資料1-1 (サイズ:108.05KB)

資料1-1
600
548
平成28年4月~9月
500
無料
400
300
1日券
227
200
100
定期
321
回数券
現金
127
38
42
20
東
線
西
線
中
線
0
百人
温
泉
線
(
全
体
)
は
し
ま
わ
る
線
南
部
線
合
計
・高齢者(75歳以上)向け無料制度の廃止と路線再編により、一定の割合の既存利用者が利
用を取りやめ、もしくは利用頻度を減少させたことが、利用者減少の主たる要因と考えら
れる。
・試行期間中の1回あたりの利用者負担額は 71.1 円(昨年度)から 75.6 円に向上し、受益者
負担額は適正化の傾向にある。
・定期券制度の拡充で、ヘビーユーザーが負担の軽い定期券利用にシフトしているほか、
障がい者向け無料制度の利用も拡大しており、既存利用者が再編に伴う料金軽減策を享受
していることが伺える。また、昨年同期比での収入減少幅は再編に伴う軽減策の影響で、
概ね説明がつく。
・一方で、当初想定した「新規ユーザー」の利用は伸び悩んでおり、利用者増加と収入増
加の両面の意味で、さらなる利用促進策に取り組む必要がある。
【参考】再編後の料金制度による軽減効果
ケース 1
月 20 日利用の通勤者の月当たり負担額
100 円×2(往復)×20 日=4,000 円 →
18,000 円(6 ヶ月定期券)÷6 ヶ月=3,000 円
1,000 円の軽減効果
ケース 2
通学者の月当たり負担額
8,000 円(3 ヶ月定期券)÷3 ヶ月=2,667 円 →
12,000 円(6 ヶ月定期券)÷6 ヶ月=2,000 円
667 円の軽減効果
ケース 3
週 2 回温泉に行く 70 歳の利用者の月当たり負担額
100 円×2(往復)×2 回×4 週=1,600 円 → 6,000 円(6 ヶ月定期券)÷6 月=1,000 円
600 円の軽減効果
※障がい者向け無料乗車制度の利用拡大【南部線が対象路線に】
28 年 4 月から 9 月までで 1,078 人→1,412 人(31%増加)