白 神 体 験 塾 2016( 冬 期 プ ロ グ ラ ム ) 企 画 運 営 業 務 委 託 企 画 提 案 競 技 1 業務概要書 事業の目的 次代を担う子どもたちに対して、世界遺産である白神山地の自然体験を通じて環境 教育を行うことで自然保護に対する意識を高め、白神山地をはじめとした秋田県の自 然環境を保全して将来に受け継ぐ活動へと繋げるきっかけとすることを目的として、 特に白神山地の自然に接する機会の少ない県央・県南地区の小学生を対象とした自然 体 験 ツ ア ー「 白 神 体 験 塾 2016( 冬 期 プ ロ グ ラ ム )( 以 下「 白 神 体 験 塾( 冬 )」と い う 。」 を開催する。 2 主催者 秋田県 3 委託期間 平成28年11月下旬~平成29年2月28日 4 白神体験塾(冬)委託事項 (1) 自然体験プログラム作成 白神体験塾(冬)のプログラムと開催計画を作成して提案してください。プログ ラム作成に当たっては、次の事項を考慮してください。 ① 対象者と定員 ・県央、県南地区の小学生(4~6年生) ・ 定 員 は 約 20 名 ② 内容、出発地及び開催回数 ・秋田市から白神山地の体験フィールドまで送迎するバスツアーとして計画し てください。 ・積雪期(1 月初旬、冬休み期間)に開催してください。 ・開催回数は 1 回とします。 ・プログラム日程は 2 泊 3 日とします。 ③ 開催場所 ・白神山地周辺の自然体験に適したフィールドを選定してください。 ④ 自然体験プログラム ・白神山地の世界遺産としての価値を理解するため、地域の自然、文化、歴史 等に触れることができる体験プログラムを提案してください。 ⑤ 参加費 ・参加者の宿泊費と食費に該当する実費分のみ参加費として徴収できます。バ ス等の借上料、保険料、スタッフの人件費及び交通費等の経費は参加費には 含めません。 -1- (2)開催準備等 ① バスの手配等 ・ 地 域 の バ ス 会 社 等 に 依 頼 し 、 送 迎 用 の 観 光 バ ス ( 小 型 : 約 25 人 乗 り ) を 手 配 してください。 ・バス会社に対してバスの使用料を支払ってください。 ② 宿泊施設の予約等 ・ 県 が 既 に 、 「 あ き た 白 神 体 験 セ ン タ ー 」 を 平 成 29年 1月 7日 ~ 9日 の 期 間 で 仮 予 約しています。受託者は、参加者人数及びスタッフ人数等を確定して、正式 予約してください。 ・ 食 事 は 1日 目 の 昼 食 と 夕 食 、 2日 目 の 朝 食 、 昼 食 、 夕 食 、 3日 目 の 朝 食 と 昼 食 を 手配してください。 ・宿泊施設に対して宿泊料一式(食費等含む)を支払ってください。 ③ 参加者募集チラシの作成と配布 ・参加者募集用の告知チラシを作成して、県央・県南地区の小学生(4~6年 生)全員に配布してください。 ・配布回数は 1 回とします。 ・配布方法は、市町村教育委員会事務局を通じて各小学校に送付することがで きます。詳細については県の指示を受けてください。 ・作成部数等は次のとおりとします。 仕様:A4サイズ、カラー、両面 部 数 : 25,000 部 ④ 参加者の募集受付と連絡調整 ・参加希望者の申し込みを受け付け、名簿を適切に管理してください。 ・参加希望者が定員を超過した場合には、抽選等の公平な方法で参加者を決定 してください。 ・参加者への事前資料の配付等、必要な連絡調整を行ってください。 ⑤ その他準備 ・事業実施計画書を作成して県に提出してください。 ・緊急時の連絡体制等を整備し、事業実施計画書に記載してください。 ・体験フィールドの選定にあたっては、必ず下見を行い現地の状況確認と安全 面の確保を徹底してください。 ・必要に応じて資料等を作成し、必要部数準備してください。 ・適宜、県との打合せ協議を実施してください。 (3)運営・管理 ① 参加者の送迎等 ・集合場所にて参加者の当日受付を行ってください。 ・送迎バスに同乗し、移動中の行程管理を行ってください。 -2- ・バス車内ではオリエンテーションを実施し、アイスブレイクや白神山地の解 説等を行ってください。 ② 自然体験 ・自然体験の実施に当たっては、参加者を適当な人数のグループに分け、必要 な人数のスタッフを配置してください。 ・現地ではスタッフによる自然解説等を行ってください。 ・必要に応じて白神ガイド等の外部スタッフを依頼しても構いません。その際 には適宜謝金やガイド料等を支払ってください。 ③ 安全管理等 ・参加者の安全確保と事故防止に配慮してください。また、傷害保険へ必ず加 入してください。 ・万が一、事故等が発生した場合には負傷者の救助や救命救急処置等の適切な 対応をとり、必要に応じて医療機関への搬送等を行ってください。また、緊 急連絡体制に基づき県や関係機関への連絡を行ってください。 ・参加者同士のトラブルが発生した場合には、必要に応じて保護者の迎えを要 請するなど、適切に対応してください。 ④ 記録、写真撮影 ・白神体験塾(冬)の開催状況について、写真撮影等を行い記録してください。 (4)事業の広報 事業の実施状況を広く県民に周知するため、白神体験塾(冬)の開催についてマ スコミ等に情報提供し、当日の取材を依頼するなどの広報活動を行ってください。 (5)実績報告書 全てのプログラム終了後、実施状況等をとりまとめた実績報告書を作成し、速や かに県に提出してください。 5 見積書作成上の留意点 ① ス タ ッ フ の 人 件 費 、バ ス の 借 上 料 、そ の 他 必 要 な 事 務 経 費 等 、全 て の 費 用 を も れ なく計上してください。 ② 諸 経 費 ( 15% 程 度 ) を 計 上 す る こ と が 可 能 で す 。 ③ 消費税額を明記してください。 6 その他 ① 上記内容については、県と受託者の協議に基づき変更することがあります。 ② 業 務 概 要 書 に 記 載 さ れ て い な い 内 容 に つ い て 、県 か ら 提 案 が あ っ た 場 合 、受 託 者 は相談に応じ、必要に応じて契約変更を行うなどの対応をとるものとします。 ③ 本業務の再委託は原則として認めません。 -3-
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