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平成29 年度固定資産税(償却資産)の賦課に伴う
データ入力業務委託仕様書
熊本市
1
業務名
平成29 年度固定資産税(償却資産)の賦課に伴うデータ入力業務委託
2
業務の目的
平成29 年度固定資産税(償却資産)の賦課業務の実施にあたり、償却資産申告書の記
載事項を電子データ化し、本市電算システムへ電子データを取り込むことで賦課業務の効
率化を図り、正確性及び迅速性を向上させることを目的とし本業務を委託するものである。
3
履行場所
熊本市中央区手取本町1番1号
4
外
履行期間
契約締結日から平成29 年3月31日まで
ただし、成果物である電子データについては、5(6)で別に定めるデータ受渡スケジ
ュールにより納品すること。
5
業務の内容及び方法
データ入力業務について別添のパンチマニュアルに基づき次のとおり実施すること。な
お、本業務遂行にあたり一切の作業場所、機器及び消耗品等の提供は行わない。
(1)業務内容
ア
償却資産企業電算入力票の電子データ化業務
イ
償却資産種類別明細書の電子データ化業務
ウ
電子データ取込エラーに係る再入力業務
※本市電算システムへのデータ取り込みエラー分の再作業
(例)入力項目が、帳票未記入等によりデータ未入力となっていた場合等のデータ
取り込みエラー など
(2)電子データ化する帳票
ア
償却資産企業電算入力票
イ
償却資産種類別明細書
※ア及びイの帳票の様式は、本市作成の市製様式及び申告者作成の私製様式が混在してい
る。なお、データ化する項目はいずれも同様である。
(3)業務体制及び業務計画書
ア 業務体制
-1-
受託者は、本業務の円滑な遂行のため、本業務に従事する従事者を定め、指揮系統
や担当業務を明確にした業務体制を構築すること。また、本契約期間中に、従事者の
配置転換等によって業務の質が低下しないよう研修による教育や十分な引継ぎ等によ
り業務体制を維持すること。
イ 業務計画書
本業務遂行にあたって業務計画書を作成し、本市の承認を得ること。主な記載項目は
次のとおりとする。
(ア)業務目的及び概要(業務内容、業務範囲、作業場所等)
(イ)業務スケジュール
(ウ)業務体制(体制図、従事者一覧、連絡先等)
(エ)業務管理(進捗管理、課題・質疑応答管理、リスク管理、セキュリティ管理)
(ォ)その他(業務マニュアル等本業務で使用するもの全て)
(4)電子データの納品
ア
成果物の納品については次のとおりとする。
(ア)5(6)のデータ受渡スケジュールによる各回(全15回を想定)のデータ納品は
MOにて行うこと。なお、本業務で使用する MO は受託者が準備することとし、本業
務以外の他業務との兼用は禁止する。
(イ)本業務完了の際は、各回全てのデータを DVD-R 等に格納し成果物として納品する
こと。また、本市の納品検査に合格した場合は、速やかに5(1)及び(2)で作成
した電子データを保存した記録メディア等の廃棄又は端末やサーバ等のコンピュータ
に保存されている場合は保存されたデータの消去を実施し、廃棄又は消去証明書を提
出すること。
イ ファイルは、次の種類ごとにIDを名称に使用したテキストファイル(固定長)とする
こと。
(ア)償却資産企業電算入力票
⇒ ZKS.C.S01.txt
(イ)償却資産種類別明細書
⇒ ZKS.C.S02.txt
ウ
テキストファイルの種類ごとに、MO1枚を使用すること。
エ
原則として、データ受渡は5(6)のデータ受渡スケジュールのとおり行うこと。
(5)電子データ作成条件
電子データ作成条件については、別添のパンチマニュアル及び次のとおりとする。
ア
償却資産企業電算入力票
(ア)コード体系
・JISコード (日本語項目なし)
(イ)項目の設定
-2-
・記入の無い項目については、数字項目であっても空白
・数字項目で桁数の不足分については前ゼロにて設定
※数字8桁の項目で、記入が”109”の場合は”00000109”と設定する。
(ウ)レコード長
レコード長は、300バイトとしレコード区切り文字 X"ODOA"を付加する。
(1レ
コード長の合計は302バイトとなる。
)
イ
償却資産種類別明細書
(ア)コード体系
・英数字項目 EBCDICコード
・日本語項目 JEFコード
(イ)項目の設定
・記入の無い項目については、数字項目であっても空白
・数字項目で桁数が不足分については前ゼロにて設定
※数字8桁の項目で、記入が”109”の場合は”00000109”と設定する。
・日本語項目の外字については、類似文字に置き換えるものとし、置き換えられない
場合は”■”とする。
(ウ)レコード長
レコード長は128バイトとし、レコード区切り文字 X"ODOA"は付加しない。
-3-
(6)データ受渡スケジュール
データ受渡スケジュールは、次のとおり想定している。スケジュールの決定については、
契約締結後に委託者と受託者とで打ち合わせの後決定する。なお、業務量の目安として巻
末資料を参考とすること。
平成29年1月
日
曜
1
平成29年2月
内 容
日
曜
日
1
水
2
月
2
木
3
火
3
金
4
水
4
5
木
6
金
7
平成29年3月
日
曜
1
水
2
木
3
金
土
4
土
5
日
5
日
6
月
6
月
土
7
火
7
火
8
日
8
水
8
水
9
月
9
木
9
木
10
火
10
金
10
金
11
水
11
土
11
土
12
木
12
日
12
日
13
金
13
月
13
月
14
土
14
火
14
火
15
日
15
水
15
水
16
月
16
木
16
木
17
火
17
金
17
金
18
水
18
土
18
土
19
木
19
日
19
日
20
金
20
月
20
月
21
土
21
火
21
火
22
日
22
水
22
水
23
月
23
木
23
木
24
火
24
金
24
金
25
水
25
土
25
土
26
木
26
日
26
日
27
金
27
月
27
月
28
土
28
火
28
火
29
日
29
水
30
月
30
木
31
火
31
金
送付①
成人の日
送付②
送付③
送付④
納品①
納品②
納品③
内 容
納品④
送付⑥
納品⑤
送付⑦
納品⑥
送付⑧
納品⑦
建国記念の日
送付⑨
納品⑧
送付⑩
納品⑨
送付⑪
納品⑩
送付⑫
送付⑬
送付⑤
-4-
納品⑪
内 容
納品⑫
送付⑭
納品⑬
送付⑮
納品⑭
納品⑮
DB創成 (予定)
春分の日
6
データ受渡フロー基本イメージ
データ受渡フローは、次のとおり想定している。フローの決定については、契約締結後
に委託者と受託者で打ち合わせの後決定する。
なお、本イメージは、データ受渡フロー基本イメージであり、受託者の作業内容を提示す
るものではないため、受託者で示す5(3)イの業務計画書により計画を策定すること。
(データ受渡フロー例)
1 回の受渡サイクルイメージを次に示す。次回以降は同様のサイクルとすること。
受託者
委託者
送付
帳票受取
帳票
データ入力
チェック等
MO へデータ出力
帳票
報告書
帳票
報告書
納品
成果物(MO)
MO
受渡は、全て熊本市役所本庁舎(課税管理課執務室又は別途指定する場所)で本市の担当職
員と直接行うこと。
帳票等の運搬については、セキュリティ対策を実施し受託者が行うこと。
-5-
【巻末資料】
平成 28 年度固定資産税(償却資産)の賦課に伴うデータ入力業務委託実績件数
本資料は、前年度実績を示すものであるため、本委託業務の業務量を示すものではない
ので注意すること。
なお、種類別明細書は帳票数ではなく、償却資産件数である。また、5(1)ウの電子デ
ータ取込エラーに係る再入力業務は修正対象帳票の件数に含まれている。
(件)
償却資産
償却資産
企業電算入力票
種類別明細書
対象:帳票数
対象:資産件数
1回目
1
392
2回目
17
719
3回目
67
1,285
4回目
170
2,885
5回目
152
1,066
6回目
179
5,209
7回目
143
1,948
8回目
261
8,443
9回目
273
8,234
10回目
258
5,919
11回目
187
2,810
12回目
79
4,350
13回目
79
1,764
14回目
22
890
15回目
合計
-
1,888
45,887
※平成 28 年度は、本市電算システムへのデータ取り込み締め処理スケジュールの都
合上 15 回目データ入力業務は実施していない。
-6-