第4号 今回、最優秀賞に選ばれた 北村陸君にインタビュー をしました。 2016年 読書感想文特別号 Q.最優秀賞に選ばれた感想は? A.まさか選ばれるとは思っていなかったので、とにかくびっくりしました。親には、「たまに奇跡をおこすね。」 読 書 感 想 文 コ ン ク ー ル 結 果 と言われました。 Q.「海と毒薬」の本を選んだ理由を教えて下さい。 最優秀 2年6組 北村 陸 くん 「海と毒薬」 優秀 2年3組 中谷 章人 くん 「お米の話」 佳作 2年1組 古海 知瑚 さん 「学年ビリのギャルが1年で偏差値 40 上げて慶応大学に現役合格した話」 2年5組 三浦 健太郎 くん 「土壇場力」 A.書店で裏表紙のあらすじを見て、感想文を書けそうだなと思い、購入しました。 コミックが好きなので書店には、多いときだと一ヶ月に 10 回くらい行きます。コミックと本の割合は9:1 ですが、本の裏表紙のあらすじを見て、面白そうだなと思ったら中身をパラパラと見て、読む本を決めます。 Q.読書感想文の書き方のコツはありますか? A.自分が感じたことや伝えたいことを、誰が読んでも納得できるようにわかりやすい表現を使って書いています。 小中学校のときの感想文は、親に添削してもらっていたので、そこから書き方を学んだように思います。 Q.おすすめの本を教えて下さい。 A.「珈琲店タレーランの事件簿」著:岡崎琢磨(宝島社文庫)です。珈琲店で起きそうな日常の謎に巻き込まれ ていく推理小説です。読んでみたい本は、「火花」著:又吉直樹(文藝春秋)です。芸人さんが書いた本なの で、どんな内容なのか興味があります。 9月後半に図書館に新着図書が入りました。図書研修部の先生方に新着本について伺いました。 「家族幻想」・・・ 日本の親子関係、イエ制度、家族から受ける影響について考えさせられる本です。話題の本です。(渋谷先生) 各クラスの代表作品の中から、優秀作品を選びました。 「塩~地球からの贈り物~」・・・オールページオールカラーの写真集です。見応えがあります。(榊原周先生) ・最優秀の北村君は、自分の意見・考えがしっかりと書かれていて、いい内容でした。 「ダニのはなし」・・・ダニの被害に遭うことが多く、ダニの生態を知りたいと思っています。(近藤先生) ・優秀の中谷君は、内容にインパクトがあり、考察が良かったです。 「世界一清潔な空港の清掃人」・・・ ・佳作の古海さんは、主人公と自分を照らし合わせ、自分の思いを素直に表現していました。 著者が出演した『金スマ』を見て、とても興味が沸きました。読んでみたい1冊です。 (竹内貴先生) ・三浦君は、感想文から野球への情熱が強く伝わってきました。 最優秀作品を第62回青少年読書感想文愛知県コンクールに応募しました。 感想を上手くまとめている作品もありましたが、突出していい作品は少なかったです。毎年のこ とですが、漢字の使い方が間違っていたり、表現の仕方や表記がよくない作品もありました。 感想文の読み手の常識を覆すような発見がある作品になるといいです。わかりやすく書いてある か、自分の言葉で書いてあるか等を、採点の際には基準にしました。これらのことに気をつけて書 いてほしいです。 若者が本を読む機会は年々減少し、読書離れや読書量の低下が話題にもなっています。読書感想 文のときにこそ、課題図書や図書館おすすめの本、名作と言われている本を是非読んでほしいです。 みなさんご存じの通り 10 月 31 日は、ハロウィンの日です。ハロウィンと言えば、仮装した子どもが「トッリ ク オア トリート」と言いながら家々を回って、お菓子をもらうというイメージですが・・・。実は、10 月 31 日は、古代ケルト民族が秋の収穫を祝う 11 月 1 日の前夜祭でした。祭り用の食料をもらって歩いた農民の様子を 真似て、現在のように子どもがお菓子をもらうようになりました。また、ケルト歴では、年 末にあたり、先祖の魂が家を訪ねる日(日本のお盆)であり、先祖と一緒に悪霊が来るため、 その悪霊を追い払うためにカブをくりぬいた仮面をかぶり魔除けをしたそうです。そこから カボチャのお化けの仮面や仮装がうまれたようです。
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