学習する。その学習の中で、特別支援教育の基本的な枠組みについ て理解を深める。 こども発達特別演 習 人間発達の研究について発達心理学、教育心理学の心理学分野に加え て、人間精神の問題を論じている関連分野の内外の諸研究についての重 要文献を読み解いていく。ここで扱うのはピアジェ、ヴィゴツキーの二 大発達理論、ワロンの発達論、現象学のメルロ=ポンティの人間精神の 生成論、ドゥルーズの差異と反復論、意味の生成論、そして西田幾多郎、 理 こ 論 ど と 実 も 発 三木清、木村素衞、城戸幡太郎の各思想である。これら主要論文につい て取り上げ、演習形式で議論する。なお、 「子ども発達特論」の講義内容 と関連づけながら必要な文献を選択していく。 教育課程・方法特 別演習 今日の日本における教育課程論・教育方法論の成果を概括するととも に、 「学力」 「学習」 「評価」などに関する今日的な課題について、文献研 践 の 達 支 往 還 援 教 的な問題、例えば、受験学力と新しい学力観、教科学習と総合学習、評 か ら 育 関 決のためのプランを作成し、試行することを通して知見が得られるよう 学 連 ぶ 科 演 習 目 群 科 目 究や先行実践の学習を土台にしながら、学校現場において遭遇する現実 価と指導要録などを取り上げ、解決の方途を検討する。受講者自らが解 配慮する。 教育内容・教材特 別演習 教育内容・教材特論において得た知見を土台として、本演習では、よ り具体的、実践的な研究を展開する。教育内容・教材の開発においては、 今日、教育内容をいかに具体化するかの道筋と特定の素材がいかなる教 育内容にふさわしいかを見出す道筋、あるいはそれらを総合した道筋な どの多様な方法が提案されているが、これらの先行研究と事例に学び、 受講者にはいくつかの課題について、具体的教材の作成を課す。受講生 自身の経験を通した課題意識を最大限に生かし、課題についての遂行過 程及び成果をもとに、教育内容・教材研究に関する意欲を喚起し、力量 を養うものとする。 3 教育方法実践特別 演習 幼児教育実践についての教育実践方法論の成果をもとに、本演習では、 より具体的に実践現場における課題を抽出し、その性格・特徴を明らか にするとともに、解決に向けていかなる方策があり得るかを研究する。 教育実践は、実践を展開するうえでの諸環境の調整、組織者のリーダー シップの発揮、実践者相互の関係性の構築、保護者・地域社会との連携 等を研究と事例を検討し、諸課題の解決もこうした実践の全体像に位置 づけられて可能となることを明らかにする。ここでは、受講生が演習へ 積極的に参加できる環境を提供し、大学院生が受講生相互の経験を通し た経験知を提示しあうことを含めて、重層化した理解を深める演習を展 開する。 発達障害実践特別 演習 発達障害に含まれる主な障害として,学習障害(LD) ,注意欠陥多動 性障害(ADHD) ,高機能自閉症,アスペルガー障害があげられる。これ らの障害のある人たちの行動特性は関係論的に見れば,他者とのかかわ りの中でひずみや行き違いを起こしやすい問題を抱えている。ここでは, 「障害という問題を構成している諸要因の関連」の枠組みから、発達障 害を抱える人々の課題と解決の糸口を捉えていく。つまり,LD 児や ADHD 児などの抱える問題は,①その子どもたちのもつ行動の特徴(注 意の持続性のなさや多動などの要因,②その子どもたちを取り巻く環境 の側の応答の不十分さによる要因,③その子どもたちの中に累積される 歪みからくる要因、が相互に、掛け算的に組み合わされた関係の中にあ ると考える。このような見方から、受講生が持ち合わせている知見を相 互に出し合いながら、発達障害の課題を抱えている子どもたちの支援(教 育)のあり方を考えていく。このような見方に沿ったかかわり(教育) は,ひとり,LD や ADHD の障害を抱えている子どもたちに対する基本 姿勢にとどまらず,一人一人の子どもを大切にする教育のあり方やカウ ンセリングのあり方とも通底している。 さらに、この演習では、認知神経科学的研究、特に、脳血流を指標 とした分野の研究について、機器操作の実習を通して学習し、討論を通 して、発達障害研究の一つの切り口としての理解を深める。 こども発達支援・ 臨床相談特別演習 発達面に課題のある子どもたちへの支援・相談について、理論学習お よび体験実習を通して実践的に学ぶ。ここでは、主として、本学の子育 て教育地域支援センター(文教ペンギンルーム)をベースにして、①集 団遊戯療法としての「関係力育成プログラム(文教ペンギンメソッド) 」 によるロールプレィ体験及び支援場面の振り返りのためのビデオ記録に よるクリッカー分析、②子どもを取り巻く家族関係への支援のための 「FIT(Family Image Test)」 、③子どもの特性を把握のための発達・心理 検査の学習、などを中心に、受講生の体験も交えながら学びを深める。 気になる子どもの 発達支援特別演習 教育や保育活動おいて「気になる子ども」に出会うことが多い。これ らの子どもたちの多くは、学校の場や保育の場になじめずにいる子ども たちである。ここでは, 「気になる子ども」の存在を「かかわり行動面に 困難さを持つ子ども」として捉え、この視点から対象の子どもとその子 ども抱える課題と解決の糸口を捉えていく。つまり, 「気になる子どもの 抱える課題は」は、①その子どもたちのもつ行動の特徴(注意の持続性 のなさや多動などの要因) 、②その子どもたちを取り巻く環境の側の応答 の不十分さによる要因、③その子どもたちの中に累積される歪みからく る要因、の 3 者が掛け算的に組み合わされた関係の中にあると考える。 ここではこの問題を発達論的かつ関係論的に捉えていく中で、これらの 4 子どもたちの支援(教育)のあり方を考えていく。本演習では支援場面 のビデオ映像を対象にクリッカーを活用して、受講生が重視している観 察ポイントを明らかにし、そこに焦点をあてて学習を深めていく。 発達支援に関するクリッカーを活用した、分析・評価法について実践 発達支援分析評 的に学ぶ。ここでは、実際に、発達面に課題のある子どもたちの集団遊 価法実践演習 戯療法として開発された「関係力育成プログラム(通称ペンギンメソッ ド) 」によるロールプレィ実習および実際の臨床体験実習を行い、実習後 に、自分たちの実習場面の映像について、反応収集提示装置「クリッカ ー(PF-NOTE) 」を用いた分析を通して、振り返りを行い、次に続く発 達実践演習及び課題研究を有効に進めるための視点の設定の仕方につい て学習する。 こども発達学実践 演習Ⅰ 本学の子育て教育地域支援センター(文教ペンギンルーム)をベース にして進められる。ここでは、主として、就学前の地域の子どもと保護 者に対する、発達支援の取組に陪席しながら、①発達支援対象の子ども と保護者の実際の支援を進める上で必要とされる情報の収集(発達・心 理検査の情報を含む)と支援計画の立案の検討作業への参画、②本学で こ 開発した関係力育成プログラム(文教ペンギンメソッド)をベースにし ど た発達支援活動への参加、③ケースレポートの作成、を通して、 「場を通 も した支援のあり方」について実践的に学習する。これらの学習の成果は、 次に続く、修士論文の作成のための基礎資料として有効に活用できるよ 発 達 学 うにしていく。 こども発達学実践 演習Ⅱ 実 附属幼稚園及び協力幼稚園をベースにして進められる。本演習の目的 は、幼稚園教育における教育成果を高める教育・保育の要件とその評価 法を開発できる力量を形成することにある。ここでは、特に、実践的臨 践 床的観点から、教育・保育場面を考察していく力を身につけることを目 演 標にする。そのための資料として、保育場面で収集された子ども同士や 習 保育者と子どもとのやり取りのエピソードや保育者の教育・保育実践に 科 関する「語り」の資料を通して、ありありと対象の子どもの実像が浮か び上がるような評価資料の収集の仕方を研究していく。さらに、模擬保 目 育を計画し、これまでに学習してきた知識を経験に裏付けられた知識と して深めていく。 こども発達学実践 演習Ⅲ 本演習は、主として、協力小学校をフィールドとして実施される。こ では、授業を教員と学習者の相互作用としての教授学習課程として捉え、 小学校における将来のミドルリーダーとしての資質を培うという視点か ら、模擬授業、研究授業等の実際場面をビデオ映像記録として収集し、 クリッカーを活用して、特徴的場面を分析し、それらの授業分析資料を 用いて、重点的に振り返りをおこなう。クリッカー分析視点の設定は、 教材内容と学習課題、学習活動の設定、教師の発問系列・構成等から、 あらかじめ絞り込みをし、可視化資料(グラフと対応した授業場面の映 像)を作成する。これらの分析資料を、受講者を中心にして、実務家教 員、研究者教員で一堂に会して振り返りをし、教師としての授業分析力 を高める手がかりを発見していく。 5 こども発達学特別 (概要) 研究Ⅰ こども発達学実践演習での取組で得た経験に裏付けられた知識を、さ らに深める学習の流れのなかで、こども発達学特別研究Ⅰが位置づけら れる。ここでは、各自が「こども発達学実践演習」の実践的学習のなか で生まれてきた「こども発達学に関するテーマ」の明確化に学習活動の 中心がおかれる。具体的には、研究課題に関連する検討を、主指導教員 のもとで行う。さらに、主指導教員のもとで、各自の課題意識に応じて 研究課題を確定し、先行研究論文及び関連研究論文を収集し、研究テー マの明細度をあげる。 (1. 後藤 守 6. 佐藤 義昭 7. 川端 愛子) 援助を必要としている子どもたちが抱える「他者とのコミュニケーシ ョン活動における困難さ」に着目し、 「場を通した支援のあり方」を追求 する方向のなかで、研究計画を作成する。 (2. 三上 勝夫 4. 梅津 徹郎) 児童・生徒がよろこびをもって学習できる新しい教授プログラムはど うあるべきかを内容論、教材論から検討する方向のなかで、研究計画を 作成する。 (3. 佐藤 公治 5. 小田 進一) 研 人間発達に関する諸問題について、発達心理学の研究成果に基づきな がら人間の成長と発達を可能にしている諸条件について検討するなか 究 指 で、研究計画を作成する。 こども発達学特別 (概要) 研究Ⅱ 導 中間報告に向けて、自己設定した「研究計画」に基づいた課題設定の 進行状況を準備する。具体的には、研究計画に基づいた予備調査、本調 査、アクションリサーチ等により収集された資料を、分析の視点、方法 を明確にしながら分析・整理を進め、さらに、理論的検討を加えながら、 考察を深めて中間発表のための準備を進める。 (1. 後藤 守 6. 佐藤 義昭 7. 川端 愛子) こども発達学特別研究Ⅰでの「研究計画」 「課題意識」に基づいて「論 文題目」を決定し、 「問題の所在(研究の目的) 」及び「研究の方法」及 び「予備調査・研究」を中心に、修士論文の執筆に着手し、その一部を 中間報告のなかで発表し、その中で得た知見を組み入れながら、修士論 文の作成に向けた検討に着手する。 (2. 三上 勝夫 4. 梅津 徹郎) こども発達学特別研究Ⅰでの「研究計画」 「課題意識」に従い、教育方 法学的研究の方法に即した関連情報資料の収集及び「論文題目」の決定 を行う。先行研究論文の収集及び教育実践に関する調査研究の実施及び データ収集・分析を行い、それらに基づいて中間報告の準備を進める。 (3. 佐藤 公治 5. 小田 進一) こども発達学特別研究Ⅰでの「研究計画」 「課題意識」に従い、修士論 文中間報告に向けて、修士論文計画を洗練させていく。また、調査等に 6 より収集した資料を再検討し、分析・研究成果の論証性を高め、それら に基づいて中間報告の準備を進める。 こども発達学特別 (概要) 研究Ⅲ 中間報告を通して明らかになった課題の修正を行い、修士論文の到達 点を明確にする。さらに、研究課題についての理論構築を図り、論文構 成を洗練させて、修士論文の完成を目指す。 (1. 後藤 守 6. 佐藤 義昭 7. 川端 愛子) こども発達学特別研究Ⅱを基に、論文構成を検討し、収集した研究資 料を用いて、特別支援教育学及び発達臨床心理学分野の修士論文の執筆 に着手する。授業の前半では、主として、部分的に執筆した論文の草稿 を素材にして指導教員とその執筆内容について検討をする。授業の後半 では、指導教員と共に、論文全体の草稿原稿の点検に着手し、さらに、 執筆した原稿を大学の研究紀要に投稿する準備を進める。 (2. 三上 勝夫 4. 梅津 徹郎) こども発達学特別研究Ⅱを基に、論文構成を検討し、収集した研究資 料を用いて、教育方法学分野の修士論文の執筆に着手する。授業の前半 では、主として、部分的に執筆した論文の草稿を素材にして指導教員と その執筆内容について検討をする。授業の後半では、指導教員と共に、 論文全体の草稿原稿の点検に着手し、さらに、執筆した原稿を大学の研 究紀要に投稿する準備を進める。 (3. 佐藤 公治 5. 小田 進一) こども発達学特別研究Ⅱを基に、論文構成を検討し、収集した研究資 料を用いて、発達心理学分野の修士論文の執筆に着手する。授業の前半 では、主として、部分的に執筆した論文の草稿を素材にして指導教員と その執筆内容について検討をする。授業の後半では、指導教員と共に、 論文全体の草稿原稿の点検に着手し、さらに、執筆した原稿を大学の研 究紀要に投稿する準備を進める。 7
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