2015年度の実績・課題 CSRマネジメント グローバル 【評価】◎すべての目標達成 主要なサスティナビリティテーマ ■グループ会社を含めた内部統 制システムの運用 2018年中期計画 2015年度の重点活動項目 ・経営の効率性・透明性を向上させ、企業価値を最大 ・取締役の選任・報酬の検討にあたり、より透明性を確保でき 化できる最適なガバナンス体制の構築・運用 るよう、独立社外取締役を含めた諮問機関の設置を検討 2015年度成果・残された課題 (●成果 ▲課題) ●独立社外取締役をメンバーに含む「役員指名報酬諮問会議」を設置 コーポレートガバナンス ◎ ■社員一人ひとりのコンプライ アンス意識の徹底 ・グローバルコンプライアンス体制の確立 ・世界各地域での独占禁止法順守体制の更なる強化 コンプライアンス ■危機発生時の対応力強化 リスク管理 ■グループ会社のリスク管理レ ベル向上 ■情報セキュリティ強化と社員 一人ひとりの意識改革 情報セキュリティ 社会性報告 グローバル ・グループ会社を含めた初動・事後対応のレベルアッ プ ・職場リーダーのリスク管理とルールの理解度向上に 繋がる啓発・浸透(㈱デンソー) ・海外拠点におけるコンプライアンスプログラムの拡充(継続) ●コンプライアンステスト実施(10年度からパソコン非保有者も対象) ・世界各地域での独占禁止法順守体制の強化(継続) [(株)デンソー及び国内グループ会社] ●全社員を対象とした職場での対話型教育の実施[(株)デンソーおよび国 内グループ会社] ●海外拠点におけるコンプライアンスプログラムの拡充 (リスクアセスメント強化) ●世界各地域での独占禁止法順守プログラムの強化、再徹底 ・リスク事象の適切な事態判断、迅速な報告の再徹 底 ・新任の部門責任者に対するリスク管理研修の継続 ●リスク事象の報告ルール(基準・ルート)を実態に則して見直し、グ ループ全体に再徹底 ●新任の部門責任者への研修を通じて、リスク管理とルールを体系的に 理解、実践力を養成(㈱デンソー) ▲遭遇事変への迅速な対応 ・継続的なPDCA活動の推進(国内外G会社・仕入先 ・変化に対応したリスク項目見直しと未然防止活動のPDCA 様への啓蒙・監査活動) 推進 (重点リスク項目、新たなリスク項目の見直しと未然防止活 動の推進) ●影響度、発生頻度を踏まえ、重点リスク項目の見直しを実施 ●リスク主管部署にて未然防止活動を推進 ▲社内外の環境・動向を踏まえた継続的なグループリスク管理レベルの 向上 ・変化に対応したリスク項目見直しと未然防止活動の ・変化に対応したリスク項目見直しと未然防止活動のPDCA PDCA推進 推進(重点リスク項目、新たなリスク項目の見直しと未然防止 活動の推進) ●高度に進化するサイバー攻撃から、国内外の社外公開ホームページを 守るため、グローバルでの防御壁を設け、運用開始。 ▲製品の製造工程、動力・プラント設備に対するサイバーセキュリティ 対策の強化 2018年中期計画 ■グループ全体での品質に対す る教育・訓練・啓発活動の推進 2015年度の重点活動項目 グローバル ・TQM活動のグローバル展開 ・市場を先取りした構え構築(技術の進化への対応な ・品質向上活動の事例展開のため、グループ会社・仕入先様向 ど) けに展示会を継続開催(㈱デンソー) ・現場力の向上、品質人材育成 ■アフターサービス体制の充実 ○ ×進捗な 2016年度の活動項目 取締役会の運営改善(継続) ・全社視点、社外ステークホルダー視点での議論を活発化する運営・体制 の構築 ・会社全体に共通の将来テーマを議論する仕組みの構築 ・業務執行の決議について権限委譲の促進 ・海外拠点におけるコンプライアンスプログラムの拡充(継続) ・世界各地域での独占禁止法順守体制の強化(継続) ・リスク主管部署と連携したG会社の初動・事後対策のレベルアップ ・危機発生時の情報共有の仕組みの整備(スピードアップ・全体網羅) ・新任の部門責任者に対するリスク管理研修の継続(㈱デンソー) ・グループの事業活動に影響を及ぼすリスクについての重要度と対策状況の 見える化、事前対策(予防・初動)のPDCA推進 ○ ・従来の社内ITの領域だけでなく、製品の製造工程や、動力・プラントなど の会社全体の情報セキュリティに関する統拢組織の体制整備 ○ 2015年度成果・残された課題 (●成果 ▲課題) ●「品質向上活動展示会」をグループ会社、仕入先様を含め開催 (品質向上活動/お客様満足向上展示会 約20,000名) ●QCサークル活動の活性化 (日科技連QCサークル 本部長賞金賞 1件受賞 ●製造品質向上を狙いとしたグローバルな「製造品質キャンペーン」を 延べ105拠点で展開 評価 ◎ グローバル ■人権尊重の徹底 •アフターサービス拠点数拡大 (ダイアグステーション:90拠点、「ピット&ゴー」:アジア地域で約 25店舗) ・お客様の声の吸い上げ力強化 ・「遠赤外線ヒーター」の回収率向上のための継続的な活動 ▲アフターサービス拠点増設(ダイアグステーション;85拠点、「ピット&ゴー」 店:14店舗) ●相談窓口への入電対応のKPI設定 ●「遠赤外線ヒーター」回収にあたり、弱者救済および危険排除を目的 とした、特定施設への告知支援要請および公的機関での告知活動 ▲相談窓口への入電期待値の把握 ○ グローバル ・啓発活動の充実(主に社員教育) ●M3新任役職者研修への人権内容の織り込み。 (㈱デンソー) ○ ・アフターサービス拠点の質向上と継続拡大(ダイアグステーションおよび「ピット& ゴー」店他) ・お客様の声の層別、製品・サービス・販売への反映のしくみづくり(継 続) ・ホームページ掲載およびフリーダイヤルでの受付による「遠赤外線ヒー ター」回収活動(継続) ・啓発活動の充実 グローバル グローバル ・大切にしてきた価値観の再徹底・実践 • デンソースピリット共有・再確認 ・地域・拠点の運営/オペレーションを安定的 に支え • マネジメント力の強化、役割意識の徹底・向上 る人材の育成 ■多様な人材の活躍推進 ・TQM活動のグローバル展開継続 ・品質向上活動の事例展開のため、グループ会社・仕入先様向けに展示会を 継続開催(㈱デンソー) グローバル ・グループ全体における「人権」啓発の充実 ■人材育成の推進 2016年度の活動項目 グローバル •アフターサービス拠点数拡大 (ダイアグステーション:100拠点、「ピット&ゴー」:新興 国を中心に順次展開) ・エンドユーザー向け相談窓口の充実(入電期待値の 把握100%) •製品丌具合発生時の迅速な対応 (ホームページ掲載およびフリーダイヤルでの受付に よる永続的な回収活動) 社員への責任 ○ △成果より課題が残る ㈱デンソー 主要なサスティナビリティテーマ: お客様への責任 評価 ○目標を概ね達成 ●グローバルイベントを活用したスピリット活動の進め方について目処 付け ▲デンソーグループ全体のマネジメント力向上に向けた標準プログラムの開 発 ○ ㈱デンソー ・デンソースピリット共有・再確認(継続) •マネジメント力強化、役割意識の徹底・向上(継続) ㈱デンソー 「女性」「高年者」「障がい者」の活躍推進 <女性> ・女性社員の継続的な採用強化とキャリア形成支援 に基づく管理職登用の促進 <高年者> ・65歳まで活躍できる体力維持意識、多様な働き 方・生き方検討の定着 <障がい者> ・多様な障がい者(知的・精神障がい者等)の雇用 と定着の促進 <女性> ・女性の活躍推進に向けた、さらなる採用強化とキャリア形成 支援策の展開 <女性> ▲女性総合職の採用強化(16年4月入社 事務21%、技術16%) ●一人ひとりの育成計画の作成およびキャリア研修の実施<総合職> ●働き方・能力伸展・昇格のキャップをはずす人事制度改定<実務職> <高年者> <高年者> ・65歳まで活躍できる体力維持施策、技能系職場における活躍 ●技術系係長を対象に役職定年後の活躍先を検討するための研修・職場 先・働き方の検討 話し合いを試行導入 <障がい者> ・多様な障がい者の活躍に向けた採用・定着支援施策の検討 <女 性> ・女性社員のさらなる採用強化と継続的なキャリア形成支援 <高年者> ・65歳まで活躍できる体力維持施策、技能系職場における活躍先・働き方の 検討 ○ <障がい者> ●事務部門を中心とした精神・知的障がい者の雇用の場として、新会社 デンソーブラッサムの設立を決定 <障がい者> ・多様な障がい者の活躍に向けた採用・定着支援施策の実現 ≪新規≫ ・介護と仕事の両立を支える介護支援施策の充実 グローバル ≪新規≫ ・ダイバーシティの意識浸透に向けたグローバル活動の立ち上げ ■職場安全 グローバル グローバル ・重大災害・爆発火災を絶対に出させない体制の実現 ・専門家による重大災害防止診断、国内外G会社で重大災害リ ・機械作動部・重量物等の“1種災害抑止”のレベル スクの改善展開、中国・アジアで高所工事の管理強化、トップ アップ・浸透 による安全点検 ・“薬液・高低温物取扱い”の洗い出し・改善、重量物取り扱 い訓練展開 ■社員の健康づくりの推進 ●大型設備を対象に重大災害防止診断を実施、トップによる安全点検と 災害現認、国内外グループ会社の重大災害リスク対策を現地点検(30 社) ▲高所工事の監視・業者指導強化と孫会社の管理強化 ●“薬液・高低温物及びか類重量物”取扱いの教育・訓練を実施 ▲機械作動部・重量物等の1種災害の持続的な低減、“3S及びファース トタッチはデレッキ使用”の浸透 ○ ㈱デンソー ㈱デンソー 「メンタルヘルス」「健康づくり」「喫煙対策」活動 <メンタルヘルス> の継続強化。 ・メンタルヘルス施策の強化・充実 ・「こころの健康チェック」の推進、拡充(完了) ・高年齢化対策(高年齢者への健康支援)の導入展開 <健康づくり> ・喫煙チャレンジ目標:男性24%以下(2018年) ・健康づくり活動の充実(高年齢化に向けた活動検討) ・建屋内完全禁煙(本社16年度末、その他18年度末) <喫煙対策> ・喫煙対策の強化 <メンタルヘルス> ●ストレスチェック義務化に伴う対応完了 ▲面談体制の強化(面談スタッフの拡大など) <健康づくり> ●体力測定の対象者・項目追加・指導内容の変更案検討完了 ▲「新体力測定」運用案の策定 <メンタルヘルス施策> ・ラインケア教育の充実 対象者:管理職全員(課長以上) <健康づくり> ・高リスク者面談機会の拡大 『新体力測定』として17/1導入に向けた準備 ○ <喫煙対策> ・喫煙所の屋外化推進/屋内喫煙所の段階的閉鎖/禁煙タイムの導入 <喫煙対策> ●屋外喫煙所設置完了(15年計画:40ヵ所) ▲喫煙率チャレンジ目標未達(目標:男30%↓⇒32.6%) ▲屋内喫煙所の順次閉鎖・禁煙タイムの周知活動 株主・投資家族への責任 ■企業価値の向上と情報開示の充実 ■サプライチェーンでのCSR活 動の実践 活動の推進 ●投資家の皆様との対話を取締役会へフィードバック ●統合報告書発行に向けた準備完了(2016年度に発行予定) ◎ グローバル ・CSR仕入先様自主点検の国内外グループ会社への拡大 グローバル デンソーが所在する国・地域のコミュニティにおける ・日本・タイ・中国を先行取り組み地域として、コミュニティ 「交通安全活動」および「グリーン&クリーン活動 への交通安全活動の活動計画を立案し、トライアル開始 (環境活動)」の展開 ・グループをあげた「グリーン&クリーン活動」の展開 ●CSR仕入先自主点検の実施 (DNJPおよび一部地域を除く国内外グループ会社) ▲サプライチェーンへの、より一層の浸透を目的としたCSR点検方法 の見直し(欧米) <交通安全活動> ●出前交通安全教育のグローバル展開に向け、タイ・中国・日本(DNJP) で具体施策に着手 ▲国内外のグループ会社への早期展開 ○ <交通安全活動> ・出前交通安全教育のグローバル展開着手 ○ <グリーン&クリーン活動(環境活動)> ・グループをあげた「グリーン&クリーン活動」の継続実施 グローバル 主要なサスティナビリティテーマ ■ステークホルダーへの情報開 示と双方向コミュニケーション の充実 CSRコミュニケーション ・CSR仕入先自主点検の国内外グループ会社への更なる拡大。 ・欧米自動車業界での標準的なCSR点検方法の導入検討 グローバル <グリーン&クリーン活動(環境活動)> ●世界環境デー(6月5日)にあわせグループ各社が環境保護活動。 CSRコミュニケーション グローバル ・積極的なIR活動の継続 統合報告書の内容充実化 個人投資家向けIR活動の強化 グローバル サプライチェーンマネジメントの強化・拡大 自主点検結果に基づく仕入先様とのダイア ログ実施、 国内外グループ会社へのCSR 仕入先様自主点検実施拡大 など 地域・国際社会への責任 ■デンソーらしい独自性のある ≪新規≫ ・「健康経営」に向けたさらなる健康増進活動の推進 グローバル •IR活動の質向上 ・積極的なIR活動の継続 • ステークホルダーのニーズに合わせた情報開 モーターショー併催カンファレンスへの参加 示の充実化 財務情報と非財務情報の統合的な情報開示 中長期的経営戦略の積極的な情報開示 取引先様への責任 ・重大災害防止診断、国内外グループ会社の重大災害リスクの改善・横展 開、外来工事の重大災害防止強化 ・“3S及びファーストタッチはデレッキ使用”の指導・確認、特定会社の実 態に応じた災害抑止 2015年度成果・残された課題 (●成果 ▲課題) ・ステークホルダーからの理解/共感を促進する情報 •統合報告の開始(報告書の発行は2016年度版から) ●有識者との対話実施。 開示と対話の推進 •既存のレポートなどを有効活用した有識者/社員との対話の推 ●統合報告の製作開始(報告書の発行は2016年度) •実績報告から中長期視点の情報拡大 進 ▲CSRレポートダイジェスト版を活用した社員への浸透活動。 •アニュアル(財務)とCSR(非財務)レポート ▲グループにおけるCSR情報開示(スタンスの明確化) を統合、全体像・関連性を明確化 •レポート/CSRニュースなどを通じ社員に対し 社会への意識・関心喚起 2018年中期計画 >>活動詳細データ(社会性報告) http://www.globaldenso.com/ja/csr/sociality-report/data/ 2015年度の重点活動項目 評価 2016年度の活動項目 ・統合レポートの発行と活用およびCSRwebサイトの拡充。 ・有識者との対話の継続実施、社員との対話の検討・企画 ・グループにおけるCSRサイトの再構築 △
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